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発展途上人学_第2回

伝えたいことが伝わらないと売れない。そんな話から本講義はスタート。今回は講義っぽくなったので早速主要な内容について書きたいと思う。

クリエイターの分類

クリエイターの4種類

プロデューサー:例えばTVスタッフ。
ディレクター:アーティストとほぼ同義。物作りが好きな人。
ベンチャー起業家:イノベーター事態が作りたい世界感を実現・仕組み化するのが得意な人。
イノベーター:新しい世界感を考えるのが好きな人。

大きくは、物作り自体(ディレクター)が得意かそれを作ったものを世に出すこと(プロデューサー)が得意か、仕組みを考えることが得意か(イノベーター)、仕組みを実現することが得意か(ベンチャー起業家)の区分である。

プロデューサーとディレクターのくだりでは鈴木敏夫さんと宮崎駿さんの話が聞けたり、ゆうこすさんの自分を冷静に判断できる頭脳の話が出て大変興味深かった。

自分はどこが得意か、どこに該当しそうか、またはどれをやりたいかというところを生徒同士で話して角田氏が質問・提案して内容を深掘り・改善していった。自分ではこれだと思っていたが、実は違かったということもあって面白い。自分としてはベンチャー起業家に該当しそう。ただ、自身で理解しているベンチャー起業家はイノベーターであるが、この表でのベンチャー起業家の考え方はイノベーターの考えを仕組みかする、ということでの名称である。日本のベンチャー起業家はイノベーター色も強い。これは4つのどれかに該当するわけでもなく、跨ぐこともあるということである。ではこれはどのように考えるべきか。一つの考え方としては自分が何が好きかどうかである。


企画のコツ

企画

A:なんでもいい
B:ぼく=自分自身

ヒットするもの・ことは、1%の天才は自分で見つけることができるが、残り99%の人にとっての一般的な見つけ方は組み合わせだと言える。基本的には自分が作ることを前提としている話なので、B=Boku(僕、つまり自分自身)と仮定することで無限の可能性を一定に制限して考え方を提示している。要は所詮は組み合わせ。

例えばブログの場合、Aだけを書いているとただの企画書であり、Bだけ書いていると日記であるが、それらを組み合わせることで人に興味を持たせる内容になる、というわけである。

角田氏はそれを自分(B)と世界史(A)を組み合わせた。以下はその本である。

なお、AとBの組み合わせのコツとして、ニッチな能力をもつ人ほどマスに向けた方法を選択した方が市場が拡がり、一方で自分に特異性がない人はニッチな内容を提供することで、というわけである。

私の場合、例えば自分の専門性の話をフルーツに例えて話すようなイメージでできるといい、とアドバイスを受けた。言いたいことは分かる。今はないが一つの大きなヒントを得た気がする。


点を増やして面積を広げることが価値になる

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企画のコツであった組み合わせを拡大することができる。それがこの図である。本図は価値の広がり方である。すなわちこの面積が広がるほど稼げる範囲が広がるという訳である。

①〜④点がポイントである。①から離れればそれだけ縦と横の長さが長くなるのだが、状況によってその距離は短くなる。例えば、芸能人のYoutuber参入もその一つだろう。以前Youtuberは素人の市場でプロと言える芸能人は少なかったが、今や普通に参入している。そのため、今参入しても点の距離はそこまで伸びないのだ。それだけ離れたことをやることで線が伸びるのだが、それがすぐに面積を形成するとは限らないのに注意が必要である。③の点を見つけることでそれで面積が形成されることになる。ただし、そこで安住するとその線が知らないうちに短くなり、面積が小さくなっていく。④の点を見つけ次の価値を提供することが重要である。


その他気になる内容

プロデューサーになりたいという人の話を聞いてみたらやりたいことはディレクターだった

4つのクリエイター分類、自分はどれだろうと話している時の話しで自分でそう思っていてもよく考えてみたら実はそれの方が得意とかやりたいって認識間違っているものもある。考え方の一つとして4分類使ってみてもいいんじゃないだろうか。

親父ギャクは”ギャク”が面白くないのではなく親父が面白くない。

親父ギャクはつまらないのではなくその親父がつまらないという話である。同じ読み方の漢字で目次を作るようなもの、本でもよく見ないか。そういう本がウケている。親父ギャクは要は言葉遊びである。結局頭に容易に飛び込みやすい。親父ギャクを軽視してはいけない。


まとめ

自分の得意・またはやりたいフィールドでその価値を形成するために自分との組み合わせを見出し、その点を増やし面積を広げることで自分の価値を上げていくことができることを学んだ。次回は”伝える”。伝わらないと伝えたことにならない。その伝え方を学ぶ。


おまけ

余談だがこのnoteもA×Bの組み合わせもその一つだったのかもしれない。

会計士である自分が会計を語るのは通常であるが、法務について言及することが珍しかったのかもしれない。自分自身では今までにない閲覧数を記録した。(ただ、これは友人が思いっきり宣伝してくれたから伸びたのが正直なところだが。。)



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