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早発症@2021.10


お子の思春期早発症が疑われて1週間。
落ちこんだ。食欲なかった。
でも、本人じゃなく親が落ち込んでどーするのよ。

怖がる気持ちと不安でいっぱいだったけど、やることやってから落ち込むしかないと思い、この1ヶ月病院や市役所に行きまくった。

まずは保健の先生から勧められた内分泌科のある小児科を受診。
親子で半信ビビりながら行ったが、病院に入るとほかにも何組か待っていた。
その日はちょうどコロナワクチン接種の予約もあり病院がごった返していた。

『〇〇さーんお入りください。』
親子が1組入る。
診察室の奥で同じくらいの年の子が泣いている。その子はその後看護師に連れられ診察室を行ったり来たりしてそのたびにわんわん泣いていた。
泣いている声は高くて幼なそうだったけど、診察室から出てきた姿を見たら、からだがすらっと大人びていて、思ってたんと違う。と心のなかでつぶやいた。

『もう終わったよ。もう帰れるから。』
その子のお母さんが冷静に声をかけ会計後帰っていった。

あれ、もしかして今日検査やるの?
あらかじめちょっと予習しといたので、なんとなく診察の流れは分かっていた。

まず、医師が診察。
後日、検査入院して血液検査と手の骨のレントゲン、MRIを撮る。
検査結果がわかり、医師から再度診断を受け早発症が判明したら治療開始。

ー と思っていたんだけど。

『○さんお入りくださーい。』

悶々としてたら呼ばれた。
お子の手を握って診察室に入る。

診察室に入り、子が椅子に腰かけてすぐに問診。
いつから症状がわかりだしたか。
なんとなく気になり始めた時期を話す。
その後からだの問診。
胸もガバッと見せて
下半身もパンツを下におろしお毛毛具合をガバッと見せる。
これには普段クールなキャラのお子もビビったようで、ふふふっと苦笑いをしていた。
先生は手慣れた様子で淡々とからだの様子を見てカルテに書き込んでいる。

『はーいそしたらね。今から手のレントゲンと血液検査します。お母さん、受付で待っててください。』
あれま、今日全部やっちゃうのね。

『じゃ先生とレントゲン取りに診察室行こう。おもしろいことやるからこっちおいで。』
そういって先生は足早にお子を連れて診察室に行ってしまった。
ワクチン接種の患者もいてWで混み合っているのか院内がパタパタと靴の音でせわしない。

20分後、片腕を押さえながら帰ってきた。
子に聞くと検査はぜんぶ済ませてきたらしい。泣いてないよこの子‥

注射痛かった?と聞くと、
一瞬だけチクッとなるけど目つぶって気づいたら終わってた。このシールかわいい。
お子は、注射した腕に貼られたうさぎのお医者さんのシールをさすりながらケロッとしていた。

お会計をして1週間後結果を聞きに親だけ医院に行く。

ーー1週間後。

がっつり思春期早発症だった。
手のレントゲンとったら骨年齢10歳6ヶ月だって。
そりゃそうだ。手だけ異常に大人っぽくて、わたしの子供のような短い爪よりもぜんぜん色気があり、ネイルを塗るとOLみたいな手で何度ドキッとしたことか。

ということで、治療に向けての準備がはじまり必要書類をたっくさん用意することになった。
まずは
1.市役所のこども総務課に連絡して思春期早発症の書類を用意してもらう。


2.MRIを取りに別の脳神経外科に行く。

3.MRIの結果を小児科に聞きに行く。

簡単に書けばこんな感じだけど
1の書類がちょっと集めるのが大変だった。
これはまた次回にくわしく書こうと思います。

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