群馬大学学士編入試験体験記

編入試験といえば群馬大学!!!
合格者の数や受験者の割に意外と情報が出回らない謎多きこの大学
筆者は二次試験で爆死しましたが、貴重な経験が得られましたので情報共有いたします。

岡山の時と同じで当時書いた文章をほぼ編集せずに出します。

以下本文

新幹線に揺られながら。

試験前日の朝忘れ物しまくっての出発となった。1泊2日の旅行なので岡山の時に比べ荷物が軽くて、準備も楽だった。
高崎には今はなきビューホテル一度だけだが行ったことがあった。
新幹線の中
下痢プラス酔いで一瞬死にそうになった。
途中仮眠できたので、吐いたりはしなかった…
酔い止めを忘れてしまったのが痛い……
ティッシュとハンカチも忘れました。

高崎→前橋の本数が意外とないアンド駅が熱い…

前橋について
13時すぎだった気がします。ホテルで荷物預けてから、フロントの人対応がよかったです。昼はマック食べました…(夜もなんとかバーガー食うんですけどね)

最初どこに何があるのか全然わからなくて迷いました。バス停北口の2番線から群馬大学の昭和キャンパスのほうに行けるんですけど、群馬大学前ってのは群馬大学昭和キャンパス前のことなので、2番線のほとんどのバスは昭和キャンの前を通るはずです。
くそ遠いので、歩くのとかは無理ですね。ホテルでチャリ借りたらワンチャンあるかもしれませんが、
前日は遠くてめんどくさくなったのと時間が合わずに下見をスキップしました。

けやきストリート??なる明らかにイオン系列っぽい店に来ました。外面よりくそデカくて驚きました。書店でいい本見つけてしまって、衝動買いしてしまいました。でもなんか専門書の品揃えはいいのか悪いのかわからない感じでした……

飲み物とか買って15時まで時間を潰してホテルへ戻りました。ホテルは北口でけやきなんとかは皆南口側なので反対側なのですが、道に慣れれば遠いって感じはしませんね。横断歩道も3つくらい渡るだけなので

南口の塾の密集具合に驚きましたw

夕飯を食べにまたけやきなんちゃらへ

あまり勉強のり気がせず、適当に単語帳とかやってこれ書いてます。
寝ます。
zZZ


朝6時15分くらいにおきて朝食へ

なんか時間を潰して7時45分出発


歩くことにしました!!

ルートは意外と簡単で、信号もほぼないです。遠いですが……
所用時間45分程度で会場に着いたのですが、8時半受けつけ開始で8時25分には50人近くいました。(たぶんバス時間的にそんなもんかなともおもいます。自分は調整が難しいなと思って歩きました。)

岡山の時に比べてだいぶ受験者層が若い!!??最前列の人は明らかに40代ラーメン屋店主みたいな格好してるが…
まあ大学生以上の人の年齢なんて外見でわかったもんじゃないんであれですけど。
男女比は半々といったところでしょうか。

うーん。やっぱり若めの人が多いかな

比較的高齢の方もちらほら見られます。まじでこんなに集まっちゃってみんなどこ併願してるの??!!??

小論文1
いつもと違って、知識問題がない、記述3つの完全な小論文だった。
意外と1時間半は短い。
心情推測
要約するような問題
自由記述
の3つでしたが
心情推測:かなり慮った。
要約:構成は意識したけど内容は微妙
自由記述:散文になったけど着目点は悪くないと感じた。ただ自身の経験を具体論にいれたらもっと説得力が増したと試験後に思ったのでそこが反省点


昼休み
2時間くらいある。流石に暇なので、英語論文一つ読んだ後散歩に出ました。
みんな勉強してて偉いですねーー
流石に日差しがやばいですけどまあ…


小論文2
裏面みた段階でいつもの計算問題みえました。
はじめに感想投げると
めんどくさ過ぎ

テーブルから計算させる問題。くそ簡単な筆算なんだが、検算したいからちょっと面倒だったり、
問題文が不親切だし、回答欄が大き過ぎたり

ちょっとあんまりできた!!って感じはしませんね。
詳しい内容は下の方に乗っけておきます。


試験会場によって終わる時間に結構差があるかもしれません。
バスは臨時の増便があるみたいなこと言ってましたが、普通に来るの遅いです。100人バス停に並ぶというようなことはなかったです。

と思ったら上流のほうにはいっぱいいたのかもしれません。下流のバス停に来ちゃいました。
意外と時間かかったようには感じませんでした。途中両替を近くの人にしてもらいました。ありがとうございます!!

帰りの電車時間に余裕を持たせたのが仇になって暇になりました。以下帰路へ…

20210312筆記試験の内容 
(著作権にひっかかりそうなのでそのものは出しません。ほしい人はDMまで)

小論文1
配布物:問題冊子一部、下書き用紙2枚、解答用紙(A4より一回り大きいサイズ)
課題文:宮川健郎『物語もっと深読み教室』岩波ジュニア新書(2013)より、一部改変
抜粋範囲:
「ちょっと自己紹介しておきましょう。私は、」から
谷川俊太郎『みみをすます』を挟み
「ああ、なるほど。そのとなりの人も、(c)だったでしょ?どうしてかな。―同じ意見です。」
まで
問1:「ごめんなさい」(下線)と話者が語ったのはなぜですか。(解答欄2行か3行程度の記憶)
問2:けやきの町学園の生徒に、話者は何を教えようとしたのでしょうか。(解答用紙1面の3/4くらい)
問3:このテクストからあなたはどんなことを感じ取り考えましたか。(解答欄裏の全面)

感想
この日の小論文1はかなりうまくかけた気がします。私は教職課程を一時期まで取っていたので、教育について結構現状のメタを知っています。そのため、問2、問3はそういったメタに沿った方針で書きました。
(あんまし記憶がもう残っていないのですが...)
この文章の筆者が大学教員であることや研究室での話から、大学の教育や学びについて、文章の筆者のバックグラウンドと絡めながら書いた記憶があります。
また、主体性、peer-work、スキャフォルディング、話を聞くことで自身の意見を高める...受動的な学びから主体的な学びみたいな感じの話も書いた記憶があります。
『みみをすます』という文章の本文中の解説で、受動的→能動的みたいな解説もあったため、受動的→主体的というのが詩の中だけでなく、それを読んんだ著者、そして著者の話を聞いている文章中の子供、そして自分自身にも受動的→主体的な学びが活きているよねっていう感じのことを書いた気がします。
メモでは、
少数意見や医師とco-worker、話を聞くみたいなメモもあるのですが、そちらの方面の内容を書いた覚えはあんましありません。
自分自身の具体的な経験などを上記に絡めてかければもっと良かったなと思っています。実際には結構時間がないので大変です。

小論文2
配布物:問題用紙1部、下書き用紙3枚、解答用紙(A4より一回り大きいサイズ)数枚あった記憶
課題文:Almond CS, et al. N Engl J Med.2005,  15;352:1550-6.
マラソンと低ナトリウム血症の臨床論文です。

問1:下線部和訳:結構簡単
問2:語群から穴埋め:悩むものの簡単
問3:tableと本文から簡単な計算問題(掛け算、割り算)
問4、問5:figureの説明:正直解答欄の割に書くこと、書けるが少ないので、かなり不安
問6:オッズ比とは何か。文章中の例を挙げて説明しなさい。
:こういう問題が出ると思わなかった。正直筆者の怠慢による対策と勉強不足です。これも解答欄馬鹿でかかった。
問7:説明問題、問8:説明問題、問9:説明問題
:本文がまあまあ長いのでここで時間を食うとつらかったりする。私は結構ぎりぎりだった。基本的に本文を抜き出して和訳するだけ。
問10:水溶液の調製についての計算:高校化学で散々やる
問11:題名をつける(8 words以内)

感想
私は、対策不足が露呈しました。オッズ比とか完全になめてかかってたので完全に無対策でした。臨床論文が出るの知っててこれは怠慢です。PECO的なやつは昔対策していた時のこと覚えていたのですが...
臨床論文と一通りの統計計算について学んでおきましょう。

9月23日
一次合格しました。
210人から60人へ
1次の成績はそんなに良くないですが、4倍なので頑張りたいと思います。
富山は被っちゃっていけませんでした。

二次試験

最初の方は10/4日の夜の2時くらいに書いてます。寝れませんでした。

10/3日土曜日
面接へ出発。15時ちょうどくらいにホテルに着く素晴らしい時間配分。

absolute jupiterまさかの敗北!!

昼飯抜きの夕飯マックにしました。
けやきなんとかまで行こうか考えましたが、バイタリティーがなかったです。
実は夜マック初めてで、倍ビッグマックのセットにナゲットを食べました。
倍ビッグマック食べにくいwww
しかも崩れてくるから途中で食べるのやめられないwww

面接対策の続きをしました。
面接対策は実はほとんどしてなくて、舐めてるわけではないのですが、自分の怠惰なところがでてますね。
自分の提出した志望理由書に絶望
この当時の志望理由書はちょっとまとまり切ってなくてレベルが低いです。添削を殆ど受けてないのも原因の一つかと思います。
群馬出すかはギリギリまで悩んだんですよね。しかもちょっと志望理由書が書きにくい形式でした。ここは後悔しかないです。

それはなんとかなってもやはり「群馬大学」を志望した理由が難しい
合格者の皆さんはなんて答えたんでしょうか。

12時すぎにベッドに入りましたが、隣の部屋のいびきやメンタルのせいか寝れなくてこれを書いています。
絶望です。

(ここからは試験後の新幹線の中で書いています。)
結局なんか3時過ぎくらいには無理やり寝ることに成功しました。
午後組だったのがまじでありがたい。
前橋駅発11時57分発のバスに乗れるように風呂だったり、朝昼兼用昼飯、着替えなどをこなしいざ出発。時間に余裕を持っていたものの、白無地じゃなくて、微妙に縞の入った白シャツを着てしまって悩んだすえにホテルの部屋をでる直前だったのですが、白無地に変えました。
バス停で編入生の男性とバスの確認などで会話が発生し、自然と情報交換や雑談が行われました。正直、自分が知らない情報も持っていたので非常に役に立ちました。ありがとうございました。
試験室では電子機器は電源を落とすような指示が貼ってありましたが、実際には結構使っている人もいたので正直これはわかりません。

ついてから1時間ほど時間あったので、昨日今日で話の構成を考えてきた「自己アピール」(他のブログでは自己紹介と言っていますが自己アピールが正式名称でした。)を最終的に結構何を話すかまとめられたと思います。

グループ面接とグループの振り分けについて
午前、午後の部で30人おそらくランダムに振り分けられたのち、さらにおそらくランダムに6つの面接会場に割り当てられます。同じ面接官相手にグループ/個人面接を行う感じになります。各グループの中では受験番号の早い順にグループ内での発表や個人面接が始まります。見た感じでは欠席者が4人くらい?女性のみ(っぽい)面接室が存在しました。
僕の面接室は(以下具体的に書くと身バレするので簡潔に)
理工学系:タンパク質いじる系、学士か修士

薬→医学系:修士?博士?
電子工学系:修士卒の社会人
でした。
順番に並ばされて試験会場に連れて行かれました。
鐘の音が鳴り響いて順番に入室

出口
        試験官3     試験官2  試験官1(=司会)

  
       受験者4      受験者3      受験者2               受験者1
入口


以上のような並びでした。
面接官の机は手元が隠されていて、おそらくメモなりをとっていたと思います。
一応時間は計ってますが、よほどの場合を除いて途中で止めたりしませんでした。
実は、朝のバスの中で個人面接にグループ面接中の話が織り込まれたりするよと聞いたので、相当これが役に立ちました。

面接ですが、入室、着席後、一番向かって右の試験官の方から時間制限についての諸注意(1人全体で5分、自己アピール3分で、1人に対して全員で質問を出すから1人当たり質疑応答は30秒くらいに簡単に受け答えできるもので)的なことが話されました。
他の面接会場ではそのような注意がなかった的なことも聞いています。

最初の人:明らかに自己アピールの時間が長くノンストップで喋り続けました。
おそらく5分くらい話をしていて流石に試験官が止めました。
その後質疑応答:研究内容について質問しました。
この人が部活動について熱く語っていたせいか、部活動について結構語る試験室となりました。


私(2番目):前日から何を話そうか練っていた私は、できるだけ個人的になりすぎる話題を排除する方がいいと考え、大学での研究と志望理由を言おうと考えていたのでおそらく2分半から3分行かないくらいで話したと思います。


3番目のひと:小中学校の興味の移り変わり生い立ち的なことから部活のこと、大学のことまでいろいろな話していました。正直そういう場ではないと私は思っていたというか話の話題を絞る選択をした(もちろんそんな制限なんてないのだが)ので驚きました。この方も4分は話していたと思います。
ちなみに、出身大学や名前も言っていました。

4番目のひと:工学系の人で驚きました(単位要件の件で)。(帰りのバスで話した人は放送大学で生物系の単位をとっていたのでそう言った裏技はあるようです。)
この方も、時間を気にされていたようですが、流れに乗ってか部活の話などをし始め、時間オーバーしていました。
研究内容やバックグラウンドは非常に面白いなと思いました。


終わった後は最初の個人面接の人以外は待合会場に戻ります。
(ここらへんから下10/24に書いてます。すいません。)

朝のバスの中の情報で、グループ面接の内容が聞かれると言われたので、
わざと話さなかったスポーツの話題などはガン待ちしていました。

後は自分の志望理由などをこの時間を使ってうまくまとめていました

緊張の個人面接
最初に3人がそれぞれ気になったことを質問していくよ的なアナウンスがされた。

司会をやっていた人から
面接官の確認するような独り言のような口調から始まる。
出身校や住んでいるところなどから併願校の話題に
色んなところ受けているね
〜〜(今いる大学)がいい??みたいな感じだったと記憶している。

この流れは岡山大学で経験していたため、卒なくこなせた。(噛んで助けてもらった)

研究の話や学校自体がどういう分野の研究あるの?みたいな話もあった。

群馬大学の志望理由から、今の志が変わらなければ、
どのようなキャリアを築くかと言った質問もあった。

みんな最初の志から変わってしまうと念を押された。

2人目
成績もいいね。みたいな話もあった。

最近気になっている医療とか研究とかはという質問
これもちょうど面接日前日にsry遺伝子の第二エクソンの発見があったので、それについて話した。説明がかなり雑だったかもしれない。
ちょっとだけ色々なことに関心ありますアピールもした。

これまでの医療に対する関心の変化みたいなことをとわれた。
小学校の時からなど
スラスラではないが、正直に言った。

研究に関連した知識みたいなのも問われた。
無難に答えられていたとは思う。

3人目
これからの医療で必要になってくること。
予防医療、抗体医薬のスクリーニングなど医療資源の分配の話をした。
これも準備していた答え。
ちょっと焦り気味に答えてしまったかも。


スポーツで何か言いたいこと。
今、部活やってる?

ちょっと説明が下手だったかな。
それっぽいことは言いました。

確かまた1人目の人に戻って
2年生から入学するけどどう?
みたいな話をされた記憶がある。
年齢の話と自身の関心の話をした。

総括
①グループ面接では時間が押したためか、自己紹介を一通り回した後、
面接官の質問1つに1人ずつ答える形式のところもあった。
個人面接での圧迫は他の会場でもなさそうではあった。
③以外と色々な経歴の人がいる。
④大学内に止まるバスと近くの道路のバス停に止まるバスがあるので注意。合計の本数は結構あります。試験の帰りは増便してるらしい。


2020 10/24 不合格
私の面接グループからは1人も合格者が出ませんでした。
面接午前組が10人、午後組が5人でした。
悲しい....

以上こんな感じです。結構リアルタイムでリアルな情報が詰まっている気がします。また情報が散乱気味ではありますが、何かのお役に立てればなと思います。

もっと詳しく知りたい的な人は以下のtwitterまでリプでもDMでも飛ばしてください。

ご意見、ご質問などは@Noxa_somethingまで

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