見出し画像

タイヤ直径とギア比の選び方

皆さんはギア比ってどうやって決めてますか? タミヤ公式によると・・・

タミヤHPより

はい、分けわからんとですね・・・ モーターとギア比の組み合わせで整理していますが、タイヤの直径も考える必要がありそうです。ということで、実験してみませう!

実験道具
  • タイヤ:小径(24mm)、中径(26mm)、大径(31mm)

  • ギア比:4.0:1、3.7:1、3.5:1

  • アバンテMk.Ⅲ(MSシャーシ)、ライトダッシュモーター

実験する前に、ギア比とタイヤ直径の組み合わせでスピードと加速度がどのように変化するのか計算してみます。

ギア比とタイヤ直径の組み合わせ

スピードが一番速いのはギア比3.5とタイヤ直径31mmの組み合わせ、加速度が一番大きいのはギア比4.0とタイヤ直径24mmの組み合わせとなりました。コースレイアウトによって、最適な組み合わせが変わりそうですね。

あと、ギア比4.0と26mm、ギア比3.7と24mmのように、違う組み合わせでもスピードと加速度が同じになることもあるみたい、なので分かりやすくするために(タイヤ直径 ÷ ギア比)というパラメーターで整理してみます。

(タイヤ直径 ÷ ギア比)で整理

(タイヤ直径 ÷ ギア比)が大きくなるほどスピードが速くなって、加速度は小さくなるようです。つまりラップタイムを(タイヤ直径 ÷ ギア比)で整理すれば、最適な組み合わせが求まりそう。ということで、いざいざ実走!

JCJC
実走結果(表)

結果がでました。でも、数字の並びだと分けわからん・・・ということで

実走結果(グラフ)

グラフにすると分かりやすいですね! コースがJCJCの場合、ギア比3.7とタイヤ直径30mmの組み合わせで最速タイムとなりました。で、近似線を引いてみると(タイヤ直径 ÷ ギア比)が8.1ぐらいのところでボトムになっているみたい。つまり、(タイヤ直径 ÷ ギア比)で整理すれば最適なギア比とタイヤ直径の組み合わせが分かっちゃう! ぜひ活用してみてください。

コースレイアウトの影響

ちなみに本番JCのような立体コースでは、加速度のほうがより重要になると思うので、最適な(タイヤ直径 ÷ ギア比)が変わってくると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?