[CL愛知2023Day2進出]封印石4Cロスト概論(全文無料)
最近ルギアを練習で使ってる時に「パチンコ」と言うと「キャプチャーアロマ」のことか、「テーブルシティ」のことか、「やまなだれ」のことか、「いちげきクラッシュ」のことかわからなくなってます。
初めてましての方は初めまして、また記事を読んでくれた方はいつもありがとうございます。
のっこです。
今回は自分は参加していないのですが、調整メンバーと一緒に作成し、実際にCL愛知で使用した「空の封印石+ロスト」というデッキについて紹介していきたいと思います。
戦績としましては、
このデッキの考案者であるかとりゅう(https://twitter.com/D100multiscale)のことをここで紹介させていただきます。
過去に「ロストカイオーガ(アメイジング)」「ロストアメイジング」など個性的なデッキで成績を残してるプレイヤーです。
▼環境考察
今回のCL愛知の環境は一言で言うならば群雄割拠というほどデッキがばらけており、どのデッキを使っても得意な対面・苦手な対面が存在する難しい環境だと考えておりました。
直前のシティリーグでは、主に「ロストギラティナ」、「一撃ルギア」、「ミュウ」、「ミライドン」、「ロスト系統」の5つのデッキで環境は固まってきました。
※環境自動分析システムを運用してるおすぎさんのCL愛知直前のデータ
※おすぎさんのCL愛知の集計結果
実際に直前と分布はほとんど変わらず意識すべきデッキは間違っていなかったと思っています。
※3/9追記
3/8にてポケモンカード公式chよりCL愛知のデッキ分布が公開されました。
これらをまとめると、
Day2進出者のほとんどがデッキタイプを変えていないとして、今回のCL愛知での勝ちデッキはミュウとルギア、負けデッキはロストギラティナとミライドンということがわかります。
またマッチング別の勝率より、
ロスト系統のデッキはルギアを除き勝率50%を下回ることがなく、CLという参加人数が多く様々なデッキと対戦する可能性がある中では良いデッキ選択ができたのではないかと実感しました。
・ロストギラティナ
なんといってもこのデッキは、有象無象に強い点が評価が高いです。HP280で弱点なしのVSTAR、VMAXに対しては「スターレクイエム」、ルールを持たないHPの低いポケモン達に対しては「ロストマイン」と「げっこうしゅりけん」と対応力がとても高いです。
しかし、「ミライドン」や「一撃ルギア」といったゲームスピードが早く、相手のアタッカーが「ウッウ」で倒せないデッキに対しては有利とは言えず断念。
Day1を抜けるためのデッキとしてはいいと思います。
・一撃ルギア
Dレギュレーションの各種特殊エネルギーがスタン落ちをし、「ルギアVSTAR」も環境から消えると思いきや「バンギラスV」や「イシヘンジン」などの強力な一撃アタッカーを携え戻ってきてしまいました。
回れば強力なのですが、再現性に乏しく、ジュラルドンVMAX、シンオウ神殿や頂への雪道などのメタカードに対して脆いところから使用に至りませんでした。
デッキパワーは高いのでDay2に持っていくのは全然ありだと思います。
・ミュウ
俗に言うフュージョン型とダブルターボ型がありますが、自分は環境に刺さりがいい「頂への雪道」と「ジャッジマン」が多投できるダブルターボ型がオススメです。
正直使わない理由がないくらいには強いのですが、自分達が今回使用した「ドラピオンV」+「空の封印石」まで決まってしまうと勝つのが厳しく、他のプレイヤーも「空の封印石」が今回のCL愛知での注目カードだと気がついてると思い候補から外れました。
ミュウが一番ジャッジマンを強く使えるデッキだと思っています。
参考にしたミュウのnoteを載せておくので是非読んでみてください。
「ドラピオンV」を入れておけばミュウに勝てると思っているそこのあなた.…甘いです。
・ミライドン
個人的に評価が難しいデッキです。展開力はピカイチですが、「エレキジェネレーター」でエネルギーが付き、アタッカーが継続的に用意できれば強いデッキですが、エネルギーが付かずアタッカーが用意できないとそのまま負けてしまうと、良くも悪くも「エレキジェネレーター」頼りのデッキという印象があったため使用には至りませんでした。
▼デッキ選択について
今回のCL愛知では「サーナイトex」を除き、VMAXかVSTARを中心に構成されているデッキが中心になっていることから「空の封印石」というカードが強力ではないかと考察し始めました。
「空の封印石」と相性が良いカードを考えた時に出てきたのが、
・エネルギーが雷無と軽く、「ルギアVSTAR 」に弱点をつける「ライコウV」
・ミュウVMAXに対して「空の封印石」を絡めサイド4枚を取れたり、「ミラージュゲート」2枚から「サーナイトex」や「ミュウツーV-UNION」をワンパンできる「ドラピオンV」
・3エネ250ダメージという高火力を叩き出せる「カイリューV」
このカードは奇襲性能が高く、「空の封印石」と合わせて相手の想定していないダメージラインを叩き出し、サイド3枚・4枚をとってくれるいいポケモンでした。
この3枚のカードに注目し、その3つのどのポケモンに対してもエネルギー加速ができる「ミラージュゲート」を採用したロストゾーンを軸としたデッキを作成しました。
また、水エネルギーを採用することから「かがやくゲッコウガ」の「げっこうしゅりけん」で非ルールのポケモンをまとめ取りしたり、ロストゾーンギミック最強のカード「ヤミラミ」を採用でき(アクロマの実験に触れない等の事故を除けば)、隙のないデッキが完成しました。
▼デッキリスト
のっこ使用
もじゃ使用(Day1、Day2共通)
かとりゅう使用
ぶらっど使用
それぞれ数枚違うリストを使用しました。
▼採用カード解説
ここでは自分のデッキから一部採用カードを解説していきたいと思います。
・ウッウ 1枚
最初はヤミラミが1枚でウッウを2枚採用していました。ロスト対面を意識して2枚採用だったのですが、ウッウ2回で220(しかもバトル場だけ)、ヤミラミ2回で240(好きな所にばら撒いて)というところからヤミラミの方が価値が高いと判断し1枚減らしました。
・ヤミラミ 2枚
ロストゾーンギミックにおける最強カード。上記の理由とどのデッキに対しても基本1回は使用し、ロストミラーではどちらが先に「ロストマイン」ができるかが勝負の鍵であるので2枚採用。
ロストマインのダメカンのバラマキ方に関してはこちらの記事がが大変参考になったのでぜひ読んでみて下さい
https://dorasuta.jp/column/detail?aid=10662
一番重要なところはここです。ぜひ皆さんも練習してロストマインのプロを目指して下さい(?)
・カイリューV 1枚
250という高火力を誇り、相手のポケモンVをワンパンしたり、事前に「おとぼけスピット」や「ロストマイン」で削っておいたポケモンVMAXを「空の封印石」をつけて倒したりとこのデッキの重要なアタッカーです。「空の封印石」までは想定されてもこのカードをケアすることは難しく、本番でも相手の意表をつけて強かったと、他3人が話してました。
おもちゃだと思って採用したら強かったらしいです。(かとりゅう談)
・ライコウV 1枚
雷無と「ミラージュゲート」1枚だったり、「キバナ」から起動でき最大220ダメージとコスパがよいアタッカーです。ルギア対面では「空の封印石」を携え「ルギアVSTAR」を弱点込みでワンパンしてくれます。
・ギラティナV 1枚
このデッキのオシャレポイントです。主な役割は「クレッフィ」やロック対面だったり、「アクロマの実験」が引けない時にロストゾーンの枚数を増やすために使います。
事故回避なら「ネオラントV」の採用も考えたのですが、「ネストボール」や「バトルVIPパス」からベンチに出すことのできる「ギラティナV」に軍配が上がりました。「ポケギア3.0」で「アクロマの実験」が引ける自信がある人は「基本草エネルギー」と変えて、2枚採用していいかもしれません。
また、「基本草エネルギー」を採用しているので「ひきさく」も使うことができます。このデッキにおける条件なし160ダメージは意外と貴重な打点です。
・ドラピオンV 1枚
対ミュウ最終兵器。ミュウ対面以外にもサーナイト対面では「ミラージュゲート」や「キバナ」から4エネルギー加速してアタッカーとして使うこともあるのでロストしないようにしましょう。ルギア対面ではいちげきアタッカーを採用しているのでたまに使うこともあります。
・かがやくゲッコウガ 1枚
デッキを回すエンジンポケモンであり、「げっこうしゅりけん」という「キョダイレンゲキ」のような技を持つかがやくポケモン。
ロスト対面やサーナイト対面では積極的に「ロストマイン」でマナフィを狩った後に「げっこうしゅりけん」を狙っていきます。
技を使いたい対面では、手札に余裕がある時は「基本水エネルギー」で「かくしふだ」をせずに持っておくことを意識したりしています。
・バトルVIPパス、ネストボール 4枚ずつ
たねポケモンを安定して持って来れるカードは最大投入。中盤〜終盤に「空の封印石」を絡めるのでそこで必要になるアタッカーを用意するためにネストボール4枚からは減らせませんでした。
・ヒスイのヘビーボール 1枚
ピン刺しのアタッカーが多いので採用。サイド落ちの確認にもなりますが、先に「ネストボール」でサイド落ちを確認し「カイリューV」などがサイド落ちしているのを確認したら相手に情報を与えないようにあえてあとで使うこともあります。
・いれかえカート 4枚
たねポケモンで構成されているのでもちろん「ポケモンいれかえ」より優先して採用。
ロスト対面ではどうしても厳しい選択でない時以外はロストしないでください。(後の項で解説)
・あなぬけのヒモ 2枚
いれかえ手段として採用していますが、このデッキは相手のバトル場のポケモンを弱点をついてワンパンを狙うことが多いのでこの枚数の採用。
・エネルギーリサイクル 2枚
対戦中1枚は使うので2枚採用。
・空の封印石 2枚
このデッキのコンセプトカード。このカードを使うことをコンセプトとしているので2枚採用。
・こだわりベルト 1枚
カイリューVが280ダメージ(VSTARワンパン)出したり、ライコウVが250ダメージでバンギラスVなどをワンパンしたりする打点ラインをみて採用しましたが、1枚しか入ってないので割とご都合カードのような気がします。
・アクロマの実験
4枚にしない理由がありません。
ちなみにこちらのnoteにある確率計算ツールを参考にアクロマを引ける確率は、
この確率が信用できず、ギラティナVを採用しました。
・ツツジ 1枚
ロスト対面がどうしてもこのカードがないと厳しいので採用しました。(それでも五分くらい)
「ツツジ」+「ロストマイン」は最強のコンボです。
ロスト対面以外は基本「ツツジ」ではなく「空の封印石」でサイドレースを捲るイメージでプレイしましょう。
・キバナ 1枚
ロストゾーンギミックのこのカードの評価が自分の中で非常に高いです。「はなえらび」で引けなかったカードをこのカードでサーチしてこれるので。
よく「空の封印石」をサーチしてきます。
・ボスの指令 2枚
「空の封印石」をつけて倒したいポケモンを呼び出したいので2枚採用。序盤の「はなえらび」で見えた時ロストしたくなりますが、後半に山札に1枚しかないと中々引けないことがあるのでできるだけロストしたくないです。
・クララ 1枚
ロスト対面では「ウッウ」と「ヤミラミ」を回収するために使うのでロストしないようにしましょう。
・ビーチコート 2枚
「はなえらび」の試行回数を稼ぐために採用。ミュウ対面では「ドラピオンV」を通すために相手の「頂への雪道」を剥がしたいのでロストしたり、無闇に貼ったりしないようにしましょう。
・各種エネルギー
合計11枚採用しており、この枚数だと不自由なく「かくしふだ」ができかつアタッカーを作れる枚数だと判断。
▼不採用カード採用
ここでは自分のデッキには採用されていなかったり、採用を検討したカードを解説します。
・ウッウの2枚目
採用カードの「ウッウ」の所で述べた通り、ロスト対面で欲しいですが「ヤミラミ」の2枚目の方が優先度が高く抜きました。
・ガラルサンダーV
「アルセウスVSTAR」や「レジエレキVMAX」をワンパンするために採用を検討しましたが、「ロストマイン」と「カイリューV」で対応可能だと判断し、不採用。
・ネオラントV
「ネストボール」や「バトルVIPパス」では特性が発動しないため任意のタイミングで使うのが難しく不採用。「アクロマの実験」の5枚目と考えればありのかもしれません。
・レベルボール、霧の水晶などの追加のボール
これは採用した方がよかったかもしれません、実際かとりゅうはCL愛知では事故負けしかしていないと言っており、安定感を増すために追加のボールを入れることを検討した方がよかったと反省しております。(なお枠はない)
▼各対面の立ち回りとサイドプランについて
まず前提としてこのデッキは後攻を取ります。
後攻を取る理由は、
①アクロマの実験に触れればバトルVIPパスに触れる確率が増える
「バトルVIPパス」による盤面展開の出力が非常に高いので先行時に比べ「アクロマの実験」が使うことができる後攻を選びたいです。
②先行よりロストが貯まる枚数が多い
当たり前ですが「アクロマの実験」があるので先行時よりもロストの枚数は多いです。最悪「アビスシーク」も使えばロスト4枚は溜まるでしょう。
③「空の封印石」や「ツツジ」などのサイドレースを捲る手段が入っている
この2つが入っているので相手よりサイドを先行することよりも中盤〜終盤にかけてこのギミックを決める準備の方が重要だと考えました。
④ロスト系統に後攻を取らせたくない
どうしてもロストミラーにおいては「ロストマイン」に先に到達した方に勝敗が傾くので後攻1ターン目から「アクロマの実験」でロストを溜めたいです。
・ロストギラティナ
サイドプランは、
①「ウッウ」と「ヤミラミ」で相手の「キュワワー」、「ウッウ」、「ヤミラミ」を合計3体倒し、後半に出てきたギラティナVSTARを封印石込みで倒し6枚取りきります。
こちら側のポケモンVで攻撃した後に相手にサイド2枚取られてしまうので、こちらのサイドが4枚で相手のサイドが3枚以下になる前に後ろに「ヤミラミ」を用意しつつ封印石込みでギラティナVSTARを倒すと4→1とサイドを進め、
「ツツジ」が飛んできてもバトル場のポケモンVが残るか、「ロストマイン」でサイドを取って勝ちという盤面ができます。
②相手が封印石を警戒してギラティナVSTARに進化してこなかった時に狙います。この場合はこちら側は最後に「ギラティナV」をワンパンしたい時を除き、基本的に非ルールのポケモンのみで戦います。
「ロストマイン」で「ギラティナV」に圧をかけたりすることで進化すれば封印石込みでサイド3枚、進化しなければ「ロストマイン」で倒せるなどの択を相手に押し付けましょう。
③相手が本当に「ギラティナV」を出してこない場合はこの勝ち方しかありません。ロスト系統と戦う時と同じなのでそこで解説していきたいと思います。
ロストギラティナは、ギラティナラインが入ってることにより封印石込みのサイドプランが取れるために他ロスト系統よりは戦いやすく、
「ツツジ」圏内に入らないように「ロストマイン」でばら撒いたり、アタッカーを複数体用意して「ツツジ」が飛んできても大丈夫な盤面を作ったりとすれば微有利くらいのマッチマップだと思っています。
・一撃ルギア
サイドプランは、
①3回の攻撃で勝てるので一番簡単なプランです。封印石ライコウで「ルギアVSTAR 」を倒す、「カイリューV」で「バンギラスV」を倒し、「ひきさく」や「ロストマイン」2回で「アーケオス」や「イシヘンジン」を倒して勝ちます。
相手が「ルギアVSTAR」をアタッカーで使ってきてくれた時は「ボスの指令」なしで封印石ライコウが決まるので積極的に狙っていきましょう。
②封印石が用意できなかったり、相手が「ネオラントV」を出してきた時はこのプランを取ります。「ライコウV」で「ルギアVSTAR」、「カイリューV」で「バンギラスV」、「ロストマイン」2回で「ネオラントV」などで2-2-2とサイドを進めます。
「崩れたスタジアム」で「ネオラントV」がトラッシュされると一気に厳しくなるので、このプランを狙うならなるべく早く「ボスの指令」を使って「ネオラントV」を倒しにいきましょう
③「かがやくアマージョ」が入っているとプランが崩壊するのであまりオススメしません。
かがやく枠が別のポケモンの時はこのプランを狙いましょう。
「げっこうしゅりけん」+「ロストマイン」でアーケオスを倒し、「ルギアVSTAR 」を封印石ライコウで倒し(別のポケモンVを倒せるなら封印石なくてもok)、ポケモンVか非ルールのポケモンを倒して勝ちます。
一撃ルギア対面では「バンギラスV」の上技で「キュワワー」が倒され、こちらの重要カードがトラッシュされるのが非常に厳しいのであえて序盤で「ひきさく」をしたり、バンギラスVが起動してきたらすぐに「カイリューV」でカウンターしたりとパチンコさせないようにしましょう。
VSTAR パワーを使うために絶対に盤面に出てくる「ルギアVSTAR」をエネルギーの要求が低い「ライコウV」でワンパンできるので結構有利なマッチアップだと思っています。
・ミュウ対面
サイドプランは、
①一番簡単で基本はこのプランを目指します。「ライコウV」で「ゲノセクトV」または「ミュウV」を倒し、その後「ミュウVMAX」を封印石ドラピオンで倒します。先に「ミュウVMAX」を倒してしまうと「ツツジ」圏内に入ってしまうので先にサイド2枚のポケモンを倒すように意識しましょう。
「ゲノセクトV」をVポケモン倒してとミュウVMAXをバトル場に誘い出しましょう。
②「ドラピオンV」で2枚、「げっこうしゅりけん」と「ロストマイン」2回で「ゲノセクトV」を2体倒すプランです。
「ゲノセクトV」2体の合計HPが380で、「げっこうしゅりけん」+「ロストマイン」2回の合計が420なので「いれかえカート」1回までは許容できます。
相手が「サイコジャンプ」を駆使して「ミュウVMAX」を場に残してこない時はこのプランを目指しましょう。
③もしメロエッタ出てきた時は(上手い人は絶対出してきません)、「メロエッタ」と「ゲノセクトV」に「げっこうしゅりけん」で90ずつばら撒き、ばら撒いた「ゲノセクトV」をロストマインで倒し、「ミュウVMAX」を「ドラピオンV」で倒します。
ミュウ対面では相手が頂への雪道でドラピオンVの特性を止めてくるため、封印石ドラピオンを決めるために必要なカードはロストしないように注意しましょう。
逆にこの対面は他対面よりもアタッカーの枚数、エネルギー要求が少ないので「ミラージュゲート」、「エネルギーリサイクル」、基本エネルギーはロストに送れる枚数に余裕があります。
キバナは封印石ドラピオンを決める際に、「ドラピオンV」・「空の封印石」・「ビーチコート」の内足りないカードをサーチできるので強力です。
ダメージを負った「ミュウV」は「サイコジャンプ」で山に帰ってしまうので「おとぼけスピット」でダメージを与える意味が薄いので、後攻1ターン目は「おとぼけスピット」を狙うよりも「キュワワー」を3面並べてロストゾーンのカードを増やすことに専念しましょう。次のターンの「ジャッジマン」に対しても「キュワワー」2面で対応できます。
ただし「ゲノセクトV」がバトル場で先行1ターン目を終えてきたら話は変わりますが。
・ミライドン対面
サイドプランは、
①「ミライドンex」や「レジエレキV」などを「ライコウV」で倒し、「ロスマイン」で削った「レジエレキVMAX」を空の封印石カイリューで倒すプラン。
②「クレッフィ」を2面立ててきた場合に取るプランです。
「げっこうしゅりけん」で「クレッフィ」2体を倒し、「ロストマイン」で削った「レジエレキVMAX」を空の封印石カイリューで倒します。
ミライドン対面では「ギラティナV」の「アビスシーク」を積極的に使っていきます。
理由としてはレントラー型なら、「スナイプファング」で「ギラティナV」が倒されないため、「ミライドンex」がバトル場に出てくる。そうすると手札からカードが引っこ抜かれず、ロストも溜まっているため自分の動きを通しやすくなります。出てきた「ミライドンex」もお互いベンチ展開をしている場合が多く「ライコウV」で簡単に倒せます。
クレッフィ型ならクレッフィが前にいる内は「レジエレキV」の「スイッチボルト」でも倒されず、やはり「ミライドンex」がバトル場に出てきます。さらにクレッフィが場に残るのでそれを「げっこうしゅりけん」や「ロストマイン」で回収することができます。
サイド2枚取られることに恐れず、「ギラティナV」で「アビスシーク」をし、ロストを溜める事で逆転の準備をしましょう。
・ロスト対面
サイドプランは、
V、VSTARが入ってないロストには当たり前ですがこれしかないです。
同型のミラーマッチでは正直「ロストマイン」勝負になります。
相手より早くロストマインを打つか、打たれた後に「いれかえカート」を何回有効に使えるか、「げっこうしゅりけん」をどれだけ通すか。ここら辺が大事だと思います。
これだけで終わるのは何も考えていないと思われそうなので、ロストミラーにおける自分が意識していることをまとめます。
例えばよくある盤面として、自分の残りサイド4枚で相手の場に「キュワワー」×2、「マナフィ」、「ヤミラミ」がいるとします。
この時の相手のポケモンの合計HPが70×2+70+80=290で「ロストマイン」3回分の360で足ります。ここに「いれかえカート」2回の60を足しても360には届きません。
ですので、相手の「いれかえカート」が2枚トラッシュかロストにあれば「ロストマイン」3回でサイド4枚を取ることができます。
逆の視点から考えると、こちら側は相手の「ロストマイン」に対して、3回以上「いれかえカート」を使用すると相手のプランを崩すことができます。
なのでミラーにおいてはいれかえカートは余程のことがない限り、ただのいれかえとして使ったり、ロストしないように気をつけてください(重要)
これはこちら側が3枚目のサイドを取る時の話で、3枚目即ち「ツツジ」圏内に入る場合に「ロストマイン」で「マナフィ」を取りつつベンチで「げっこうしゅりけん」を準備する事で、
相手がツツジを使う→「マナフィ」が出てこず「げっこうしゅりけん」が通る。
相手がクララを使う→「ツツジ」で手札が流されない。
この2択を押し付けることができます。
「いやいや当たり前だろ!というか序盤はそれしかないだろ!」と言われる気がしますが、これにはちゃんと意味があります。
「ウッウ」のHP110=「おとぼけスピット」のダメージ110という倒してるポケモンのHPと打点にムダがありません。
これが「おとぼけスピット」で「キュワワー」を倒したとすると、ダメージ110に対してHP70なので50ダメージムダにしていることになります。
これは後々のロストマインの合計HPにも影響してくることがあるので覚えておきましょう。
「回収ネット」がなくなったので相手の「かがやくゲッコウガ」や「かがやくリザードン」への「おとぼけスピット」は有効です。
▼最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
初めて1万字を超えるnoteを書いて疲労感と達成感があります。
今回のCLでは何人かで同じデッキを組み、その内Day2進出者を排出できたことは自信に繋がったと思います。
今月には自分もシティリーグがあり、そこに向けて練習をしているのでまたそこでいいデッキができればnoteを書きたいと思っています。
最後に無料noteにしているのでこのnoteのスキ、そしてTwitterのフォローをしていただくと泣いて喜びます。(変なアカウントでなければ基本フォロバします)
あなたの反応が次のnoteのモチベーションに繋がります!
感想や誤字脱字、質問があればお気軽にDMにご連絡ください。
それではまたお会いしましょう。