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NO YOUTH NO JAPAN OPEN DAYの裏側を知る!プロジェクトリーダーの想い

来たる7月21日(日)にNO YOUTH NO JAPAN(以下NYNJ)の設立5周年を記念し、カフェ・展示・トークショーなど、企画が盛りだくさんの複合型イベント「NO YOUTH NO JAPAN OPEN DAY」(以下OPEN DAY)が東京で開催されます!

詳細はこちらの記事をチェック!

このイベントでは、NYNJが目指す社会である「参加型デモクラシー」を五感で体験できるさまざまな仕掛けやコンテンツが用意されています!
立ち上げメンバーとして2019年7月の参院選からNYNJに関わり、今回はイベントのリーダーとして活躍している2人に、イベント開催までの経緯、準備の裏話、おすすめのコンテンツなどを聞いてみました。

話を聞いた人
ゆうか:Instagramの編集担当後、現在はアドボカシーチームに所属。地元の選挙管理委員会と協力し、投票済証明書のデザインや選挙啓発ポスターの作成などにも携わってきた。現在はメーカーに勤務。

なお:メディアチーム、広報チーム、noteチームなどでNYNJの中心的な役割を果たしてきた。NYNJの定例会で行われるワークショップも担当している。現在は広告代理店で勤務。

聞き手
みのり:2021年にNYNJに入会。現在はnoteチーム、HRチームに所属。


最初は「妄想」だったイベント

みのり:まず、OPEN DAYのきっかけは何ですか?
ゆうか:2024年2月に、NYNJ立ち上げメンバーのもも、ちか、なお、私で旅行に行ったときに「そういえば今年は5周年だよね」という話になったんです。これまで1周年、2周年のイベントは内部でやっていて、メンバーで振り返ったり、これからのことを語ったりするとすごく温かい気持ちになったのを覚えています。ここ数年は忙しくてできていなかったから、5周年をきっかけにNYNJへの気持ちや帰属意識がメンバーの中に生まれるといいなと思ったのがきっかけです。
なお:旅行先のカフェでみんなでたくさん話したんです。これを見ると、この時の構想が実際に形になっててすごい!


OPEN DAYの初期構想

なお:私はNYNJが掲げる「参加型デモクラシーのある社会をつくる」ということのなかでも、政治的なアクションだけでなく、広く「社会に参加する」という行動を当たり前にしていくことに熱量があったので、今回のイベントは一つの取り組みとして面白そうと感じました。
もともと、NYNJの活動のきっかけとなった5年前のデンマーク留学では、美術館や博物館のリアルな場で行われるイベントに刺激を受けて、参加型のイベントをやりたいなと思っていたんです。


Happiness museum: 来場者が幸せを感じるときを付箋に書き込んで貼り付けている


FLUGT - Refugee Museum of Denmark:デンマークに難民した人々の経験を、オブジェがちりばめられたフロアを歩き回ることで体感できる

ゆうか:そのころから、みんなの中でカフェをやりたいっていう妄想はずっとありましたよね笑

(2019年に創設メンバーが書いたブログ記事にも、カフェが登場している)

イベントで感じてほしい「ワクワク」と「一体感」

みのり:NYNJメンバーや、いつも支えてくれている皆さんに対して、どんな思いでOPEN DAYを企画していますか?
ゆうか:まず、ただの5周年お祝いでは内輪ごとになってしまうので、それだけでは終わらせたくないと最初に話をしました。来場していただく方には、いろいろな企画を通してNYNJと一緒に社会を変えていけるかも、と期待感・ワクワク感を持っていただきたいです。
なお:OPEN DAYという名前にもある通り、例えばオープンキャンパスのように普段は見えにくいところもあるNYNJを解放的にして、NYNJの目指す参加型デモクラシーのある社会を一緒に体感してほしいと思っています。そのためにも、対談イベントやカフェで、ふらっと訪れやすい企画を作りました!
なお:2021年にYOUTH QUAKERS(ユースクエーカーズ)というコミュニティを立ち上げました。これは一緒に社会を変えていこうとするU30のコミュニティで、それを実際に具現化したような感じです。私たちの熱量を皆さんに見ていただき、楽しんでいただければと思っています。


みのり:プロジェクトの企画準備で工夫したことはありますか?
ゆうか:NYNJ内のさまざまな人を巻き込みながら企画や準備を進めています。メンバーが増えている今だからこそ、みんなが何かしら関わったイベントとして記憶に残してもらうことで、次の10周年につなげていきたいと思っています!月1で開催しているNYNJ定例会でも、OPEN DAYに関連するワークショップを行いました。
なお:良い意味で参加者の期待を裏切る、期待を越える体験を提供したいと思います。このNYNJ OPEN DAYは始まりに過ぎないので、これから盛り上がっていこう!っていう起爆剤にしていきたいです。

さまざまな属性の人が作り上げる一つの壮大なプロジェクト

みのり:今までの準備で楽しかったことはありますか?
なお:デザインチームとたくさん協力できているところは面白いですね。NYNJのデザインチームの中から、デザイナーさんが6人関わっています。グラフィックデザインが得意な人、空間デザインが得意な人など、それぞれの個性を活かしてさまざまなものを作ってもらっているのが、NYNJらしいなと思っています。

空間設計の構想

ゆうか:今は忙しくて休会しているメンバーや、卒業したアルムナイも戻ってきて関わってくれています。私自身、会社で働きながら、慌ただしいスケジュールの中で、多くの企画をフォローしながら進めるのはリーダーとして大変だけど、だんだん形になってきて嬉しく思います。遊び心、ワクワクを持ちながらみんなで作っている感触がとても楽しいです
なお:社会人メンバーも、会社で培ってきた経験を活かしながらプロジェクトに関わってくれています。2,3年前のNYNJでは難しかったかもしれないことを、今は経験や信頼関係があるからこそ実現できていて、感動しています。
ゆうか:今まで飲食関係のイベントはやったことがなくて、食品販売業の資格を取ったり、会場の確保やロジスティクスを考えたりと、初めての経験もみんなでフォローし合ってやっていますね。

リーダー一押し!当日は「○○」を見てほしい

みのり:来ていただいた方に、これは必ず見てほしい!というものはありますか?
なお:やっぱり空間作りは注目していただきたいですね!今回は、「SHIBAURA HOUSE」というガラス張りで中が見えるスペースでイベントを実施しますが、かなり自由度が高くて、最大限活かせるように設計しています。ミュージアムの展示物や掲示物も全て手作りなので「自分たちの手で作っているんだ」ということにはこだわっています!
ゆうか:これまでずっとInstagramでの活動しか知らなかった人たちにも、このイベントを楽しんでほしいですね。「イベント」という敷居が高いかもしれませんが、NYNJを知らない人にも気軽に立ち寄って楽しんでほしいという思いでご用意したカフェメニューがおすすめです!ヴィーガンドーナツのvenutsや、バリスタのラムさんの飲み物を提供させていただきます。また、全国各地の生産者とともに食のあり方を模索するフードプロジェクトのN.E.W.S PROJECTさんに、茶色くなったバナナの活用をすすめるOTONANA BANANA PROJECTさんにご紹介いただいた規格外バナナを活用いただき、このイベントのためにバナナアイスを開発してくださいました!!
なお:トークショーはここだけの豪華コンテンツですね。デンマークから来日するゲストの2人は、教育・若者活動など参加型デモクラシーのある社会についてたくさん教えていただいた方々です!日本では絶対に会えないので、ぜひお話しを聞いていただきたいです。

会場でお待ちしています!

みのり:最後に、参加者の方に何か一言ありますか?
ゆうか:肩の力を抜いて、友達と気楽に来ていただきたいです!普段メディアなどに出ているメンバー以外にもNYNJには多くのメンバーがいて、素晴らしい思いを持っています。「こんな人が活動しているんだ」と知っていただけたり、話をしていただけると嬉しいです。
なお:私たちはNYNJの活動を見てくださってる方と関わる機会が少ないので、ぜひお会いできると嬉しいです。会社や学校で、「NYNJを見ていました!」と聞ければ嬉しいですし、直接お話しできることが何よりの励みになります。

おわりに

NYNJの創設メンバーだからこそ語れることができる、OPEN DAYへの思いや魅力、伝わりましたでしょうか?インタビュアーの私も、二人の話を聞いてイベントに行きたい気持ちがますます大きくなりました!
今回インタビューを実施したなおさん、ゆうかさん含め、多くのメンバーがイベントの準備に携わっています。NYNJメンバー一同、会場でお待ちしております。

(文=みのり)


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