最適なスラストとローラー材質
JCJCの難関と言えば、そうLC(レーンチェンジ)ですね。ダッシュ系モーターを搭載すると簡単にLCでコースアウトしてしまいます。このLCを攻略するための一般的な方法が「フロントローラーにスラストを付ける」なんですが、スラストの角度ってどのくらいが適切なの? とか、ローラーの材質は何が最適? なんて疑問がわいてきます。
ということで、今回はローラーの材質とスラストの角度を変更してタイムを計測してみました。ちなみに、角度調整のスラストチップはお手製です。
アバンテMk.Ⅲ(MSシャーシ)
マッハダッシュモーター
大径スーパーハードタイヤ
リアローラーはMSシャーシのトライパーツセット
ローラーの材質とスラストの角度を変えたときのJCJCのラップタイム(10周平均)がこちら。
LCでコースアウトした場合は「C.O.」と表記しています。プラリングの 場合はスラストを12°までつけてもLCでコースアウトしてしまいました、プラリングでLCを攻略するのは難しそうです。一方でオールアルミの場合はスラスト8°以上で、ゴムリングの場合はスラスト6°以上でLCを攻略 できました。で、コレをグラフにすると・・・
同じようにLCを攻略できたとしても、ゴムリングとオールアルミで0.7秒ぐらいの差があるようです。また、さらにスラストを大きくすることで、LCは安定して攻略できるようになりますが、タイムが遅くなっていきます。 つまり、フロント1段のローラーでLCを攻略する場合は、オールアルミのスラスト8°ぐらいが最適となるようです。
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