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ゴールデンウィーク2日目

朝6時、蹴り飛ばされて起床。遊びに行く約束なんだとか。誰が誰と約束したかは部外者の父には不明なままだ。

ガススタに行き、コンビニに寄り、そこではじめて富士急ハイランドに行くと知る。

嘆きのコンビニの壁

朝9時の高速は、さほど混雑せず、目的地にすんなり到着。駐車場にもすんなり停められた。入園無料。

駐車場から見た富士急ハイランド国

ただし、入園無料だが、中に入るには持物検査、金属探知ゲートを通過し、認証用顔写真を撮らないといけない。遊園地テロ、流行ってるからな。いまや10人に1人は遊園地テロを経験していると聞いたような聞かないような。

いつも六角レンチやスパナ、自転車工具や仕事道具を持ち歩いている自分は、しかたなく駐車場にカバンを置きに戻らなければならなかった。ルールは守らなければな。

目視の持物検査と金属探知では、火薬類はスルーされて簡単に持ち込めそうだな、とか思ったが。

躊躇無く父を置き去る2人

アトラクションはどれも楽しかったようだ。ツマも娘も『金色の猫で水がバッシャァ!』って奴が楽しかったそうで、父は園内のベンチで読んだ、チャンドラーの『長いお別れ』が大変面白かった。おかげですげぇ日に焼けた。
 
昼、合流。

スットロイ、頭の悪そうな姉ちゃんが、面倒臭そうに作った、冷えて臭いスタ丼を片付ける。姉ちゃん、子供が欲しいならメシは作れないと可哀想だぞ。

その後、金色の猫とやらに連行。嫌なら帰れみたいなアナウンスが流れる中で80分も待たされ、所持品は眼鏡も何もかも取り上げられ、何も見えない状態で丸い椅子に座らされて、水しぶきコースターみたいなもので運ばれ、下り坂に突き落とされ、頭から水をかけられた。

遊園地では昨今、事故に溢れているようで、正直な話し、この手の商売は今後難しくなっていく一方な気がする。刺激が足りないと売りがなくなり、事故が起きると損失がハンパない。

観覧車からみた富士急

そんな、刺激いっぱいじゃなくて、客もまばらで、倒産もしない、そんな遊園地、どこかにないかなぁ、なんてことを思った1日だった。

非日常感さえあれば、刺激なんていらないんだがなぁ。

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