就職活動振り振られ。

現在、ITエンジニアとしての転職活動をしている。
社会人として2年働いたものの、その後ワーキングホリデーでふらりふらりとしている間に30代に辿り着いた自分。
置かれている状況は、若い時分から実力をぶん回す者が多いIT業界においてはなかなかハンデを背負っていると思う。

そんな思いからプログラミングスクールを通して数うちゃ当たると手当たり次第の会社を受けている（もとい受けさせられている）。
基本的にはスクール側が応募しまくって書類審査が通過した会社だけを教えてくれるのだが、2~3日に1回は通過の連絡がくる。
そうなると複数の会社の選考に進み、会社の比較をすることができる。
なかなか成長意欲のある企業だとか、アットホームだけが売りの会社とはなかなかきつそう…だとか思ったりするわけだが蓋を開けたらどれも落ちたりする。

そうなってくると、若干見下してしまっていたあの会社にすら自分は認められていないか、という自己肯定感の落下を得る。
そういう時、周りの世界の見え方というか彩度が少し落ちるんだなと学びを得た。

とか、思ってたりすると中々立派そうな企業の選考を順調にいったりして、そうなるとやっぱあっちは見る目がなかったんだなとか日常に復帰したりする。

立場の弱い状況であればあるほどの他者の基準にぶんぶん振り回され、その影響が自分の生活に返ってきてしまう。
さっさと安定を取り戻したいものだと思う。