『神様の住所』が分からない。
ポップカルチャーが好きだ。
あとTwitterが好き。
その理由は自分好みの情報が精度高めで入ってくる(と信じている)から。
自分が好みのアーティストとか評論家の人が褒めてる作品はやっぱり自分の好み。
特に別々の人たちが同じ作品を褒めてたら尚良し。
更に熱量を込めて書いてたら格段に良し。
という感じでTwitterを見ながら面白い作品を探してる。
そして今回気になったのがこれ。
なぜか改めて
— 佐久間宣行 (@nobrock) March 17, 2019
九螺(くら)ささら「神様の住所」読み直してるのですが、やっぱりこれ凄いですよね!
最初読んだ時、その感動をちゃんと色んなとこで言ってなかった気がする。https://t.co/UbmBpLWM6r
どんな本かと言うと、このページの画像読むと一発でわかるのでここだけ載せます。どのページ開いても面白いです。調べるとネットで試し読みもできるので、ぜひ。 pic.twitter.com/sx1zWVAf9d
— 佐久間宣行 (@nobrock) March 17, 2019
感じる。
佐久間さんの熱量を。
ということで買って読んでる。
84のテーマがあり、それぞれが短文→散文→短文という流れになっている。
例えば一番最初のテーマは「体と心」
なぜだろう三十二日梨だけを食べているのに梨にならない
と短文が詠まれる。
これに対し、散文では
「何故コアラはユーカリしか食べないのにユーカリにならないのだろう」とか
「人は食べ物で出来ている。」「食べたもので心ができる」といった内容が語られる。(だいぶ雑)
それを経て
きよらかな思考を持ちし牛を食みゆっくり人を愛し始める
と詠まれる。とても不思議なリズムの本。
はっきり言わせてもらおう。
よくわからない。
悪い意味でいってるわけではない。
というのも最近読む本がビジネス本だったり自己啓発本が多くなっていた。
読むことで理解できた(と思う)。
めちゃくちゃ論理的に物事を考えれるようになったと感じる。
そうすることでこの世の真理にだいぶ近づいた気になっていた。
でも改めてこういう作品を読むと理解が全然追いつかなくてふんわりした気持ちの良い読後感だけ残る。
分からないことはわかった。
そして「世界ってでっかいんだな」と思う。
こうした作品に出会えるTwitter面白いなって思う。
ポップカルチャーは果てしないなと感じる。
いいなと思ったら応援しよう!
![のざらし](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47023840/profile_983b94b788f729b53bede6b4bc95793f.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)