患者さん1人1人にアンケート!地域の病院を選ぶ基準。
みなさん、こんにちは!
理学療法士をしながら店舗コンサルタントの勉強をしている野崎です🙋♀️
今日は、病院でリハビリの仕事をしている目線ならではのテーマでお話…
リハビリの仕事って、
他の医療従事者に比べて患者さんとしっかり話せる機会が多いく、私の病院は1人40分リハビリの時間が取られています。
そこで!
1日10人以上関わる患者さんに1人づつ
「この病院で外来リハビリを受ける決め手になったきっかけは何だったのですか?」
とアンケートを取ってみました!
50人ほどの担当患者さんからお話を聞くと、
今まではっきりとはわかっていなかったことが明確になっていきました。
外来リハビリの集客だけでなく、
高齢者をターゲットに店舗集客を考えている方。
の参考になれば、嬉しいです☺️
地域のクリニックを選んだ理由
1. 信頼できる主治医・医療スタッフがいる
病院を選ぶ上での大きなポイント!
医療従事者が短い診療時間の中で信頼してもらうことはリピーターになってもらう決定的な要因であることがわかりました!
ドクターを選ぶ最近の患者さんの基準が
・よく考えてお薬を出してくれる
・よく話を聞いて説明してくれる
・視診だけでなく検査や実際に触れて確認してくれる。
などなど…
自分の体の変化に不安を持ってる方がほとんど。
そんな中で解決に繋がらないと感じるとセカンドオピニオンとして他院に受診しリピーターを減らしています。
これはリハビリでも当てはまり、
患者さんに「憑依」するレベルで問診することは信頼につながります。
体の状態を知るための検査も大切ですが
「転倒した」という一つの理由にしても
→どんな環境で転倒するのか?
→どんな靴を履いているのか?
→どんなタイミングでどの方向に転倒するのか?
情景が思い浮かぶほど聞き出していくと患者さま自身もちょっとした体の変化を自分から話してくれるようになります!
問診といっても取り調べのように聞くと警戒心が強くなるので、共感しつつ日常生活の話を楽しく盛り込みながらお話しし、信頼関係に繋げます。
2.知人の紹介
70〜80代を中心とした高齢者の多い、地域のクリニックでGoogle口コミを見て来たという方は少ない印象。。。
(60代以下は少なくとも1回はGoogle見ています)
しかしリアルな口コミは70〜80代でもかなり強いです💪
例えば
地域のコミュニティセンターでの体操教室で
みなさんご自身の体の状態や行っている病院の話をする方が多く、そこで病院の名前や医療従事者の名前が上がって来ます!
👵🏼「〇〇さん、最近軽やかに動けるようになったんやな!」
🧓🏽「そう!実は〇〇クリニックにリハビリに通っているのよ。そこでリハビリの先生が良くしてくれるのよ!」
👵🏼「え!私も腰が痛いのよ。行ってみようかしら」
ご夫婦やご家族であれば患者さんがスタッフの名前を出して宣伝してくれることもあります!
3.病院からの紹介
大きな病院や専門の違う科から紹介で来院される方もいますが、地域のクリニックだと家から通える距離を選択される方も多いよう。
「家が近い」と言っても、
交通機関が発達していない地域では車で来院される方がほとんど。
10分圏内で行ける距離でも、何件が病院はあります。
しかしなぜココを選んだのか?
同じ建物内に併設されてある
歯医者・眼科・皮膚科を受診される方も多い様で、何回も来る手間が省けるとおっしゃる方も多くいました。
目的が一つだけではないというのも選んでくれた理由の1つ。
私の働いている病院では、
リハビリの予約をとって
来てもらっているのですが、歳を重ねるごとに通う病院が増えていきます。
患者さんに全身的な状態を問診で聞き出し、
他に通っている病院があるかを確認
↓
リハビリの予約と他院の受診の日を合わせるように調整する意識をしています。
何回も来院されるのは患者さんの負担なので、スタッフでも把握しておく必要があります!
信頼してもらうことって本当に大事!
以前、潤井佑佳さんのnoteを拝見した際に
「患者さん目線の病院を選ぶポイント」
って医療スタッフが把握しておくことが信頼につながる。とより感じたので、コチラも一緒に載せておきます⬇️⬇️
“傾聴”
みなさんできていますでしょうか?
医療スタッフ中心の仕事になりすぎていませんか?
意外と患者さんはスタッフの言葉や行動をよく見ています。
信頼関係を築くにも寄り添っていきながらリピートしてもらうことが大切です。
患者さんにとってもいつも見てくれる医療従事者がいると話しやすく、経過を報告しやすくなります。
さいごに。
今回紹介した「地域のクリニックを選んだ理由」は信頼を重ねてからこそリピートしてくれることに繋がっています!
信頼関係を築くためにも初回の印象ってすごく大切✨
患者さんにもこの人になら話そうという人になれるように
私も傾聴を忘れずに寄り添っていきます!
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!