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【ワーホリ🇨🇦】31歳ギリホリが現地企業に就職できた話 (レジュメの書き方&注意点)
第2回目は、カナダでのレジュメの書き方をお伝えします。
ーこれを読んでわかることー
・面接前の準備物
・レジュメの書き方や注意点
このNoteでは、6回に分けてカナダ バンクーバーで現地企業のオフィスワークをゲットできた私の就活話をしていきます。
(進捗は遅くなると思いますので、気長にお待ちいただければと思います)
#00 : はじめに
#01 : 就活で使ったプラットフォームや私の就活結果
#02:レジュメの書き方や注意点(今はここ💡)
#03:カナダでの面接について
#04:就活する際のマインドセット
#05:実際働いてみて…
これはあくまでも1人のカナダ留学生のたった1つの事例でしかありません。私の経験が、これからカナダでワーホリを考えている方、今カナダで就活真っ最中の方に向けて、少しでもTipsになればと思っています。
↓↓↓1回目の就活の方法について↓↓↓
レジュメを書き始める前に…
カナダ就活で必要なもの
カナダでは、仕事に応募する際に2つの書類を用意しました。
Resume - レジュメ
言うまでもありませんが、レジュメは必須です。
レジュメは、日本語で言うところの履歴書です。応募時に就職サイトや企業サイトからアップロードして提出します。
レジュメは、仕事の種類に関わらずどの会社でも求められます。
Cover Letter - カバーレター
カバーレターは日本人にはあまり馴染みがありませんよね。
日本では履歴書以外に職務経歴書を求められることがありますが、カバーレターは職務経歴書とは異なるものです。
カバーレターは一言でいうと、志望動機や自己PR(強み等)を過去の経験に基づいて記載するものです。
業界や職種にもよりますが、応募時にレジュメと同時に提出を求められることが多く、後からメールで送るように言われるケースもあります。私の場合、オフィスワークの仕事では60%の確率でカバーレターを求められた印象です。
これって本当に使うの?
本当にそれですよね。。
私が以前カレッジのキャリアアドバイザーに聞いたところ、「数ある応募の中でレジュメにたった数秒目を通し、さらに気になると思った応募者のカバーレターを見て、面接をする」とのことでした。(個人的には本当に見ているのかな…と思っていましたが笑)
ただ、カバーレターを書くことで自分の強みや弱みがわかり、自己分析にもつながるので、振り返るにはとてもいい機会になりました。
書いて損ではないと思うので、万が一に備えて一度書いてみるといいと思います。
Let's write a Resume!
それでは、レジュメの書き方についてお話します!
レジュメはGoogleで調べるとテンプレートを見つけられるので、調べてみてください。
以下のサイトでResumeを作成、編集することができます。
選び方のポイント💡
・見やすい字体であること
・色が入りすぎていてごちゃごちゃしていない
・Simple is the best
まずは、テンプレートに沿って記載をしてみてください。
参考までに、私のレジュメを公開します。(めっちゃ恥ずかしいですね、これ)
![](https://assets.st-note.com/img/1722092882111-DiatwoGhtc.png?width=1200)
項目に分けて、それぞれ説明していきます。
Summary
ここは人事や面接者が最初に目を通すところになるので、しっかりと考えて記載しましょう。私は箇条書きにしましたが、センテンスでも問題ありません。自分が今まで何をしてどのようなスキルがあるかを記載します。この内容が募集要項と紐づいている必要があるので、書き方や強みは募集要項に合わせて記載すると良いでしょう。
レジュメに目を通してもらえる時間は、たったの六秒。
と言われています。
ここをきちんと記載することで、さらに読み進めてもらえます。
ここに全力を注ぎましょう!
Work Experiences
これまでの経歴を書くところです。ここでは所属した企業でどんな結果を残してきたのかを書きましょう。
数字で述べられるのであれば、具体的な数字を記載してください。具体的な数字を提示できない場合は、自分がどんな仕事を通じて会社に貢献したのかを書きましょう。
記載する結果はSummaryで記載した強みとの一貫性が求められますので、意識しながら記載してください。
Education
学歴を記載しましょう。先にお伝えしておきますが、カナダは非常に学歴社会です。。。
バンクーバーではUBCが目立ちますが、大学を出ている場合は、Bachelorがあると記載しましょう。カレッジに通っていたら必ず記載しましょう。私はカレッジに行き、Certificateだけを取得して3ヶ月で卒業しました。たった三ヶ月でしたが英語に問題ないことを伝えたかったので、何とか良い成績を残して卒業したいと思い、頑張りました…!
また、最終学歴のGPAが良い場合は、載せることでアピールにもなりますので、載せましょう!
Skills
私の場合は、ハードスキルとソフトスキルに分けて記載しました。ハードスキルとは、プログラミング言語やツールなど、技術や専門知識に関するスキルを指します。ソフトスキルとは、コミュニケーションスキルやタスクマネジメントなど、個人の特性に関するスキルのことです。
どちらも募集要項に記載されている内容を上部に持ってくると良いでしょう。仕事内容から見いだせる役に立つスキルがあれば、それもどんどん書いてください。
キーワードの大切さ
レジュメを書く際に、職種別に適切なワーディングがあります。
これは事前に抑え、ResumeのSummaryやWork Experienceに盛り込みましょう。
私の場合、ビジネスでよく使われる単語を取り入れるワードや募集要項に記載されているキーワードをSummaryに取り入れることで、書類通過率が向上したような気がします。
このサイトが役に立つかもしれません。他にもあるので、ぜひ調べてみてください。
パラフレーズの勉強にもなりますので、英語を学ぶ観点からも良いです。
以下は、私が就活で新たに目にし、職場でもよく使用されていたワードです。
・cross-functional - (部門など)横断型に
・Streamlining - 業務の簡素化
・Attention To Detail - 細心の注意(細かな作業ができるということ)
・Problem-Solving - 問題解決
・Multitasking - マルチタスク など
ここからは、その他私がレジュメを書いていて気付いた点や日本との違いをお伝えします。
レジュメの書き方が日本とは全然違う?!
実は、日本とカナダではレジュメの書き方が異なります。大きく異なる点をお伝えします。
顔写真や国籍の記載は不要です!
多くの移民を受け入れているカナダでは顔写真から人種を判断することができ、unfairな判断になることもあるため、載せる必要はありません。
生年月日も不要です!
年齢を理由に合否が決まることはunfairと見なされるので、記載しません。「Educationのところでわかってしまうのでは?」と思いがちですが、カナダの場合、カレッジや大学には年齢関係なく通う人がいるので、卒業年から年齢を判断されることはあまりないかなぁと思います。
手書きじゃなくて大丈夫!
日本と違って、手書きではありません!
今では、日本もデジタルでいいのかもしれませんが、、、笑
English Nameを使うべき?
これは賛否があるかもしれませんが、私はEnglish Nameを持っていたので、それを使いました。
それが有利に働いたかどうかはわかりませんが、English Nameを持っているのであれば、ぜひ使うことをおすすめします。就活以外の理由も多いのですが、私の職場での出来事を一つ共有します。
入社後、ベトナム人の上司が採用をしていて、レジュメを見ていた真っ最中に、「この名前はどこの国の人なの?」と職場にいた部下に聞いているのを耳にしました。国籍で合否を判断するわけではないかと思いますが、その上司は少なからず、出身を知りたい欲があったのかもしれません。
「この名前だと〇〇人かな?」と言っていました。それで何がわかるの?と思いましたが、私の部署はアジア系の人が多かったので、アジア人を選んでいたのかもしれません。
他にも、ニュースを見ていてアフリカ系の方が書類審査で落ちた企業に、白人系の名前で同じ企業に応募したら、書類通過できたということもあるようです。その後、その企業を訴えていました。
多民族国家だからこそ、名前から国籍を判断し、合否に影響するのは不公正だと思います。ただし、どんな人にもバイアスがあり、それは悪意はなく刷り込まれたものですし、本人としても意識的にされているようでもなく、なかなか気づきにくいと考えています。
私個人としては、English Nameを使いたい人は使えばいいし、本名を使いたい人は使えばいいと思います。多民族国家のカナダでそういった事実をどう受け止めるかが大事なように感じます。
レジュメは1ページにまとめないとだめ?
1ページに収めることですっきりしますが、結論から言うと、長くなってしまう場合は無理して1ページにまとめようとしなくても大丈夫です。
それよりも、余白を活用し、全体の見やすさを重視してください。私
も無理やり1ページにまとめようとしていましたが、先生に指摘をされ、それから2ページにしていました。
レジュメは1枚作ればそれでいい?
私の場合は、複数の職種に応募していたので、その職種分パターンを作成していました。
レジュメを記載することで一番大切なことは、一貫性だと思います。
Summaryで人事担当者の心を鷲掴みにするためには、「この人はうちの会社に必要な人かもしれない!会いたい!」と冒頭で思ってもらう必要があります。
募集要項=Summary=Work Experiencesの一貫性を意識しながら書きましょう!
例えば、以下のような仕事の場合、
募集職種:Eコマースのアシスタント
仕事内容:注文管理、梱包、Eコマースの管理
必要スキル:Microsoft、Fast pasedでもいける人等
Summaryでは、
Eコマースを使えることを過去の経験から全面にアピールし、受注管理から梱包、発注、在庫管理まで、Attention to detailで行ってたことを書くと言った具合です。
嘘は書かないで!でも表現はExaggeratingくらいが丁度いい!
やったことないことを記載するのは嘘になるのでおすすめしませんが、
日本人の控えめな国民性を考慮すると、少し大げさに書くことは許容範囲だと思っています。
例えば、セールスの仕事に応募予定で「プレゼンが苦手だけど…」と思う方であっても、傾聴力があればそれは一つのコミュニケーションスキルになると思うので、プレゼン力に自信がなくても、コミュニケーションスキルがあると自信を持って記載してほしいです。
要は伝え方ですね。。。!
カナダの就職活動で、謙虚さや謙遜は捨てる勇気を持って、ぜひ頑張ってほしいと思います!
(もちろん必要なんですけどね。。難しいですよね)
いかがでしたか?
実は、私はレジュメを3回書き直し、何パターンも作成しておりました。。
語学学校、カレッジの先生や就活を成功した人にも見せてフィードバックをたくさんしてもらっていました。。
周りの協力があってこそ、自分の納得の行く就職活動への近道ができるので、頼れる人にはたくさん頼ってくださいね!
この記事が少しでも、レジュメの書き方のヒントになってくれたら嬉しいです!皆さんのワーホリが少しでも良いものになることを願っております。
次回は、面接について説明できればと思います!
それでは、また!