会いに行けるセンセイを振り返る
半年ぐらいゆるゆるとやっております『会いに行けるセンセイ』の活動ですが、ちょっと振り返りながら、感じ取れたことを書いておきます。
『会いに行けるセンセイ』活動とは
きっかけは「そもそも、教員という職業の人と話す機会が少ない」と言われたことです。学校でしか話すことができないし、話すとしても数分ぐらいだし、だいたい一方通行だし、対話にならない。本当はもっと話したいことがあるのにと。そんなことを言われたものだから、教員という職業の人と触れることのできるイベントを数回行ってきました。
やってみて、イベントでだけではなく週1日の半分ぐらいは、できるんじゃないだろうかと考えて夏ごろから実践しはじめました。
やってみたところ
これまでに20回程やってみて、
保護者層の方からの相談を受ける
児童生徒層との対話の相手となる
大学生からの相談の応答
他校の教員や教育関係の方とのミーティング
興味を持ってくれたかたからのインタビュー
コワーキングスペースでのイベントの打合せ
など、多様な機会を頂いています。
毎回行うたびに、複数の方が会いに来てくださっていて、需要があるものなんだなと実感しているところです。このほか、FBページの方へ問い合わせをいただいて、個別にオンラインでも対話の機会を設けさせてもらったりもしていますし、ICT教育についてのお困りごとも相談を受けるようになってきました。
特に、何かを提供するわけではないのですが、ボクという空気感を楽しみに来ていただいたり、壁打ち相手になったりと、話題をもってきていただいて楽しい時間を提供させてもらっているのかなと感じています。
これからどうしようか
アンバサダーをしているこうち起業部"switch"の活動も活動場所にしているKochi Startup Base で始まっています。そのワークショップのファシリテーターをしたりするので、時間のやりくりをしながら、活動の拡張をと考えてはいます。
また、『LEGO®SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ』の件で、LSPの体験ワークショップの依頼を個人的にもいただいており、形にしていこうと考えています。
ありがたいことに、ICTの教育への活用についても、ご相談いただいており、授業に対してどう活用していくのかのデザインのサポートだったり、保護者の方向けにオンラインでのワークショップのご提供もさせてもらっております。
なぜしているのか
『目の前に現れる困っている人を助ける』ことなんだと感じています。教員という立場だからこそ、社会に貢献できることはなんだろうか。社会に対しての価値提供として何ができるのか。で、それは自分にとって楽しいのか。ある程度のことができちゃうのですが、器用貧乏なもんで、自分の強みを表現するの窮しています。
ただ、1ついえるのは、教育に関わる何かに困っている方に対して、気持ちよく話していただき、そこでボクが提供できることを提案することができます。これだけは自信があります。いろんなところでお話をさせてもらった際に、フィードバックとしていただいていることですね。「のざたんと話すのはメディテーション」的な。ヨガの瞑想っぽいらしい。
身体のマネジメントもそうなのですが、金銭的なマネジメントもそろそろしないと、持続的な活動にならないので、そのあたりも探究していこうと思っている『会いに行けるセンセイ』活動の約半年の振り返りなのでした。