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3万人以上の虐殺に世界や自分自身を慣れさせないために

パレスチナガザ地区の死者数が、少なくとも3万228人になったと報道されています。増え続ける死者数と辛い映像に目を背けそうになりながら、でもこんな世界は絶対におかしいと一緒に言ってくれる人を一人でも増やしたい。

このnoteは、NYNJでnoteチームに所属し、ラファに関するストーリーの担当をした私ときが執筆します。前半は「NYNJは政党「中立」ではなかったの?」と疑問をもったかもしれないフォロワーのみなさんに向けて、2月18日に行われたイスラエルのラファ侵攻を止めるためのアクション「ラファに手を出すな!全国連帯デモ」、3月2日の「ラファに手を出すな!HANDS OFF RAFAH 」でNYNJが賛同団体になり、ラファ侵攻を止めるために行動を起こしてほしいとデモ告知まで踏み込んで伝えた理由を綴ります。

後半は、フォロワーのみなさんのうち、ガザについて辛いけれども自分が行動するのは少しハードルが高いなと感じている方へ向けて、一緒にジェノサイドへNOと言おう、行動しようというメッセージを書きます。

ストーリー制作からデモの参加まで

2月16日から18日にかけて、NO YOUTH NO JAPAN(以下「NYNJ」)では、〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会のみなさまとのコラボ投稿で、ガザ地区で起こっている虐殺とラファに関する、ストーリーとリールを投稿しました。多くの方がガザの状況を発信してくださっていますが「行動を起こしたいけれど“今”何が起こっているのか判断できない」「悲しいことが起こっているのは分かるけれど自分に何ができるかは分からない」という方へ向けて、現状がどれだけ差し迫っているかを伝え、ラファ侵攻を止めるアクションをとるきっかけをつくりたいと考え、制作しました。

NO YOUTH NO JAPAN on Instagram: "パレスチナガザの最新情報。 ガザでは命が奪われ続けている。 今、ラファの150万人が虐殺に。 イスラエルの攻撃で2023年10月以降、パレスチナの北部から強制移動させられた人・住民を合わせ、およそ150万人がいるラファ。そのラファにイスラエル軍が攻撃を激化中です。 ラファは、150万人のパレスチナの人々がいるガザ地区最南端の都市。今、世界で最も人口が密集する地域の一つとなっています。2023年10月以降、イスラエル政府が安全としたガザ南部へ、繰り返し避難命令が出されてきました。10月にガザ北部から南部へ、11月4日に南部のハンユニスへ、そして11月30日にラファへ。攻撃とともに、何度も強制移動をさせられ、パレスチナの多くの人が今ラファにいます。 ガザ全土では4ヶ月で28,000人以上が死亡。うち11,500人以上は子どもです。イスラエルの攻撃により、各地で住居、学校、病院が破壊されており、パレスチナの人々が生活していくことは不可能です。そしてラファの南のエジプト国境には検問があり、ラファから先に、もう逃げ場はありません。 そんな中、2月11日、イスラエルのネタニヤフ首相がラファへ地上侵攻を明言しました。その直後に行われたラファへの空爆では1晩で100名以上がなくなっています。このままラファへの地上侵攻が行われれば大虐殺となる恐れがあるとし、国連高官や各国がイスラエルに警告を出しています。 なお、民間人への攻撃、病院への攻撃、避難命令で強制的に移動させることは国際法や国際人道法違反にあたります。国際司法裁判所は1月26日、イスラエルに対しジェノサイド(集団殺害罪)を防ぐあらゆる措置をとるよう命令を出しています。 ラファ侵攻を止めるために、様々なアクションが行われています。わたしたちにもできることがあります。 例えば、、、 ・パレスチナ関連のアカウントをフォローする @omou_palestine @bdsjapan.bulletin @palestinejapan ・停戦を求めたりラファに侵攻に反対する情報に対しいいねをする、シェアする ・署名する ・政府・外務省・各国大使館などに意見を送る ・ボイコットに参加する。 直近のアクションとしては、明日2月18日17時〜19時に新宿駅南口でデモが行われます。 札幌、名古屋、上田、松本、大阪、京都、神戸、広島 、松山、福岡、熊本などでも同日や前後の日程で開催が予定されています。 「これならできそう!」というところから、一緒に声をあげていきませんか。 本リールはストーリーを元にしています。作成にあたっては、<パレスチナ>を生きる人々を想う学生若者有志の会、BDS Japan Bulletinの皆様に表現のご確認などご協力をいただきました。ここに深く御礼申し上げます。 出典 1枚目 UNRWA「UNRWA SITUATION REPORT #77 ON THE SITUATION IN THE GAZA STRIP AND THE WEST BANK, INCLUDING EAST JERUSALEM」(2024.2.14) AMNESTY INTERNATIONAL「イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:イスラエルのガザ「避難命令」は強制移動に相当 即時撤回を」(2023.10.18) 2枚目 ALJAZEERA「What's happening in Gaza's Rafah as Israel threatens to attack?」(2024. 2. 11) ALJAZEERA「Palestinian children killed in Israeli attacks in Gaza」(2024.2.2) OCHA「OCCUPIED PALESTINIAN TERRITORY−REPORTED IMPACT SINCE 7 OCTOBER 2023」(最終アクセス:2024.2.16) BBC「【検証】 ガザ南部は安全なのか イスラエル軍が指示した避難先で空爆」(2023.11.2) BBC「【地図で見る】ガザ住民の生活はこの3カ月でどう変わったのか」(2024.1.19) 毎日新聞「イスラエル、ガザ住宅破壊加速 「緩衝地帯」整備狙いか 和平妨げ」(2024.2.7) 3枚目 OCHA「UN relief chief warns military operations in Rafah could lead to a slaughter in Gaza and put a fragile humanitarian operation at death's door (2024.2.13) CNN「人質2人救出のイスラエル軍、ラファ空爆でパレスチナ人約100人を殺害」(2024.2.13) CNN「ガザ南部ラファに広まる恐怖 国連高官も「虐殺」を懸念」(2024.2.14) NHK「イスラエル首相 "ラファで地上作戦"強調 懸念の声高まる」(2024.2.11) TBS NEWS DIG「イスラエル・ネタニヤフ首相が"ラファ作戦"「来月10日までに完了を指示」と 米CNNなどが報道」(2024.2.11)" 1,453 likes, 9 comments - noyouth_nojapan on February 16, 202 www.instagram.com

ラファについてのストーリー制作を企画したタイミングで〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会の方から、2月18日に全国で行われた「2.18 ラファに手を出すな!全国連帯デモ」の賛同団体へのお誘いをいただきました。NYNJとして賛同団体となることを決め、フォロワーのみなさんへデモの告知をしました。 

18日の新宿で行われた東京のデモには、NYNJメンバーとしてまとまって参加し、賛同団体としてメンバーの1人がスピーチをさせていただいたほか、ストーリーの内容をまとめたチラシを配布しました(3月5日までネットプリントを可能にしております。※ 3月5日が正となります。ストーリーと最初に公開した際の日付に間違いがあり申し訳ありません。記事末尾に番号を書きます)。 

主催者のみなさまに感謝をいたします。またデモで声をかけてくださったフォロワーの方、チラシを一緒に配ってくださった方がたくさんいました。ネットプリントをして、チラシを掲げてくださっていた方も。みなさん本当にありがとうございます。

【謝辞とこのnoteを読んでくださっている方へのお願い】
本ストーリーの作成にあたっては〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会のみなさまBDS Japan Bulletin(wordpress.com)のみなさまに表現のご確認などのご協力をいただきました。また17日に投稿したストーリーの一部修正を18日に投稿しましたが、修正にあたっては鈴木啓之先生(東京大学 大学院総合文化研究科 特任准教授)をはじめとする先生方にご助言をいただきました。ここに深く感謝を申し上げます。

このnoteを書いている現在もラファやパレスチナの状況は変わっておらず、亡くなる方の数は増えつづけています。2月20日(日本時間2月21日)、国連の安全保障理事会では、アルジェリアが提出した即時停戦を求める決議案の採決が行われましたが、米国が拒否権を発動し否決となりました。

イスラエルのラファ侵攻や虐殺を止める、パレスチナの解放を求めるアクション(BDS(ボイコット・投資引き上げ・イスラエルへの経済制裁を求める)など私たちも日常から取れる)が呼びかけられています。直近では例えば、国会議員向けの要請書への賛同署名の呼びかけ、日本企業にイスラエルの軍需企業への製品の販売中止を求める署名が呼びかけられています。情報を追い一緒に行動を起こしましょう。

なぜデモの賛同団体になったの?

NYNJは「参加型デモクラシーをカルチャーに」をVISIONとして掲げています。その一環として自分が生きたい社会に向けて、知ってスタンスを持ち行動をするきっかけをつくる団体として、Instagramなどで発信を行ってきました。けれども特定のイシューのデモについて賛同団体となり、フォロワーの皆さんへデモの告知したのは今回が初めてでした。
 
今回デモの賛同団体になることを決めた理由は、賛同をしないという立場をとることが、ガザ地区、そしてパレスチナの人々への虐殺の加担になると考えたからです。

ガザ地区で起こっているのは、対等な戦争や戦闘、衝突ではありません。ガザでは少なくとも3万228人が亡くなり(死者は38,000人以上とする報告もあります)、そのうち12,000人以上が子どもだと報じられています。国際司法裁判所(International Court of Justice。以下「ICJ」)は1月26日に、イスラエルに対し、ジェノサイド(集団殺害罪)を防止するあらゆる措置をとるよう命令を出しました。国際法学者によると、ICJがガザで起きている状況がジェノサイドである見込みが高い、との考えを示したとされています。
1967年以降のイスラエルのパレスチナ占領についても、2月19日よりICJでの審議が始まっています

多くの国際学者が、イスラエル政府関係者がパレスチナの人々を集団的に殺害・攻撃する意図を明示していると指摘しています。また、空爆による攻撃だけではなく、飢餓や伝染病を意図的に起こしていることも指摘されています。ガザでは支援物資の搬入がイスラエル政府によって却下される畑や漁業船がイスラエル軍に破壊されることなどの影響で、深刻な飢餓が起こっており、パレスチナの人々が動物の飼料雑草を食べて飢えをしのいでいること、餓死で人が殺されていることが報道されています。この他にも、イスラエル軍による病院や医療従事者への攻撃、住宅の大規模な破壊、学校への爆撃、避難勧告を出すことによる強制移動、民間人であるジャーナリストの殺害など、戦争犯罪にあたる多くの行為が報道されています。

【ジェノサイドとは?】
集団殺害罪のこと。1948年、国際連合総会で採択されたジェノサイド罪の防止と処罰に関する条約(ジェノサイド条約)で、「ジェノサイド(集団殺害)」は以下のとおり定義されています。
「この条約では、集団殺害とは、国民的、人種的、民族的又は宗教的集団を全部又は一部破壊する意図をもつてをもつて行われた次の行為のいずれをも意味する。
(a)集団構成員を殺すこと。
(b)集団構成員に対して重大な肉体的または精神的な危害を加えること。
(c)全部または一部に肉体の破壊をもたらすために意図された生活条件を集団に対して故意に課すること。
(d)集団内における子どもの出生を防止することを意図した措置を課すること。
(e)集団の子どもを他の集団に強制的に移すこと。」

政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所「集団殺害罪の防止及び処罰に関する条約
国際連合広報センター「ジェノサイド条約とは?

国際法に照らせば、ジェノサイドや戦争犯罪にあたる行為が続いている中で、メディアでの取り上げは少なくなりつつあります。そのためパレスチナで何が起きているかが社会に伝わっていない現状があります。
このような中で、デモに賛同しないという見かけ上の中立をとることは、「現状を変えるべきとは思いません」というイスラエルのラファ侵攻を肯定するメッセージとなり、虐殺への加担となりえます。そのため、今回のデモに賛同することを決めました。

ジェノサイドを止めないことは、それが許される世界に自分自身を慣れされるということ

ここからはNYNJを代表するのではなく、2024年にこの世界に生きる1人の人間として書きます。起きていることが辛いし大変なことだとは思っているけれど、自分自身が行動を起こすことにはまだ少しハードルがある、という方に向けて、私が声を上げなくてはと思った理由を綴ります。

「パレスチナへの虐殺を止めて」と声を上げなくてはと思ったきっかけは「周りの人が停戦に向けて行動していたから」です。私はパレスチナに友人がいるわけではありません。元々パレスチナに詳しいわけでもありません。 

周りの人がイスラエルによるパレスチナへの攻撃に対して行動をしていたから、パレスチナについて調べてみました。そこにはあまりに非対称な暴力が76年もの間、世界から許されている現実がありました。イスラエルの建国前からパレスチナ人が虐殺され、現在まで占領され、ガザだけではなくヨルダン川西岸地区も含め、入植者による日々の暴力にさらされてきたことを知りました。そして今、3万人が殺されています。 

一人ひとりの命を数で語ることは決してできませんが、3万人というのが、どれくらいの数になるか少しだけ想像してみてください。
あなたの周囲の、例えば会社や、学校の全体の人数がどれくらいなのかを上げて、その何倍にあたるかを確認してみてください。なお、半数近く(12,000人以上)が子どもだと報道されています。その一人ひとりに名前があり生活があったはずです。

安全地帯だとイスラエルから言われた場所へ何度も強制移動をさせられ、移動させられた場所が空爆されている。生きていく上で必要な食糧はコントロールされ病院も攻撃され、飢餓や感染症が起こされ、いつ自分の命が失われるか、いつ隣の人の命が失われるかわからない状況の中、パレスチナの人々は毎日を生きています。想像などしきれない、簡単に書くことができない異常なことが起こっています。

今起こっている暴力、76年間起こってきた暴力にNOという声を上げないということ。それは、今後この世界で同じことが起こっても、自分に近いところで同じことが起こっても、その暴力を容認し続けるということです。

ジェノサイド条約をはじめとする歴史の反省から作られてきた国際法なんて無視されてもよいものとする。暴力を振るう側が守られる立場にある限り、人が虐殺され続ける現状を許したままにする。国際法が機能する世界が壊れていくことを受け入れる。この異常な事態に、ジェノサイドにNOを突きつけなければ、国際法なんて関係ない、暴力が正当化される状態に、世界や自分たち自身を慣れさせることにつながります。

そして、1948年以降のパレスチナの実状を正しく知るのが遅かった私は、自分で気づかないままに加担の言葉を受け入れ、ジェノサイドにつながる製品を買い、暴力を容認する現状に自分を慣れさせていたのだと思います。その結果、3万人の命が奪われることに私は加担したのだと思います。

ジェノサイドという今すぐに止めなくてはいけないことがパレスチナで起こっています。無自覚に自分が加担していたという事実は、真っ直ぐに受け止めるにはあまりにも重く、加担していたことの恥ずかしさに自分が押しつぶされそうです。情報を追い続けるのが辛く立ち止まりそうにもなります。でも、パレスチナで起こっていることから目を背けて、多くの人が殺されていくことに、世界を壊していくことに、自分を麻痺させてはいけないから、私はできうる限りをやっていくしかないと思っています。

一人ひとりの行動には、思っているより大きな力がある

デモを含む停戦に向けたアクションに対して「意味がない」「日本で騒ぐな」「日本政府に求めてもしょうがない」など、いろいろなコメントがSNS上で見られます。
 
けれども、これらのアクションには多分、わたしたちが思っているよりもずっと大きな力があります。例えば〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会を始めとするみなさんが声を上げてくださったこと、多くの人が署名したことで、イスラエルの軍事企業と日本の企業の協力覚書きが破棄されました。現在も日本企業にイスラエルの軍需企業への製品の販売中止を求める署名が呼びかけられています。まだ署名していない方はまずはここから。

また日本でデモをすることで、デモを見た人に関心をもってもらうことができます。2月18日に新宿で行われたデモには3000人という多くの人がいたからこそ、道行く多くの人が足を止めました。私は11月からデモに参加していますが(主催者のみなさんに感謝をしております)、最近はデモに目を向け足を止める方が増えた感触があります。2月18日のデモでは「何をしているの?」と興味を持って話を聞いてくれたり「行動してみる」と声をかけたりしてくれる方がいました。

日本政府へ働きかけを求めることにも意味があります。日本は国連の安全保障理事会で行われている「即時停戦(immideate ceasefire)」を求める決議に、10月時点では反対や棄権(日本時間10月17日に行われた決議案には反対10月26日の決議案では棄権)を表明していました。しかし12月8日2月20日の決議案には賛成を投じています。たくさんの人が日本政府へ意見を送った結果かもしれません。なお、ジェノサイドを止めるために、日本政府に求めるべき行動はまだ沢山あります(UNRWAの拠出金再開、イスラエルへの経済制裁、協力覚書の破棄など)。※ 記事末尾にアクションの呼びかけ情報を載せています。

私はアクションを呼びかけてくださっている方々のおかげで、自分のアクションが変化につながるのだと知ることができました。〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会の皆本さんが繰りし呼びかけてくださっているとおり「わたしたちには力がある」のだと気づくことができました。

最初の一歩を踏み出せば

仕事や生活だけでタフなこの社会の中で、しんどい情報を追うこと自体が辛いかもしれません。初めてのデモに行くときは緊張するかもしれません。
行動をする最初の一歩のハードルはとても高く見えると思います。

でも現在は、本読みデモ、アクセサリーなどでの表現、身近な企業の製品の不買運動、デモに参加することが苦手な方々の集まりなど、様々な形での意思表示やアクションが呼びかけられています。
アクションのまとめリストや、企業・メディア・議員さんに意見を送る際の文例集も作ってくださっている方がいます。「ジェノサイドを止める」「即時停戦を求める」ためのアクションを起こす、その最初の一歩のハードルは、たくさんの方々の手によって、もう最大限引き下げられています。少し調べれば、自分にもできるアクションが見つかるはずです。

そしてわたしたちが政治に対して声を届ける仕組みは、政治の側も用意しています。
自分のお気に入りの企業やブランド、推しに対してなら、いいねで反応をしたり、「これは良かった」「もっとこうしてほしい」と意見を送ったりする人もいるのではないでしょうか。それなのに、政治に対して意見を送るのはちょっと遠慮する風潮があるのはなぜでしょう。
私も議員さんに初めて意見を送ったときは、どんな風に伝えたらいいのか心臓をバクバクさせながら意見フォームを書きました。

でも意見を送るために調べてみると、意見フォームや請願書など、市民が声を届ける仕組みは、政治の側がたくさん用意していると分かりました。それを使って政治の場に声を届けることは、私にもできることなのだと気づきました。

また「自分の身近な人が行動している」「多くの人が関心を持っている」というメッセージは、自分が思っているよりも周囲の人に大きな影響を与えるものです。私も最初のきっかけは、身近な人がSNSで情報を共有していたからでした。

私がみなさんに向かって何かを呼びかけることが、とてもおこがましいことであると自覚しています。それでも、ニュースを見て辛いとは思っていたけれど自分が行動するものではない、行動するのは難しいと思っている方がいれば。
ジェノサイドを止めるために、どうか一緒に一歩を、踏み出していただけませんか。

この世界はおかしいという声を、一人ひとりの声を束にして大きな声で響かせなきゃいけないときだから。こんなにも異常な事態をこのままにしては絶対にいけないから。

(補足)「何をしたらいい?」「どこから学んだらいい?」という方へ

(補足) チラシネットプリント
ファイル名:240227_NYNJ_gaza_flyer.pdf
[セブンネットプリント]
予約番号:R3HCPF2L
サイズ、色も設定済。1枚50円。3月5日中まで有効
[アクセア(印刷)の店舗]
予約番号:39CU17V
A4サイズ、カラー印刷を画面で選択してください。
1枚25円。 3月5日昼12時まで有効

文=とき

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