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理科室事故事例まとめ(2024年度版)

もう、何年も気になっている理科実験での体調不良ニュース

また、1つありました


ざっと調べてみると、2024年度に起こった事故事例です

2024年6月21日 - 埼玉県鶴ケ島市

鶴ケ島市立鶴ケ島中学校で、2年生23人が理科の実験中に体調不良を訴え、ほとんどが病院に搬送されました。硫化鉄に塩酸を垂らして硫化水素を発生させる実験を行っていました。

2024年7月1日 - 岩手県滝沢市

滝沢市立滝沢中学校で、2年生の男女5人が理科の実験後に頭痛や吐き気を訴え、病院に搬送されました。鉄と硫黄を熱して硫化鉄を作る実験を行っており、毒性のある硫化水素を吸い込んだ可能性があります。

2024年9月12日 - 京都府京都市

京都市立桂東小学校で、6年生9人が理科の実験後に体調不良を訴え、病院に搬送されました。塩酸のにおいを嗅ぐ実験を行っており、目やのどの痛み、せきなどの症状が出ました。

2024年10月31日 - 東京都港区

ローラス インターナショナルスクール オブ サイエンスの理科室で実験中に爆発が発生し、生徒3人と60代の男性教師1人がけがをしました。ガスに引火した可能性があります。

2025年2月10日 - 広島県福山市

福山市立加茂小学校で、6年生の理科の実験中に7人の児童が頭痛やのどの痛み、吐き気といった体調不良を訴え、病院に搬送されました。塩酸に鉄やアルミニウムを溶かし、水溶液の働きを調べる実験を行っていました。

ということのようです。

引火事故以外を見ると、中学校は硫化水素の発生、小学校は塩酸のにおい。

硫化水素の危険性は理解できるのですが、小学校での塩酸って希塩酸ですよね。薄いやつ。そんなに臭いしますかね。

臭いに対しての敏感さなのか、それで片付けてはいけないような気もしており、気になっています。

最後に

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