青春はね 心のあざ
事の発端は
一件のプッシュ通知だった
TVは観ないので
メディア出演情報のお知らせは
いつもスルーなのだが
同日に配信されたインスタグラムで
推しの店長が出演した事実を知る
放送終了後に氣づくもの
TVerにアップされていたので
早速視聴してみると・・・
何と
今から20年前に
33杯だけ提供された
幻のメニューが
2週にわたり
平日に限り､開店から20食のみ
再販されるというのだ
もうこの時点で
朝の行列に並ぶ
己の姿がイメージ出来たが
何とも
敷居(ハードル)が高いよね
う～ん、、、
先ずは
日程を決めよう
平日限定
とはいえ
月曜は店休日のため
火曜日～金曜日までの4日間×2
ということになる
ちょっと話が急なので
1週目は様子見だな
よし
2週目にしよう
火曜日と水曜日は
業務的に難しいから
木曜か金曜で
金曜を選べば
土日と合わせて3連休になる､が
最終日は
避けるのが無難か
ならば
21日の木曜日に決行だ
ただ
現地までは
自宅から電車で
1時間半ほど
休みの日にまで
満員電車には乗りたくないよね
ならば前ノリすべし
一休で検索だ
（・・・30分後）
お店とは反対方向だけれど
駅チカの宿は押さえた
あとは諸もろ
調整に入ろう
木曜の午前中が締切りの必須業務がある
水曜日は多少残業してでも
それを完遂する必要があるな
それに服装
もう11月も後半なので
外待ちが厳しくなる季節だ
あ、作冬に買った
ワークマンのアウターにしよう
パンツも
ワークマンのあったかいやつがあるけれど
前日の現地入りを考慮すると
会社へ着用して行くのは些か微妙
まぁいいや
ホテルには大浴場(温泉)があるし
朝風呂で身体を温めて赴けば
きっと問題なかろう
準備万端で迎えた前日
予想以上に仕事が捗り
はぼ定時刻で
「お疲れ様です！」
休暇申請時にマネージャーからの
「木曜は何処かに行くのですか？」
…その問いには
流石に答えられなかったよ 笑
よーし
今夜は前祝い！
渋谷店の
五目ヒヤミも捨て難いが
初志貫徹
池袋へ直行だ
御馳走様でした♪
池袋店では
珍しく
ほぼ待たずに食べられたので
ホテルに着いてからの
あの計画も実行に移せそうだ
次に目指すは今宵の宿
幻のように
海沿いにある
ホテルニュートリノ
じゃなくって
錦糸町にある
スパ&カプセルニューウイング
サウナがメインのこの施設
だけど私どうしても
水風呂が苦手なのよねー
暫し
脚の伸ばせるお風呂を堪能し
髪を乾かし終えた
21:30
じゅうぶん時間はあるぞ
ラストオーダーが22:30の
4階 食事処フロアへgoだ
1㍑入り950円の大ジョッキ
大変コスパのよい
男気ビールか
ほんの少し迷ったけれど
ここはやっぱり
黒ビールでしょ！
ということで
ハーフ&ハーフをオーダー
2杯目を飲み干したところで
まもなく閉店のお時間ですが
まだ何となく
物足りなさを感じたため
フロントにて缶ビールを購入（コスパよくない）
やっと眠くなってきたので
就寝ブースへ移動しますか
実はカプセルホテル初体験のこの私
やっぱり
耳栓は持って来るべきだったか
迎えた決戦当日
アラームの鳴る30分前に
目覚めを迎える
やっぱり
耳栓を持って来るべきだったな
予定より少し早く
大浴場に向かうと
朝6時台だというのに
夜9時台よりも大盛況
いつものことながら
男の薗って景観が・・・
仮に
美しい女の薗ということであれば
入浴どころじゃ
なくなってしまうでしょうが
そうこうするうち
8時前には全て準備が整った
開店時刻は11:00
徒歩で10数分だし
10時前後に現着すれば良いか
当初はそんな考えで居ったが
何となく
それでは間に合わないかも…
そんな予感が訪れる
そもそも
ここまでお膳立てしておいて
万が一にも
食べられなかったとしたら
本末転倒もいいところじゃないか
もう行こう
8時半にはチェックアウトを済ませ
小雨降りしきる中
JR錦糸町駅方面へと歩き出す
と､
お､
まいばすけっとが
あるではないか
尿意が懸念…だけれど
1本いっとく？
ビール片手に
駅前の雑踏をくぐり抜ける
8:43
蒙古タンメン中本錦糸町店に到着
駄菓子菓子
既に
角を曲がったところまで
列が伸びている！
《これ､ヤバいかも…》
そこは
驚愕を越えた
いわば
狂気の沙汰か
不肖ながら
この私めも
その世界に
常づね身を置く者でありますが故に
凡そ一時間が経過した頃
佐伯店長が登場
本日の限定
人数確認
カウントダウン
そして
結果が下される
切望だった
あのメニュー
この私…
食べられます♡
御馳走様でした♬
これは
蒙古タンメン中本に
その人生を捧げた男のお話
…ですけれども
ディズニーより
断固中本
なんていう
理解者という名の戀びと
いつの日にか
顕れるといいね
これからももっと
人生を樂しもうではないか。