TOEIC900点を超えるためにやったこと

 2つ目の記事はTOEICのお話をしたいと思います。筆者は国公立大学の理系の3年生(2019年)の9月に915点のスコアを出しました(1回目の2019年5月の受験で860、2回目に915をとりました)。だいたい数ヶ月から半年単位で何をやったらいいかっていう一つの目安としてこのノートを出します。

このノートの対象者:今はなきセンター試験英語(筆記)で9割くらいは取れる人。

 ↑の目安に満たない人は高校生と同じような勉強をすることをお勧めします。ぶっちゃけ単語と5文型わかれば、センター9割程度は解けます(誇張表現)。この話は後々する(しないかも)として、今回はTOEICの話をします。

※このノートの内容はかなり個人の感想的側面が大きいです。

1. 金のフレーズはいらない。

 いきなり「??!!」と思われる方もいるかもしれませんが、別に金のフレーズは使わなくていいんじゃないかと思っています。一応、一通り目を通したことはあります。そのうえで、スコじゃない!!
 
ぶっちゃけ金フレには大したこと書いていない(個人の感想、実は大事なこと結構書いている気もします)ので、やんなくていいです。結局筆者は、TOEICを目標にする単語帳でロクなものは探せませんでした。英語学習に興味がある方なら、TOEFLあたりの単語帳でもやってた方が有意義です。もしくは、システム英単語あたりの高校生も使う英単語帳でもやってればいいと思います。
  (追記)
じゃあ何やるんっていうの書くの忘れてたのですが、問題集で出てきたTOEICっぽい英単語とか表現をメモ帳にまとめていけばいいと思います。

※個人的な意見です

2. 形式なれが大事!!

 TOEICは、形式が決まっていて、それぞれのpartに対しての王道のこつというか、解き方(Listeingの先読み、ひっかけ問題メタなど)が存在します。そのため、公式問題集や実践問題集を使った実戦的な練習を重ねることで、(600点とかそこらの人は)100点くらいは伸びるのではないかと思っています。
 具体的なコツは、参考書に書いてあると思うので割愛します。

3. 時間配分が重要!時間をかけても点数は伸びない!

 TOEICで最も大切なのは、時間配分です!!
 TOEICに慣れていない人で陥りがちなのが、文法分野(part 5 )で1マークにつき20秒(part6は30秒/マーク:文章一個で2分)という目安を守れないということが多くあると思いますが、
ここに時間をかけてもどうせ点数が伸びないうえにpart7も時間に余裕があるわけではないので、時間を守って解く訓練をする、実力をつけるというのは重要だと思います。

 筆者は、TOEICにおいてReadingの時間を75分より長くとって、90分とか100分とかで解いたことがありますが、点数が全然伸びませんでした(Readingで470点前後のまま)。そのため、どのセクションにおいても決められた時間制限内に解くということは必要十分条件になっていると思います。

3. 弱点を見極める。

 一度、公式問題集とかをやってみて、自分が太刀打ちできるパートそうじゃないパートをなんとなくでいいからわかっておくといいと思います。そのあと苦手なパートを重点的に対策できる参考書を使えばいいと思います。

4. リスニングが苦手な人はこれがおすすめ!!

 TOEICの参考書の中でずばり最も効果があったと思う参考書それは
『TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング2』です。
筆者はこの本でリスニングが200点上がったというのは言い過ぎですが、100点くらいは上がっているのではないかと思っています。最初のTOEICで860とったときはこの本と本番形式数回くらいしかやっていないと思います。
THE 神本です。
 中身は通常より遅い~速い速度でのリスニングおよびシャドウイングの教本となっております。30日で1セットとなっています。まじで効果ありますよこれ!!!リスニングに自信のない人にはお勧めです。

5. 時系列順やったこと

最後?!に時系列順にやったことを話したいと思います。

①860とるまで~試験一か月前まで

 いきり英語に多少の自信ありニキだった私は手始めに990点を目標にしている参考書を探し始めました。なぜかというと990点以外はアウトオブ眼中だったからです。
 そこで私が手に取った本は以下のシリーズの3冊です。
【新形式対応】TOEIC(R)テスト 990点 新・全方位 リスニング(CD-ROM1枚つき)

【新形式対応】TOEIC(R)テスト 990点 新・全方位 文法&語彙【新形式対応】TOEIC(R)テスト 990点 新・全方位 文法&語彙

【新形式対応・MP3音声DLつき】TOEIC(R)テスト990点 新・全方位リーディング

この三冊です。

たしか2か月から3か月くらいでこの本すべてを3周しました。(すべてといっても一度解いて自信あったやつははぶいたはずです。だいたいミスった問題を間違わなくなるまで3回くらいかなって感じです。)
この本レベル別になっていて、そのレベルを完ぺきにしてから次のレベルに進んでいました。

別にいい参考書ってわけではないですが、ある程度まあまあトレーニングになったと思います。


②860とるまで~試験本番の5月になってから:試験1か月前

3冊こなして満足している僕は試験1か月前なので実戦問題集を解いてみるわけですよ

TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リーディング1000問

TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リスニング1000問

弱点を見つけるわけですよね....

リーディングだったら文法のとこで伸びないなとか、語彙むっずとか

リスニング死んじゃう....とか

それで以下の書籍で1か月で無理やり補強しようとしました。

以下の書籍との時系列は覚えていないのですが、5月のテストまでに4セットしかやっていないです。

(点数が見つかったので載せておきます。100問中の正答数です)
1 L:85 R:95
2 L:81 R:96
3 L:83 R:86
4 L:94 R:90

以下一か月(実質2週間)でぶちこんだ問題集

TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング2

先述のとおり神本だった。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
みんなやってる気がする参考書です。結構いい問題集だと思います。5月の本番の2週間前に買ってやってました。たぶん2週間で2周はしたんじゃないかと思います。
最初にランダム形式のテストを夜中の12時くらいから6時間か7時間強だかかかって一気にノンストップでやって、採点→復習
2周目書籍の前の方から順番にやって、復習してました。
たぶん試験終わった後にもう一回やってて、ランダム→ミスった問題&気になる問題をピックアップ、書籍に付箋張って、苦手な分野がどれかチェック→間違ったとこできるまで復習って感じでやってたと思います。

TOEIC TEST語彙・熟語・コロケーション1000問ドリル
これも上の文法問題でる1000と一緒に買ってやりましたが、文法問題 でる1000問だけやればいいと僕は思います。正直言ってTOEICにクリティカルにヒットしている本じゃない気がします。一応3周くらいしたはずです。
文法問題 でる1000問が100点ならこれは5点とかです。そのくらいやらなくていいと思います。

③915へのステップ~1回目のテストを終えてから、9月に入るまで

 5月の試験で本番のイメージがなんとなくできて、かつ本番の手ごたえから、文法をもうちょいがんばろう&ListeningのPart2やばすぎだろおいってことで、part2の対策に特に力を入れました。文法は先ほど紹介した文法問題 でる1000を1周+αくらいしたようなしてないような。

TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問
part2だけで600問です!!この参考書も何回も繰り返しました。毎日ちょっとずつ進めて一周したら、ミスったとこ聞き取れないとこプレイリストにまとめて、通学時などに聞いていました。まあまあおすすめかもしれないけどほかにやることある人はほかのことやろう!

TOEIC TEST短期集中リスニングTARGET 900 「聞く力」を極めて全問正解厳選問題211問 NEW EDITION
手持ちぶさたになって、買いましたが、あんまりやっていない気がします。
一周くらいはしたかもしれません...その程度の本

③915を取ったときのラスト1か月

ラスト1か月はちょうど大学が夏休みだったこともあり、本番形式のものを解いていきました。1か月で10セット弱やりました。一応、復習の形として、リスニング:聞こえない音をなくす。リーディング:全文の意味を理解する。程度にやっています。

まず、先述の実戦問題集のつづき
TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リーディング1000問

TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リスニング1000問

点数はこんな感じ
5 L:82 R:90
6 L:85 R:87
7 L:90 
8 L:90 
9 L:94 
10 L:92 

途中からリーディングが苦痛になって辞めてますねwwwww

新メガ模試1200問TOEIC L&Rテスト VOL.2
直前にやりました。たぶん6セット中2セットしかやってないです。

1 L:93 R:89
2 L:92

6. 解き方やテクニックの確認・すり合わせ(2/15追記)

解き方や細かいテクニックの確認や自身の解き方とのすり合わせをする上で次の参考書を参照しました。ちゃんとやり始めたのは10月とかで、5月や9月に受けるときはちらちらっとしか使っていないはずです。

TOEIC L&Rテスト990点攻略 新形式問題対応 改訂版

かなりお勧めの本の一つ。5月の受験以前から購入しており、ときどき方法論を確認していた。かなりためになる。立ち読みでもいいかも。

TOEIC LISTENING AND READING TEST 990点突破ガイド
結構使いにくかった記憶がある。この筆者の本はその資格試験の目標よりも上の力を求める本なのでTOEIC対策に直結するって程でもなかった。

7. 最後に

 何かまた情報が散乱していますが、私がTOEIC915とるまでにやった勉強ってこんな感じです。一つの目安にしてもらえればいいかなと思います。

 自信をもって勧められるおすすめの参考書をあげるなら
・TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング2
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問(part2苦手な人のみ)
の3冊です。これらは結構点数に直結しやすい本だと思っています。

 もう一つ言いたいことは本番形式の問題集を5回くらいはやったほうがいいってことです。筆者調べですが、TOEIC900点越そうと思ったらだいたい実戦に近い問題集をこなすことにたどり着きます。たぶん。

以上です。twitter上でムーブメントが来てそうだったので自己承認欲求に駆られて書いたので読みにくいかなとも思うのですが、私の勉強の軌跡としてはこんなもんなのでこんな感じです。もしかしたら手直ししたりamazonリンクはつけるかもしれません。

何かのお役に立てれば幸いです。ここまで読んでいただいてありがとうございました。
ご意見、ご質問などは@Noxa_somethingまで
DM解放していて、一応編入試験等に関する簡単な質問や相談には私のできる範囲でお答えさせていただいています。

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