2022年 #小説 noteまとめ100作
今年もたくさん読みました。
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年末恒例、noteさんから今年を彩る30選が出ましたね!
なんと今年は!!!昨年にはなかった小説・マンガのカテゴリも増えてまして!!!(えへへ、選んでもらったうれし)
noteで小説は読まれにくいとか言われたり(専用のプラットフォームもたくさんあるしね)それでもやっぱり創作の街!めちゃくちゃうれしいな。
昨年は小説カテゴリなくて、年末ダッシュで100作まとめしたのですが、今年もやりました〜〜〜!!!
30選って限られてるし、自分だけのこころに残る物語ってある。毎年恒例(2年目だけど)小説100作品まとめです!どどんと年の瀬にどうぞ!
推しオススメ、たくさん教えていただきありがとうございます!みんなたくさん読んでてすごい。(すずきあゆさんとか、めちゃくちゃ掘ってくれてすごすぎた……!)自薦もたくさんいただいてうれしいかぎり!感謝感謝〜〜〜!!!
それでは、どうぞ!
🐐
1.男が玄関に入ってきて悲鳴を上げた話
あきらかにやばい状況下で、ふいに起きる心の急制動に笑ってしまう……。クセになるなぁ!好き。
2.夜道で声を掛けられて振り向いたら血の気が引いた話
人は見かけで判断しちゃいけないけれど、見た目人じゃなかったらどうするんだろうな実際……。凍りついた時間き耐えられんわ、おかしみ。好き。
3.電車で赤子が泣き出して謝る母親を援護したら怖い目にあった話
もう耐えきれないくらいむちゃくちゃに笑ってしまうのだけど、ちゃんと救い。いやこれ、すごいよね勇気。でも笑うよね。好き。
4.目を離した隙に迷子になった子供の末路の話
ポイズンに続く永遠にアムロ。きっとなにかあるんだ。や(いつかやってみよ)さしさから出発するのに振動を回避できない類の人生ルートなんだな……。好き。
5.不審者に手を掴まれた話
たぶん、妖怪ってこういうふうに生まれてきたんだと思う。
6.好々爺しげさんの独り言はかるくて深くてせつない
しげさんのやさしいものの見方も、相手に合わせてていねいに紡ぐことばも、やっぱりヒーロー。スキルよりも力よりも、もしかして得難いのかも。じんわりあたたかくて、いいなぁ。好き。
7.電車で突然怒鳴りだした男性に絡まれて危ない目にあった話
巻き込まれる乗客たちとそら豆。いや、ふつうに危ないけどね??ユーモアというか、ハードに切り抜けてるけどね???笑ってまう。好き。
8.もったいないので
????っと、不穏なサスペンスの空気でどんどん引き込まれる。読み進めていくと……!!!!こういう情報を絞ってのラスト、めっちゃ気持ちよくておもしろい。好き。
9.新幹線で座っていたら予測の付かない事態になり悔しい思いをした話
あと一言あれば、やばい囲まれたどうしよう親父……。なんでこう、やさしさ気遣いがすれ違うとおもしろいんだろう。笑うよね。好き。
10.カツアゲにあった話
10円で電話かけるあの時代に生きた民よ。ずっとあるパピコよ。笑うよね。謎のカツアゲ……!(ちょっとやーこさんまみれで語彙力死んできた……)好き。
11.終電で怖い目にあった話
いや、怖い……!!怖いが、笑ってしまう。電車って逃げられんもんなぁ。ここ数年遭遇しない類の緊張感。笑いは緊張と緩和。お大事に……。好き。
12.ショートショート集『誰でもない自分はそこにいる』
ちょっと大人な恋愛ショートショート集。あり得た自分を見つけちゃうと、思わずそわそわしちゃうよね。吉祥寺とムカつく上司のショートショートが好きだった!いい湿度感の悶々です。好き。
13.小説 『夜なく蝉たち』
自分の中にある言葉の檻から出るには、やっぱり外へ、そしてささいな言葉なのかもしれない。長くこころの中に住み着く小説。好き。
14.[全編]新感覚!解決しないミステリー小説 ロンドの旅
タイトルで「ん?」となるんだけど、それがそのまま構造的におもしろくて、文章も読みやすいからスイスイ入っちゃう。Chap1まずは読もう!ミステリいいなぁ〜!好き。
15.【短編】不思議な少女、不思議でも純粋
冒頭から引きまれる謎とやさしい解。あたたかくてじんわりいい……。結果とことばは、込められたものが別だから、ありがとうは大事よなぁ。好き。
16.恋のキューピッドをやってみた話
恋の半分は変だしなんですれ違っちゃうだろうな。教えてインド人。可笑しみ不可避、やっぱり笑ってまう。好き。
17.桜梅桃李、私は今日からまた歩く
創作が創作をつないで、紡がれることば。イラストも目を引くし、やわらかいタッチと目の力強さが印象的。詩作のテキストもパワーあっていいなぁ。春の手触り。好き。
18.フルスイングでバス停を。 目次
超展開なのに謎の説得力込みでめっちゃ入り込んで読んじゃう!パワーがすごいなぁ……!!タイトル通りのおもしろさ。好き。
19.ショートショート「つくるをつくる私たちは」
えへへ、わたしが書いたやつです推してもらいました!消費されることと、つくるをつくる仕事。たくさん読んでくれてありがとー!うれし!
20.Cafe SARI . 1
自分らしくいられる場所があれば生きていける。ドラマが生まれそうな扉の中、凛としてて心地よい温度でよきだなぁ。あったらいってみたい隠れ家、好き。(しかもリアルにやってらして……!!!)
21.命の水
とんとん読みながら漂う違和感からの……、どっ怖……!!!照明暗めの文章、味わい深い……。怖いけど好きなやつ……!!
22.ハイライト
#真夜中インター ご一緒した山羊さんの短編。山羊さんの一周回ってきて0になる小説、ほんとうに好きでハイライトは激推し。淡々としてるのにいつの間にかこころの中と空間を行ったり来たりして、時間も距離も移動する。すると、いつの間にか感情を帯びていく。心地よい、囚われる読書。好き。
23.パラポリンカ
世界観もかなり飛んでるのに、どこか今を感じさせてすぅーっと入ってしまう妙。ことば選びの語感がいいなぁ……。続きが気になるやつ!好き。
24.神々の甘噛み
心地よい語感に囚われる短編。ぐるぐるして、つい2回は読んじゃう引力。おもしろい……。好き。
25.桃子先輩(小説)
時々いる謎の主人公力周辺巻き込み型の人の最上位個体みたいな桃子先輩と、わちゃわちゃ突っ込むお供たち。ユーモアでコーティングされたシニカルパワー。たのしくて、ドキッ。好き。
26.【小説】夏までの距離
どうしょうもなく夏で大学生で、まだ選んでない未来に不安になって。じりじりと出口に近づいていく距離。いつか振り返って、もう忘れちゃう感覚。閉じ込めておきたい。好き。
27.月はずっと
ふかしぎ世界からスマホサイズ検索へのジャンプがたまらない。グラス一杯に人生めいたものを見出すように、その目に何を見るか見えるかにドラマがある。おもしろくて刺さるなぁ。好き。
28.【小説】顔を隠す人
#真夜中インター ご一緒させてもらったぽのこさん!語り部と世界の距離感が絶妙で、ごはん描写ほんとに好きすぎる……。マスクとごはん、今読んだらかなり刺さる文脈だし、隠す見える踏み出すの普遍なところもあって構造がすごい。ジブリ飯ぽのごごはんやで……。お腹空いちゃうよね!好き。
29.元・天才キッズ動画配信者の末路①
#創作大賞2022 で出会った怪作。最初に読んで気になって、徐々にSNSでもザワついて、この話をnoteに投下していく構造がまず怖い。怖いけど読んじゃう。そしてラストと大賞発表後のどんでん返しにめっちゃいい意味で裏切られてたのしかった!好き。
30.【第1話】今夜、ご自愛させていただきます。
一番近くにいるはずなのに、つい忘れちゃう自分。ご自愛のルール、めっちゃいいなぁ。すっと出てくる登場人物みな気になって、物語の広がりを考えるのがたのしい。好き。
31.『オールド・クロック・カフェ』5杯め「糺の天秤」<全文>
やさしさですれ違う忘れもの。ふしぎであったかい誰かと誰かが出会う場所。陽当りと音が心地よくてすいすい読んじゃう。おもしろい。好き。
32.小説:紅葉(こうよう)【3097文字】
一周回ってこの気持ちはなんだろう?ってなる3,000文字揺さぶりジェットコースター。見た目と見えるものと見えないもの。読みながら、勝手に込めてしまうもの。めっちゃおもしろかった。好き。
33.8人の面接官と432円のステーキ
冒頭段落めっちゃ好きすぎるのだが???こういう、自分だけにわかる生活の支柱って、ある。あれよあれよと進む面接とその着地がうつくしくて、すごくあったくて好きすぎる。好き。
34.【小説】レシートの記憶
学生バイト、あらゆる人が入っては出ていくコンビニ。その一瞬はたしかに特別で、でもいつの間にか過ぎちゃってて、振り返るときだけ思い出す。あるよなぁ……。やわらかい思い出。ほんと、あれなんだろう?やさしくて刺さる物語。好き。
35.綺麗な彫刻 /青春小説
みんなと一緒も、人と違うも、誰かと関わらなければわからない。飲み込んでいけない。はぁ〜〜〜あまーーーーい!!!青春。あおい。読めば夏やで。好き。続き想像しちゃうやつ。
36.夜風喫茶店 #1
書き出しの一文がめっちゃよくて、自分だけの創作の場所。対話。ことばの並び。ファンです。例えハリボテの船でも漕ぎ出すのだ。好き。
37.ショートショート「24時間営業の眼鏡屋」
ふしぎなお店のふしぎなバイト。あたり前は外からの見ないと気がつけない。たくさんドラマがありそうな世界観で、気になっちゃうおもしろさ。好き。
38.春が半分泣いている。
自分を鎧う手段は、その人それぞれ。外から見ても、ことばでも、わからないこともある。他人だから渡せるやさしさ。忘れずにいたい。好き。
39.【小説】locate
率直に書き進められる生活の強さ。ことばと語感がさいこうにさささんで、好きです読んでて心地よいなぁ……のふんわりからドッ刺さりしてきて……?!はぁ……。田部さんと間野さんも、田辺さんと真野さんもどちらもよきすぎるんだなぁ。好き。
40.新宿の雪
ある日あるときふとカットが浮かぶ。見たことない、記憶にもない。よくよく考えたら、いつか読んだあの一文。そんなこころに残り続ける小説ってある。うまそうに食べる中華もブルーシートも、雪も。好きすぎる。ぜひ。
41.<短編小説>コーヒーの味を知った日
無防備なやさしさって思わず身構えてしまうけれど、旅の中ぽっかり自分を知らない土地に放り込んだら……。旅の不自由はドラマだよなぁ。小説だけど、いきいき臨場感があってエッセイみたい。好き。
42.短編小説『常連客の漬物』
一方通行のやさしさだから、どっちもわかるんだよな……。笑
いきおいよくしんみりしちゃうよあたいは。好き。
43.アシナガさんは待ってる #パルプアドベントカレンダー2022
軽妙な会話と「ありそう」な世界。怒涛の戦闘と切なさ、ああ、冬に染みるぜ。ケンタ貪り食ってくれ〜〜〜。好き。
44.【青春小説】初恋とメガネと隣の席の鈴木
ただまっすぐ相手を見る、シンプルなのにいつから忘れちゃうんだろうなぁ。やさしく残る手の温度。ぎゃー!と言いたくなる青春再放送にもじもじしちゃう。好き。
45.緑と赤い雨 #パルプアドベントカレンダー2022
地についた世界観もアイテムも、キャッチーなセリフもぜんぶまるっとクール。疾走感がクセになる。映像みたいな読書体験、よきだなぁ。エイダンかっこよだぜ……。好き。
46.ショートショート「失恋美容室」
えへへわたしが書いたやつです推してもらいました(2回目)ありがとうございます!いくつか質問?もらってて、せっかくなのでネタバレしますと那美の想い人は作中にちゃんと出てきてます!何卒🐐
47.【ショート小説】ミラクル ホワイト カレー
機嫌は有限で最もなくなりやすくて、大事な資源。いつも持っていたいよなぁ……。白いカレー食べてみたい。ちょっとだけで、そのちょっとで人生を進めていく一匙。じんわり好き。
48.1分短編集|1周年記念
小牧さん、創作で書いた量と筋力ってやっぱり裏切らない。ほんとにすごくて、この7選必読です。タイトルめっちゃいいし、ビスケットに魔法をがお気に入り。めっちゃ好き。
49.美味しくないお茶
タイトル回収のショートショート、やさしい雰囲気なのに謎の指示から不安な空気になって……?なぜか社長たちが可愛く思えてしまうほっこりホラー。でも、こういう謎のジンクスってまじにあるよね???好き。
50.小説|まつぼっくりをポケットに
子、ほんとに冗談みたいな量テンションでまつぼっくりとかどんぐりって拾い集めてくる。でもすぐに忘れてるからね。まじで。その中のひと粒、やさしい視点でみる世界。好き。
51.好感度上昇サプリ
可視化されることでがんばれることもあるし、みえてほしくないものもある。現代ホラー。あり得ない!とも言い切れない怖みが刺さってくるな……。読んだらちょっと、しばらく囚われちゃう。ゾワッと、好き。
52.【短編小説】大人になった彼女にチーズスフレは似合わない
変わらない、変わってないって一方通行な願い。そのどちらからでも。変わっても、変わらずに話せる関係はきっとめちゃくちゃうれしかったんだろうなぁ。スフレ〜〜〜!切ないぞ……!!ほどよい酸味にはぁ〜〜〜ってなる。好き。
53.蝉が鳴くころに|短編小説
だんだん家族になっていって、でも記憶は絶対じゃない。ぽっかり空いた穴。いつかこの小説の情景とかシーンとかセリフとか、ふいに思い出すときが来る気がする。こころに居座る文章。じわぁっとちゃんとかなしくて、好き。
54.お弁当。
今っぽいお弁当の立ち位置から、それぞれ感じることは違ってきて……?シンプルに力強いことばが響く。ラストいいなぁ。好き。
55.お正月小説『君想ふ』
誰かに恋するのも、誰かの願いを願えるのもいとおしい。初詣、今年は何をお願いしようかな。まっすぐでやさしくて、大人なわたしはちょっぴり苦い短編。好き。
56.流星葬【短編小説】
突拍子もない、とは言い切れない流星葬の世界。残された方はまだまだ続く。根っこのところですごく刺さってきて、すーっと夜空に星が広がるように想像される。いつか、何度かこの小説のカットを思い出すんだろうなぁ。好きすぎる。
57.小説|サクラとモリが満開の下(あるいは、もう少しだけ冷たい何か)
淡々と語られるのに、ふいにゾクッとよぎる冷気。狂気の量が足りない。ひとのこころは面倒くさいほどには丈夫で困る。困るなぁ。怖いのに、じっとり記憶に残る短編。好き。
58.スケキヨと私【2000字のホラー】
ちょっと真剣にふつうに想像してみたんだけど、やっぱりこれ怖いな………????ほっこりさせようとしてるけど、怖いからな???でも笑ってしまう!好き。
59.【ピリカ文庫】「夕グレ」(2004字)
冒頭一行を3回は読んだ。読むよね??パワー満載で、なんかおかしくてやさしい。巻き込まれ型の短編、めっちゃよきだなぁ!好き。
60.バーチャルな恋が、リアルな愛に変わるとき
リアルとバーチャル。どちらもほんとう。挿絵も最高ですいすい読んで入り込めちゃうし、はぁ〜〜〜!!!実装してくれー!!そして、タイトル回収ありがとうございます!!!!好きすぎる。好き。
61.【掌編小説】真夜中に、お菓子なお歌を
夫さんとの軽妙な会話かわいくてめっちゃいいし、料理は最も身近な瞑想。できあがるプロセスで整うよねぇ〜〜〜!真夜中に読みたい一編。好き🍩
62.赤い鯨 【改稿】
冒頭一文、サスペンスがめちゃくちゃ詰まっててすごく好き。めっちゃいいよね???埋められない穴と感情を、こんなふうに見るんだろうか。聞くんだろうか。出口のない空気感が迫る。よきだなぁ。好き。
63.粗末な暮らし
気になりすぎるぜ導入、タイトルからどんな広がりが……!?ハードボイルドも香るしSFもある。刹那的な主人公のものの見方もいい空気で好物やで……!!不連続小説マガジンにまとめてくれててよきだなぁ!好き。
64.【小説】人魚の卵
ぽいっと出てくるふかしぎ、そのままやさしさで包むような物語。小さい頃、海に行ったときに何でもかんでも拾ってはたからものにしたのを思い出す。じんわりいいなぁ。好き。
65.曇天
さいしょの一文、それは無いものねだりともいえるし、ほんとに無いとも言える。ぐるぐる見つからない「それ」強烈な原体験へのコンプレックス、わたしもわかるなぁ。自分が主人公なのに、何もないと思ってしまう物語。じりつく短編、モノトーンな雰囲気も迫る。好き。
66.【短編】狂乱する“賢い大人”たち
世代なんでもうめちゃくちゃに想像できるデュエルスタンバイなんですけど、シニカルでその分まっすぐな子どもごころが刺さる。ほんとうの賢さはどこにあるんだろうなぁ。空飛ぶピザは、たぶんビビっちゃうし……!好き。
67.転がる石ころたち|短編小説
折り合いをつける、と言ってしまえばそれまでだけど自分の人生だけにそれぞれにドラマ。転がる転がる転がった先も自分。地元ズの会話をよきなんだけど、旦那さんにもぐっときてしまった。めっちゃ好き。ぜひ。
68.【小説】ひよどりストア桜が丘店 青果部門
子どもの好き嫌いは味とか食感とか、大人の基準とは別次元のものだからほんとうにゆっくりだしダメなときはダメ。頭ではわかってても心が追いつかないって子育てだと多い壁だけれど、それをすっと消してくれるのもささいな言葉だったりする。やさしさが紡ぐ物語。好き。
69.【小説】スープがならぶまでに 征吾篇
ここ数年直面させられてきた生活の強さ、保っていかなければならない局面。今読めば深く、でも根っこではいつだって大切だから再読してまた味わいが変わる。できることをやって、話して、寄り添っていくのだ。大変なときにとりあえずあったかいもの食べるような、腹の芯に響く物語。好き。
70.おひさまのにおい
一緒くたの子どもから少年少女それぞれの自分の枠へのグラデーション。いじらしくって、覚えがある。ベランダのおふとんあったかいよね。ぬくもりが残るラスト、めっちゃよき。好き。
71.ぼくは弟がきらいだ 【#創作大賞2022 応募作品】
小さい頃の年齢差って決定的で、ついコミュニケーション取りやすい(と思い込んでる)兄にいろいろ期待しちゃうんだよな。でも、ほんとはどっちにも誠実でいたい。ひらがなでまっすぐ書かれることば。刺さるなぁ。好き。
(推していただいた作品2021年の投稿でしたので、2022年の作品に変えさせていただきました……!!)
72.冬の贈り物(短編)
クリスマスの特別は、ちょっと違えばふしぎがいっぱい。大人側、こっち側の夜。なんだかじんわりとあたたかくさみしい。いいなぁ。好き。
73.雑文(54)「飛文症」
ことばってふしぎで、実体はないのに重さも質度もある。明朝体が冷たくて刺さる感、わかるなぁ。ユーモアに包まれてて、ちょっとドキッ。好き。
74.【小説】幕開け #創作大賞2022応募作
ゆらぎ。大小関わらずほんとうにたくさんの人が正解がわからない決断をして、なんとかここまで延命して、届けて、届かなくて。やっと幕が開く、その時まで。手を動かしつづけてくれてありがとうだよな。好き。
75.人生が、マンガのコマのように過ぎていけばいいのに。#創作大賞2022
小さい頃、電車や車で流れていく電柱にどんどん忍者が飛び翔けていく想像をした。どんどん流れていって、途切れても都合よく復活したり大ジャンプしたりして、何時間でも見てられた。枠に囲われた世界、誰かの存在を想像すること。じりりとホラー。怖いです。そしておもしろい。好き。
76.アナモルフォーシス
理解とことばの間は深い谷がある。でもなんとか外に出そうとして、ことばにしたり残したり。口に出すことで生まれる物語もある。ほんとか嘘かわからないけど、受け取ったときの揺らぎは事実。久しぶりに七屋さんの世界を読めてうれしい。好き。
77.あの日の駅
いつか迷い込むかもしれない狭間の世界。場所も空間も、いっとき閉じ込めたらふしぎな世界だもんなぁ。なんだかなつかしくて、ちょっと怖くて、じんわりあたたかい。好きです。
78.小説:サプライズプレゼント【3234文字】
サプライズよくないぜ……。タイトル通りにぐるんぐるんと急転下。パワーあって、ぶっ飛び!どひゃ〜!好き。
79.ベテルギウス
恋の情景、賞味期限切れでもふいに蘇るから困りもの。どうしようもない、出口のない記憶ほど残ってしまうのけっこう人生のバグだと思う。大人の香りの短編。冬の匂い。好き。
80.Lucky to be me
お守りみたいなお店、悲しいときのワイン。大人になるってうまく飲み込むことだから、こういうのいいなぁ。敵に当たってやられてもう一機!とはいかないけれど、もう一度歩き出せる(かも)なお酒っていい。素敵なクリスマス。好き。(SARIコラボ……!!!)
81.はらつづみ【掌編小説】
飲み込みきれないことってたくさんあるし、時間をかける必要もわかっててなかなかできないこともある。でも、人生を進める出来事ってふいに訪れるささいなものだったりするよね。何度もこれ、思い出すと思うな。あたたかいはらつづみ、笑顔になれるやつ。好き。
82.【Letter/ Do you remember?】 卒業式シリーズ
先生、感動でシューがーコーティングされたパワー型のどっホラーなんですけどー!!いきおいが最高だなぁ……。そして謎のジーン、いい話……?やで!!好き。
83.シティポップが聴こえる
シティポップ。思い描いた東京って、いつだって手に届かない。わたしも地元出た側だから、見知った土地のあのなんとも言えない居心地のおさまらなさをおもう。切ない、一瞬の人生の交差。夏です。好き。
84.【童話】司書さんと初恋のゆきさき
雪がつなぐやさしい童話。節々に現実感が散りばめられていて、ひとつのふかしぎがなおさら効く。語り口があたたかくていいなぁ。好き。
85.人生ポスト(前編)
手紙にしたい、書き記しておきたい思いがある。いいことでも、辛いことでも。短い物語にギュッと込められた深み。あたたかくていいなぁ。めっちゃ好き。
86.【小説】 思い出タクシー 【ショートショート】
日常にちょっと入り込むふかしぎ、その入り口の置き方が新鮮。ちょっとひやり、でも乗りたくなる。これシリーズなんだな??めっちゃ好き。
87.Who am I ?
記憶のフタが外れない状況、語り部が抱える謎がそのままサスペンス。けっこうな状況なのに牛丼に笑ってしまう。笑 一体なぜ……?気になるやつ!
88.首都高ドライブ|短編小説
都合のいい人って、まあよくない関係の使い方なのだけど、それもわかってて救われるときもある。環状線ドライブ。大人なクリスマス。好き。
89.みかんとタクシー
えへへわたしが書いたやつです推してもらいました。忙しさに塗りつぶされがちになったら、ひんやり丸いみかんを食べてビタミンやぞ。何卒🍊
90.掌編小説 『よだかと、ふたり』
年の瀬に読みたい、寒さに一筋あたたかい掌編。過去の自分を救うのは、誰かのまっすぐなことばだったりする。じんわりいいなぁ。好き。
91.クリームソーダ【第一話】
自分の暮らしの裏側って切り取り方がめちゃくちゃよくて、どこかがいつものになるのにうれしくなる。これは飲んでみたいクリームソーダだなぁ。好き。
92.サイキック・サイコ1
謎の提示から世界観、するする読み入っていって……続きが気になるサスペンス。短い所作でキャラクタが色づくのもめっちゃいいな。これは読んじゃう!好き。、
93.いいから、早く、好きって言いなよ。
ギターって音程も缶ペにはならないし、唄うような楽器なんだよね。恋せよ盲目!どんどんのめり込んでいくのがなつかしくて、ハラハラしてドキドキ。誰かのいつかを思い出させる物語。好き。
94.34歳、モラハラ夫から逃げ出した彼女が辿り着いた場所
大木さんと今井真実さんのコラボ小説のnoteスペシャル版。「食べたい」という根っこの欲が断たれたところから、語彙力消滅のパワーワードが気持ちよく刺さる。急展開もしっかり下地が引いてあってよしよしいけー!って主人公応援できるのうれしい。安田がめっちゃイラッとして好き。かなりな状況だけど、光があってよきだなぁ。続きが気になる。好き。
95.短編小説)白の自画像
個で対応すると違うのに、輪で関わるといられない。謎の引力圧力に負けそうになるけれど、だんだんその比較で自分の色を知っていく。実はまっすぐ伝える美加ちゃんもよきだよな。読むとそわそわするあの日のはなし。好き。
96.掌編「下足焼き」
下足。げそ。そのまんまの漢字だけど、読んだあとはふしぎと色がつく。人生のある地点を固定したような、出口のなさが迫る。文学だなぁ。とらわれて、好き。年の瀬。
97.スラーエルセの若者
なぜかいつも小説カテゴリで出会う田所さん。でも、もしかしたら旅は小説なのかもしれない。誰かのことばを、誰かを介して聞く。それに込められた想いは何倍も想像されて、大きくなる。じんわりといいなぁ。誰かの目を通して体験する物語。好き。
98.ショートショート「だれかの仕事を」
えへへわたしが書いたやつですありがとうございます!(たくさん推しありがとうございます。まとめ者の約得感がすごい……!)年の瀬のショートショートなので、何卒です。
99.サンタに扮した不審者によって危害を加えられた話
おぃぃいいい!!職員ンんんん!!サンタは夢の存在であるがゆえに、その反動と乖離、現実との比較が人を大人にする。笑ってしまうな。クリスマスのほっこりばなしにまぎれ込んだやば話。好き。
100.「トラックガールと回送男」本編
あまりにも長い距離を移動するとこころが着いてこないことがある。でも、それを求めて走ることだってある。振り切れない人生。流れていく景色が胸にくる、小説。どこかでまたの距離。好き。
来年もたくさん読めるといいな!
書いてくれてありがとう。
読めてしあわせです。
それでは、よいお年を〜!
おわり。