SNSとインターネット、なんかもう疲れてしまった、だから本に逃げる

SNS、正直言ってもう疲れた。
最初は楽しかったんだよね。友達と繋がれるし、世界中の情報が手に入る。けど、気づけば何か違うものに変わってしまってた。今のSNSは罵詈雑言、陰謀論、政治論争、戦争、ゴシップ…そんなものばっかり。そしてアルゴリズムが「これが君の好みでしょ?」って押し付けてくる。いやいや、見たくないんだよ、それが。

検索結果もひどい。「違う、そうじゃないんだよ!」って毎回思う。知りたい情報にたどり着かない。昔のGoogleはもう少し役立った気がするけど、最近はSNSと同じような「おせっかい」が増えた。結局、ネットを使えば使うほど疲れてしまう。でも、現代の仕事はネット中心だから逃げられない。仕事のためには検索能力が求められるし、SNSやブログの活用も必須な場面が多い。結局、ネットに向き合わなきゃならないのが現実なんだよね。

さらにAIもある。最近は文章作成やタスク管理でAIを使うのが当たり前みたいになってる。便利なのは確かだけど、なんでもAI任せにすると、自分の語彙力や知識が削られていく気がする。本を読み始めたのも、そんな理由の一つだ。AIに頼るだけじゃなくて、自分の力で考える力を取り戻したいと思ったんだ。

だから最近、本に逃げてる。SNSの代わりに本を読むと、心が落ち着くし頭がスッキリする。しかも本って意外と安い。一冊1000円か2000円で、いろんな人の話が聞ける。それに比べて、本屋や図書館が少ないのが惜しい。本がもっと身近だったらいいのにって思う。

ただ、本ばかり読んでると疲れる時もある。特に自己啓発本。読めば読むほど「もっと成長しなきゃ」とか「頑張らなきゃ」ってプレッシャーを感じる。でも、私はそんなに成長や出世を求めてるわけじゃない。ただ、自分らしく穏やかに生きたいだけなんだ。

SNSでよく見かけるのが発達障害の話。発達障害のある人同士で「仕方ないよね」と傷を舐め合う場面には、正直、居心地の悪さを感じる。もちろん癒しが必要な人もいると思うし、それを否定するわけじゃない。でも、蔑み合いや傷の共有だけでは前に進めない気がする。発達障害の自分も「人より劣っている」と感じることが多いけど、それでも何かできることを探したい。

実際、私は疲れやすいし、いろんなことが上手くいかない。それでも、この社会で生きていくには勤勉さが求められる。でも短時間労働でなんとか生計を立てて、空いた時間をどう使うかが私の課題だ。本を読むだけじゃ飽きるし、SNSも疲れる。自己啓発ばかりじゃなく、時にはプライムビデオやラジオに逃げるのもいいかもしれない。テレビは…正直、つまらないから期待してない。

最近、発達障害の人間は「先祖返り」だという話を聞いた。つまり、今の社会では異質な存在でも、かつての時代や未来においては最先端を行くような存在かもしれないってことだ。そんな風に考えると少しだけ救われる気がする。現代社会の枠組みでは生きづらくても、どこかで自分の価値を発揮できる可能性があるのかなって。

でも、仕事が上手くできる自信は正直ない。社会が求めるような勤勉さやスキルは、私には荷が重すぎることが多い。劣っている事実を認めつつ、それでも何かできる方法を模索しながら生きていくしかないんだと思う。そして、その空いた時間をどう使うか。結局、本や映画に逃げる時間が増える気がするけど、それでもいいんじゃないかな。そうやって心を保ちながら、少しずつ前に進んでいければいい。

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