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2人目計画和痛分娩で出産!

1人目の出産は安産でした。それでも痛かった…。出産を経験して、2度とやりたくない!と思ったのを覚えています笑

と言うことで2人目は無痛分娩にしてみたい!とずっと思っていました。

今回無事に無痛分娩で出産できたので、記録しておこうと思いました。無痛分娩ってどうなの?!って気になってる方の参考になればと思います☺️

私が出産したクリニックでは無痛分娩、和痛分娩、計画和痛分娩、がありました。

30週目辺りで里帰りをして、検診した時に無痛分娩したいです、と先生に伝えていました。そしたら37週に入ったぐらいに詳しく説明するねーと言われており、妊娠37週目で詳しい説明を受けました。

やり方は背中に管を通して、痛みがきたら麻酔を入れてもらい痛みを和らげ出産する方法です。

完全に無痛にも出来るそうですが、下半身の感覚を完全に無くしてしまうと、いきむ事がうまく出来ないので赤ちゃんを吸引する形になってしまう、とのことでした。

それよりかは少しは感覚を残して、いきんで出産するやり方を薦めます、と先生に説明されました。

吸引すると赤ちゃんの頭がとんがりコーンみたいになってしまうそうです笑 後から戻るらしいですが笑 でもそうなると赤ちゃんかわいそうだなーと思ったので、完全に無痛にする必要はないかな、と思いました。

和痛分娩もやり方は同じですが、麻酔の量を少なくして感覚が残るぐらいで出産します。

でも陣痛が休日や、平日の夜中に来ると他のお産で先生不在だったりした場合、背中に管を入れることは出来ないので普通分娩になります。
えー!それって出産までどうなるか分からないしめっちゃドキドキするやん😂って思いました。

しかし!計画和痛分娩もやってるとのこと!
いえーい!!やったー!!

計画和痛分娩は出産日を先生に決めてもらい、入院して子宮口を開いたり、陣痛促進剤を使い、処置してもらい出産すると言う方法です。

私は絶対に和痛分娩が良かったので、計画和痛分娩にしました。

37週の時点ではまだ子宮口は柔らかくなってないので、来週の診察で出産日を決めると言うことになりました。

38週目の診察でこの日にしようと言われた日があったのですが、祝日などがありだいぶ先の日付でした。

1人目の出産の週数を考えるとその日まで待ってたら陣痛が来てしまうんじゃないかと不安になり先生にもう少し早くは出来ないですか?と相談すると少しだけ日程を早めてくれました。良かった笑

2人目は1人目より早く産まれると聞くので1人目の週数よりも早めに出産したかったです。私のワガママです笑

この時子宮口には指1本入るぐらい開いており、子宮頸管の長さは1.5センチぐらいでした。先生にはいつ陣痛が来てもおかしくない状態と言われていました。

と言うことで計画和痛分娩出来ることに!やったー!🥹

では、ざっくりとした流れを先に説明します。

・点滴を打つ
・背中に麻酔を入れる管を通す
・子宮口を広げるバルーンを入れてもらう
・1時間ごとに子宮を収縮させる薬を飲んで陣痛が
 来るように促す【薬は1日6錠まで】
・薬を飲んでうまく陣痛が来たらそのまま出産へ
・陣痛がきて痛ければ麻酔を入れてもらう
・陣痛が来なければ次の日に持ち越して出産へ

こんな感じです。

ここからは入院日から出産まで詳しく書いていきます。


・入院日

10月6日お昼の1時から入院(38週4日目)
まず点滴を入れてもらう。

そのあと1時半に背中に麻酔の管を入れてもらい、子宮口を広げるためのバルーンを入れてもらう。このバルーンが開きると子宮口は3〜4センチぐらい開いてきていてお産がスムーズに進むらしい!

早ければ今日中なんですか?!と先生に聞くと、うまくいけばだけど、今日はないと思っといてねーといわれた。じゃぁ明日が勝負だな、と自分に気合いを入れていた笑

そしてベッドに戻りお昼の2時から1時間ごとに陣痛を起こす内服薬を飲んでいく。お腹にはずっとNSTをつけてお腹の張り具合をチェック。

薬を飲むとお腹も張り出してきた。少し子宮辺りがチクチクしだしてくる。でも麻酔打つほどの痛さでもないかーと思いながら過ごす。

途中で先生が来て、痛くない?遠慮なく言ってね。麻酔入れるからね〜と。

お腹の張りが痛かったけどこれは陣痛じゃなくて子宮口を広げている痛みなのかなぁと思って耐える。

でもせっかく麻酔があるので1回麻酔を打ってもらった。麻酔を少しずつ打っていって様子を見る感じ。

1回目は先生が打ってくれた。背中に管を通してしまえば夜中に陣痛が来た時は助産師さんが麻酔を入れてくれる。

背中に麻酔が入るとひんやり冷たいものが通る感じがした。初めに右足がしびれる感じがして感覚が少しなくなったけど左足は感覚があり麻酔の効きはまだゆるい感じがした。

内服薬は1日6錠までなので夜の8時に6錠目を飲み、そこからは薬なしで陣痛が来るのを待つ。

ここで陣痛が来なかったら明日はまた薬になるか、陣痛を起こす点滴をしてもらうことになる。

9時以降に薬が切れるのでとりあえずは一旦麻酔をして寝ることにした。NSTも一旦休憩。麻酔は3時間効くのでもし陣痛が起こっていれば3時間後には痛さで起きると思う笑

膣の中に入れてたバルーンは開いているのか分からない笑 助産師さんもやったことないからわからないわー!と言っていた笑 でもこのバルーン抜けないと内診出来ないしな〜、とりあえず様子見ようか!となった笑 え、そうなの笑 一気に不安になる笑

内服薬からの流れでうまく体が反応して、自分で陣痛がちゃんと起きればいいけど、そんな気配は全くなかった笑

本当に明日生まれるのか。
妊婦のまま一旦家に帰るとか嫌だなーと思っていた。

9時半ぐらいまで携帯を触っていた。昨日もあんまり寝れてなかったからここで寝ようと思った。

麻酔が効き始めてたけど左足のほうはまだ感覚が少し残っていたので痛みを少しだけ感じた。

あー、これ陣痛かな〜。でも本陣痛はもっと腰全体辺りが痛くなるはず、まだだろうね。と思っていた。

でも結構定期的に痛みが来るので測ってみると3分ぐらいになっていた。痛みも強くなってきたので麻酔を追加してもらおうと助産師さんを呼んだ。

助産師さんに内診をしてもらったそしたら子宮口を広げるためのバルーンが広がりきっていて、引っ張ったらポンっと簡単に出てきた。

計画和痛分娩をあんまりする人がいないみたいで助産師さんはバルーンをとっていいかわからないと言っていたけど勝手に取れていた笑

これで内診できるわーと、助産師さんに子宮口を見てもらったらなんと7センチ開いていたー!!

助産師さんはびっくりしてもう開いていたんやんー!!と言って動けなくなる前に分娩室に移動しましょうと言うことになった。

子宮口7センチも開いていたらかなりの痛みのはず笑 麻酔のおかげだ笑

そこから私はコンタクトをして、分娩室に行き、助産師さんと会話をしながら、動画を撮るため携帯をセット。こんなにも余裕があった笑

夜の10時。産まれるのは明日の朝かな〜と助産師さんが言っていた。

え!明日の朝方までかかるの?!と内心思っていた笑

痛みが増してきたので麻酔を追加してもらった。そしたら数分後に破水。

助産師さんが少し慌てて、破水したら早いからね〜。陣痛強くなると思うよーと。その通りで急激に陣痛が強くなり、痛くなった!!

この時点で、家族に電話を繋いだ。今回立ち会い出産出来ないので、リモート出産です笑

助産師さんが一旦水分補給に行ったけど、痛みに耐えきれずどうすればいいのか分からずナースコール笑

痛すぎてもう一回麻酔を追加してくださいー!!と言った笑

この時が多分ピークの痛さだったと思う。破水した時点ですぐに麻酔を追加しておけばよかった〜。

ピークの痛みが少しずつ引いていく。でもまだ少し痛い。

助産師さんがもう頭見えてるからね〜と言っていた。でもまだいきまないでね〜と言われ待っていた。麻酔がなければこの状況でいきまずに待つとか絶対無理だと思う。きっといきみたすぎて勝手にいきんでると思った笑

この時麻酔が効き始めていて冷静になることができていた。助産師さんにいきんでも大丈夫よ〜と言われゆっくり落ち着いて息を吐きながらいきむことができた。

股で赤ちゃんの頭が出てきている感じがした。何かが挟まってる感じ笑 赤ちゃんの頭だね。笑

落ち着いていたので、ゆっくりゆっくり進んでいくのを感じ取ることができた。

破水から一気に進み、お産の進み具合にびっくりしていた助産師が、先生を急いで呼んだ。

この時も痛みは結構感じていた。最後の麻酔が残っていたので、最後追加してくださいー!と言って追加してもらった。最後にいきむぐらいの感覚が残るぐらいで痛みはだいぶ引いていった。

終盤のいきみで酸素マスクをつけられた。酸素マスクをつけられるとすごく体が楽になっていきみやすくなった!これならいけるぞー!とヤル気が出る笑

赤ちゃんはゆっくりと出てきた。助産師さんににもういきまなくていいよと言われ力を抜いたらつるんと赤ちゃんが出てきた。

その瞬間おぎゃー!!と大きな声が聞こえた。

PM11:09赤ちゃん誕生!!

赤ちゃんが勝手にちゃんと出てきてくれたねー、と助産師さん。赤ちゃんが出てくる瞬間は麻酔がなければとても痛いけどその瞬間を落ち着いていきむことができた。

落ち着いていたのでゆっくりと赤ちゃんが出てきたおかげで、会陰切開もせずに済んで裂けることもなくかすり傷で終わった。

赤ちゃんが産まれた頃に先生が来た笑
早かったねーと言われた笑

先生がおまたを見てくれたんだけど、これぐらいなら縫う必要もないね。もしトイレ行った時にしみたりしたら縫うから言ってねーと言われた。

赤ちゃんは2550グラムで無事に産まれた。

と言うことで計画和痛分娩はこんな感じで終わり無事出産に至ることができました!

先生が今日は出産ないね〜と言ってからのまさかの入院当日出産するなんて!何人もの出産を見てきたお医者さんでさえお産はいつ起こるか分からないものなんだなーと思いました。

スムーズに産まれすぎて助産師さんはほんとに驚いてました笑

こんなスムーズなお産滅多にないよ、ほんとに何も問題なく、きれいなお産だったね、と褒められました。良かった。嬉しい笑

赤ちゃんが産まれた瞬間も冷静に対応できて、達成感で涙が出てきました。1人目の普通分娩の時は出産が終わった時、やっと終わったー!!!と脱力して全身の筋肉がプルプルして疲れ切っていたけど今回は赤ちゃんが産まれた喜びをちゃんと感じることができました。

自分の思い描いている出産ができて本当に良かったです。もう少しだけ早く麻酔を入れておけばピークの痛みも感じずに出産できたと思います。

でも少しは痛みを感じながらしっかりといきむ感覚を残し、いきむ事で赤ちゃんをゆっくり出してあげることができてほんとによかったです。

私が計画和痛分娩をやっての感想ですが、とても良かったです!

痛みがない分落ち着いていたので、出産のことを鮮明に覚えています。1人目の時は痛さでそれどころではありませんでした笑

そして今回コロナで立ち会いできずにとても不安でした。でも和痛にしてたからこそ分娩室で家族と電話を繋ぐこともできました。

リモート出産も良かったです。グループ電話にして、みんなに今の状況を把握してもらうことができました。みんなに赤ちゃんの産声を聞いてもらうことも出来ました!出産の時間帯が良かったこともあり、みんなと繋がれていてほんとに良かったです!

あの出産の痛みを経験してこそ母親だ、と言う人もいるかもしれませんが、妊娠してから出産まで十月十日、いろんな不安を抱えながら出産を迎えたのです。どんな出産方法でも赤ちゃんを愛おしいと思う気持ちは変わらないと思いました。

無痛分娩だろうと、出産まで大切にお腹で育ててきた命です。赤ちゃんに会えた喜びはみんな一緒です☺️

むしろ私は無痛分娩の方が出産の時感動しました笑
これならあともう1人…と言う思いもなくはありません笑 一回無痛分娩を経験したから次はあのタイミングで麻酔すれば…なんて考えていました笑 

どちらの出産も大切な思い出ですね。
この内容が誰かの参考になれば嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました!

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