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大切な友人とのズレ


中学からの友人で距離があっても、ずっと信頼している人がいる。
でも、この20年は誕生日にメールを交換するしか縁が無い。遠い。

その友だちが、この10 年くらい、波長がおかしい。
反ワクチンや、香害や、政治批判や、麹や、レメディや、とにかく、そーゆー系にかたっぱしから足を突っ込んでいる。

ひとつなら、本人の強い意思や思考や経験があるんだな、と読み出せる。
しかし、ジャンルが多岐に渡りすぎている。

とにかく、皆が当たり前にやっていることを何でも批判したい!批判してる私は強い!スピリチュアルな未来を見通す力があるの!みたいな圧。

誕生日のメッセージに書くには、そぐわない内容。
1年に一度か2度しかやりとりしない友の私に、社会批判を一方的に伝えるような、わけのわからない人ではないはず。
少なくとも中学時代、高校時代、憧れてしまうほど絵が上手で、皆に好かれていた友人。

元に戻ってはこないのだろうか。
一緒に漫画やアニメの話をしたり、猫をなでたり、お祭りを見に行った時間はもう遠い。

健康志向、化学物質反対の偏った知識に自身が強く囚われて、外にでられなくなってしまったらしい。
自分で、呪いを選択して、自分を身動きできなくする、というのは、やはり精神疾患になるんだろうか。
本人がそれでよいなら主義主張の一貫になるんだろうか。
即心是仏になって死んでいった坊主が、誇り高く、それを選択したのと同じなら、止めるのはちがうか。

不自由そうだけど、私も手が出せない。


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