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2021年を振り返って〜出会いの充実した1年にありがとう〜
さてさて、今年を振り返ってみます。先に書いておきます。出会いの充実した1年でした。出会えた人たちに感謝して、この1年を振り返ります。
1月:出会い
大きな出会い
忘れもしません、1月7日の夜。私の人生が揺さぶられたのです。
というのも、「先生の学校」のME&MYプロジェクトでのこと。開始前から、主催のなおさんよりアナウンスが。「今日、川原卓巳さんって方が、参加したいって言われていまして…あの、コンマリさんの夫で、プロデューサーの…でも、ロサンゼルス在住で、お忙しい方なので…本当にこられるのか…」という前置きが。企画会議も始まり、オンラインの画面上にあらわれるたくみさん。そして、その場を和ませ、ただただ楽しい時間をつくりあげる。なんだ、この方は、と感じたその手で、著書をポチる
何か直感的なモノを感じたんです。「たくみさん、面白すぎる。何かが起こる気がする」と。理屈じゃないです。直感です。勢いそのままに、いろいろ企画が沸き起こる。
同僚のふじぽんも、この本を読んで、トークライブしたいと言い出す。その場にいたとっしーも何か悪巧みしはじめる。そして14日にはYoutubeライブで本について話始める教員たち…そして、たくみさん乱入騒ぎ…
とにかく、先生だって、自分らしくいていいよねって背中をドーンって押されました。この後も、何度かたくみさんとはやり取りをさせていただき、先生が生徒が自分らしさを取り戻すためのプロジェクトを少しずつ進めていくことになるのでした。
そして、Clubhouse騒動が勃発。
最近は、落ち着いてきた様子ですが、1月の終わりごろから騒動のあったClubhouse。ボクも、少なからず、この流れに乗ったのです。
何気なく、TwitterでClubhouseって、なんだろう?ってつぶやいてたら、たくみさんからご連絡いただき、招待されてたわけです。。。その後、しばらくClubhouseの中に住み始めてしまい、時間が融けていく恐ろしさを感じたのでした。
2月:確立
沼は続くよどこまでも
Clubhouseを使い始めてから、オンライン上の文字しか見たことなかった人たちと、気軽に交流できるようになりました。これは、大きな出会いでしたね。国内・国外を問わず、教育に関わる方々から連絡をいただき、その中でも何名かとは連絡を取り合うこともできました。後に、視察に行かせていただくことになった学校で出会えるなんてこともありました。
が、これ、沼過ぎて。抜け出さなきゃってこともあったんですよね。自分のやりたいことが溶けていく感じもあって。あと、教育の話って誰でもできちゃうんで、それがシンドかった。一言で言えば「言うだけ」が多かったんですよね。それがボクにはシンドかった。
プロフィール写真を撮ってもらう
教員の仕事とは別に、外部からいろんな依頼が少しずつ入ってきてたので、自分の写真を撮ってもらっておいたほうがいいなーって。ということで、知り合いに撮っていただき、各所のプロフィール画像として使わせてもらい始めました。めっちゃ笑っている写真なんですが、基本的にはこちらを提供させてもらっています。今年中で、10回ぐらいは、何かしらに使わせてもらっていますね。自分の写真ってあると便利です。
3月:新しい活動開始
Ryomafrogs始動開始
引き続き、学校外部から依頼は増えていく日々を過ごしていました。その中でも、Ryomafrogsのお手伝いをというありがたいお誘いもあり、お手伝いすることに。アントレプレナーシップを中高生が身につけることのできる環境を高知県にも実装できれば、『学ぶこと』が自由であり多様であると認められる環境にしていくことという自分の目的に到達できると感じたので。まだまだ、今年度だけでは少しの進展かもしれないですけど、何かが進んだ1歩だったとも感じています。
#教師のバトン応援団に
始まった瞬間から、いろいろと物議を醸し出したこのハッシュタグです。何かを仕掛けるので、お手伝いしてくださいねって中の人から打診を受けていたんで、応援団になっております。これ、本来の目的からズレてるとか、なんだかんだ言われていますけど、教師の悲痛な叫びが顕在化されたことは大きな成果だとも感じているんですよね。先生たちに何でもやらせすぎです。誰もいなくなっちゃいますよ。ってことが、学校の中だけの問題ではなく、社会の問題であることに、そろそろ世の中が気づいていかないと危険だなって。引き続き、発信することはやめません。
4月:受け入れる
外部からの依頼が増える
プロフィールを改めて整えて書き出したんです。
そしたら、書き出したその日に、とあるオンラインメディアから取材の依頼がきたり。勤務校に電話があって、noteを読んでボクの知ったんですがという連絡をいただきイベントの登壇につながったりと。
あと、会いに行けるセンセイの活動に、わざわざ東京から会いに来て「メディア情報リテラシー」を広めるための授業づくりの相談を持ち込んでくれた方もいらっしゃいまして、その方と授業をつくり講座を開けるようになるなんて、そこまで想像してなかったな。
会いに行けるセンセイONLINE始動
会いに行けるセンセイの活動に興味がある(相談したいことがある)が、タイミング合わない・そもそも遠い(拠点が高知なので…)という、ご要望が少なからずありまして、ONLINEでも相談を受け付けることにいたしました。
述べ40件程度は行っていたようなので、月3〜4回ぐらいのペースでは相談を受けている形になるんですね。自分の空いた時間の中で、お話聞ける時間を創出して、センセイとしての役割を社会に還元する意味合いもあって、何かしらに役立てているんだろうって実感はあります。来年も継続して提供し続けます。
あと、この月から先生の学校のクリエイターとしても活動をはじめました。
5月:詰まる
イベント渋滞を引き起こす
毎週末、何かしらのオンラインイベントがあったり、新型コロナの影響も大きくなってきて、オフライン活動は自粛ムードに。Ryomafrogsも説明会が急遽オンラインになってしまい、なかなか運営も難しいもんだなと。
というか、ひたすら忙しかった記憶しかない…
6月:生み出す日々
「ことばゼミ」誕生
ひょんなことから、アルファドライブ高知さんから連絡をいただき、何か学校と連携してやりたいと。で、すぐに「やりましょう」の回答。(これができる、勤務校にはひたすら感謝しています)
イベント登壇は続く
ありがたいことに、オンラインイベントの登壇のお話を5月から引き続き頂いていて、楽しく引き受けさせていただきました。なかなか、状況が落ち着かない中で、声をかけていただける機会に本当に感謝しています。
Voicyにも出させていただく
1月から引き続き、たくみさんとの縁がありまして、Voicyにも登場させていただきました。「らしくない教員」として。まぁ、教員らしさってなんだかよくわかってないですし、ボクにとってはただの肩書きでしかないので。
7月:発見
勤務校の生徒と講師として外部イベントへ
高知大学の先生から、SDGsを自分ごとに落とし込むセミナーの基調講演をとの依頼をいただく。で、勤務校の生徒にSGDs地方創生カードゲームのファシリテーターがいるので、一緒にと。高校生でも講師ができる時代なんですよね。それを実感しました。年齢じゃない。その人に何ができるのかが問われる時代なんだなと。
8月:休息
夏休みだったんですけど、なんだか忙しかったのか、疲れがたまっていたのか、ワクチン接種の2回目後の発熱があったからなのか、あんまし記憶がないんですよね。
とはいえ、Youtubeライブで理科実験の紹介なんかもしているので、活動的ではあったわけですが。
9月:休眠の日々
いよいよ、高知県もまん延防止だとかで、活動しづらい時期になる。この間、実験ネタ探しのために時間を費やしていた気がする。
10月:再始動
まさかのケガ
仕事中に、指の骨折りました。そのため、行くはずのRyomafrogsの中間発表に行けず、もどかしい序盤。
少しずつイベントが
その後は、CLS高知のLTに登壇したり、教育創造アイデアソンにゲストスピーカーとして誘われたりして、少しずつ活動が戻ってくる日々に。
そういえば、焚き火ミーティングも行いました。
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その間、講座作りは着々と進んでいたわけですが。
11月:結実しはじめる
構想してたものが始動
4月から相談を受けていた、「メディア情報リテラシー」の講座が、先生の学校のイベントと、勤務校で実施できる運びとなる。
自分が講座するよりも、嬉しいもんです。あまり前に出続けたいわけではなく、こうしたサポートもできることが嬉しいのです。一緒に作り上げていく感じがワクワクしますね。
そして、自分のワークショップも先生の学校で開始しました。
参加していただいた、先生方が楽しそうに話してくださったのは、本当に嬉しく感じました。これが、持続していくことだったり、職場に戻って消えてしまうことが無いような仕組みづくりが今後は必要なのかもしれないですね。そんなプラットフォームづくりにも来年は手を広げたいところ。
HPを介して依頼が続く
雑誌からの取材依頼や、企業からの協力依頼も来るようになりました。これまでの問い合わせは相談事が主だったのですが、少しずつ広く知られて来たようで嬉しいですし、もう少しHPも充実させていかないとと思い、デザイン変更をしたりとキッカケをいただけました。
視察にも
前々から行きたかった学校に、やっと視察に行くことができる。直接お会いして、意見を交わして、何かを創ろうとする空気感を味わうことができて幸せでした。2月にClubhouseで偶然お話をした先生とも出会えたのも、いまの社会のあり方なのかもしれないなとも。
12月:創発
会いに行けるセンセイが雑誌に
「会いに行けるセンセイ」と名乗り、私的な活動を初めて1年ちょっとが経過し、11月に取材のあった「月刊先端教育」の紙面に「会いに行けるセンセイ」の文字が載ったのです。少しずつでも、こうした活動をしている教員がいることを知ってもらえれば嬉しいですし、社会に対しての役割の還元ができる方が少しでも増えたらいいなぁと。その1歩になったかなと勝手に思っています。
始める・始まる
打診を受けていた教院コミュニティ「どこでも教育チャンネル」が始まったり、大人も子どもも混ざって学べるオンライン活動「みんなのまなぶば」を始動させたり、なんだかドタバタしている年末でもありました。
引き続き、こうした活動を継続させながら、『学ぶこと』が自由であり多様であると認められる環境にしていくことが実現する世の中になるよう自分をその方向へ進めてまいります。
今年1年、ありがとうございました。
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