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理由なんかいらない。
昆虫学者の父が協力で参加しているトンボ展へ。造形美と透明感に釘付け。
父83歳、ますます少年のような瞳をキラキラさせて、ほんといい歳の取り方してる。
「何かやるのに理由なんて考えてたらつまらなくなる。なんでそんなのおもしろいんですか?って言われるくらいがちょうどいい」
実家で蛍を見に行く道中、印象に残ったつぶやき。
身近な人生の先輩の言葉に、ハッとした。
だから最近つまらないのか、私。。。。
私は何かと理由を付けたがる。
本を買う時、少しでも自分の仕事に役に立つといいなと思い、
イラストを描いたら、仕事につながるといいなと思い、
映画を観るにも、等身大の自分が共感する世界観がいいなと思い、
…そういう思考を繰り返していると、自分の守備範囲を飛び越えて、冒険しなくなる。
おもしろいと興味が向くままに本を読み、
描きたいという衝動のままに絵を描きまくり、
思いっきり映画の世界にダイブして、非日常感に酔いしれる、
…という好奇心優先の日常を繰り広げてこそ、父のいうおもしろい人になれるのかも知れない。
好奇心旺盛な人は幸せそうだ。
父が良いお手本でいてくれる。
私も仕事ばかり頭にいっぱいになっていないで、世界を思いっきり楽しもうと誓った。