20241109(感情の断片)
①恋愛感情や性欲優先で判断、行動する人を内心結構軽蔑している。
生理的欲求のうち何をおいても優先していいのは睡眠と排泄だけだと思う。性愛の前に倫理や他者の尊厳を蔑ろにすべきではない。
あと、自分が食べることに興味がないので、外食や飲酒が人生の楽しみみたいな人達の気持ちが正直よく分からない。
②noteやSNSで何言ってんだろうこの人、ってポストを見かけると反論したい欲求にかられてしまうのを必死で我慢している。指先にありったけの憎しみをこめてブロックすることでどうにか溜飲を下げている。
反論したら負けだ。たとえ相手がおかしくても相手に何か言えば己の品位を落とすことになる。
③子供の頃めっちゃ本を読んでいたのは、単に本が好きだったからだ。友達の少ない子供で、同級生から揶揄や嘲笑の対象とされることもよくあったけど、別に本読んでりゃ楽しいしなーって思ってた。まあいじめられれば普通に傷ついたけど。
最近読書量が増えてきた理由は厭世観だ。あまりにもネットがクソ過ぎて精神衛生上よろしくないので本に逃げている。
でも近頃は本にもメンタル削られる事があるので気をつけなければいけない。エッセイは避けるべきだと気がついた。
④藤田菜七子ちゃんの事ですけど。
前も騎手の処分があった時に思ったんだけど、まあJRAが厳しくするのは仕方がないとして、たかだかバクチ打ちのウマカスごときがルールだ何だと偉そうなこと言える立場ですかね?某芸人含め。
ギャンブルに興じている身であることを弁えもせず、偉そうに騎手に説教垂れる面の皮の厚さよ。見てる方が恥ずかしくなる。
かたや厳しい訓練をこなし狭き門をくぐって中央競馬のジョッキーとなり、規律を守りながら命がけの仕事をしている人達ですよ?
今回の事を差し引いてもどっちが立派かは明らかなんだよなぁ。
「許す許さないを♪決めれる程に♪立派な人間ではないが♪」
っていう自覚ある?ないよね?まずその自覚を持て。
⑤ルッキズム良くないよという風潮に反発を示す人が一定数居て驚いている。そういう人達が皆ルッキズムの恩恵を受けてきたとは到底思えないのだが。
美醜なんていう生来の要素に大きく左右され、かつ他人に全く損害を与えないもので優劣がつけられるなんて、おかしいに決まってんだろ。それで迫害を受けたり不利益を被ったり、そんな事が現代までまかり通って来た事の方が間違っていたのである。
美しいものを持て囃す事でそうでないものが対比的に貶められていく事実も認めなくてはならない。私もコミュニケーションの糸口として相手の容姿を褒めてしまうことがあるが、やめるべきだと思っている。
⑥人は進んで何かの奴隷になりたがる。他人の意志で隷属させられる事は勿論望まないが、自ら選んだものの奴隷となることに無意識に喜びを見いだす、そういう生き物だ。
推し活に過剰なリソースを割く人間は、推しの奴隷ではなく「推すこと」の奴隷である。
必死で結婚相手を探す人は、「結婚こそ人生の正解」という価値観の奴隷だ。
今三島由紀夫の「絹と明察」を読んでいるが、彼は「自身の美意識」の奴隷だった。何しろ三島は、美意識の為に自決したのだから。
そして私はと言うと、「他者への嫌悪感」の奴隷だと思う。
⑦他人の「ありがちな心の貧しさ」を嫌悪している。誰かと自分の人生を比較して劣等感に苦しんだり、他人に認められる事を自分の価値と定義してみたり、雑にカテゴライズして他人を否定してみたり、雑に正解を定義して啓蒙してみたり。
人間って大好きですよねそういうの。人の浅はかで愚かな部分がそういう思考に快楽を覚えるのだろう。
ちなみに私も浅はかで愚かな普通の人間なので、そういう感情がない訳ではない。それもひっくるめで糞だなって話だ。
⑧炎上考察:2人の子供を出産した経験がある女性が「妊娠出産にかかる費用はお国様が負担すればいい。無痛分娩もタダにしろ」と発言して炎上した事案について。
まあ産んだらその子が独立するまで膨大な費用がかかる訳だし、せめて出産までにかかる費用だけでも持って欲しいという気持ちは分からないでもない。しかし病院にかかる必要がある人はおそらく誰でもそう思っている。なりたくて病気になる訳でも身体が不自由になる訳でもない。できれば病院にかからずに済む健康な体でありたい。「医療にお金を使うことを厭いません!」なんて人は居たとしても少数だろう。出来ればみんな通院治療にお金をかけたくないと思いながら生きる為に詰め腹を切っているのである。
出産を控えた家庭にしか恩恵がないこと、妊婦以外にも援助を必要としている人は居ること、それが実現した際に生じる弊害などを一切考慮していない「自分さえ良ければいい」発言だったから反感を生んだのだと思うが、それを見た多数のネットユーザー達は腹が立っても反論すべきではなかったと思う。リプライなり引用なりで噛みつけばそれはもうネットリンチになってしまうのだから。「死ね」などの暴言を吐かなくても同罪である。
⑨タイトルからしてクソな記事をわざわざクリックして、案の定胸糞悪くなる愚かな癖を治したい。
そして願わくばクソみたいなタイトルの記事を書く奴を一方的に遠隔でシバける能力を私だけに授けて欲しい。一発シバけばそれで溜飲は下がるので。
⑩ふと想像した未来について:
高齢者の人口比率に手が負えなくなった政治家達が、行政や世論に後押しされて安楽死を合法化する。
積極的に死を選ぶ人が続々と出てくる中で、その選択をしない人間が「生にしがみつくあつかましい年寄り」として叩かれ、Xに「老人さっさと死ね論者」が跋扈する。
…ここまで考えて、まだ人間に安楽死を許すのは早すぎると思った。大衆はあまりにも愚かだからだ。というか人はネットで声を上げた瞬間に知性が無くなる。人類にはそういう呪いがかかっているらしい。
少なくとも私の親が健在なうちはそうならないことを願いたい。私は、社会の圧力で親に死を選ばせるなんて耐えられない。
まあ100歩譲って私が婆さんになった頃ならいいだろう。何故なら仮にそうなっても私は「うっせーバーカおまえらが死ね!!」と社会に中指を立てるようなババアになるつもりなので。
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