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コンビニ

なんかよく分からないけど生きるのは楽しいなと漠然と思う瞬間たびたびおとずれる

夜勤明けの6時台、昼の眩さ

夜勤は基本22時から6時まで、1時までは2人だけどそのあと5時間は1人で勤務。

これが気楽なようで実はやるべき業務が多く、全然休めない。夜勤はまったく暇ではない。気持ちとしては昼より忙しい。

でもいろんな納品の人が来て、その人たちと深夜に交わす「おはようございまーす」「おつかれさまでーす」という簡単なやりとりが何だかすき。山○パンの人はいつも声が大きくて明るくて元気になる。ありがとう業者の人。

業界の空気が体育会系なのかわからないけど、みなさん挨拶がはっきりしていて気持ちがいい。心身ともに日々鍛えられているのだろうな。本当にすごい。きついこと多そうなのに一軒一軒のお店を回って、こんな若輩の店員にも毎度丁寧に接してくれる。
やること終わらないとすぐテンションも声のトーンも下がってくる私、まじで、子どもすぎるな…

お店には必ず常連さんというのがいて、全時間帯のシフト入ってみると一日中どの時間にも現れる面白いお客さんがいるのに気づく。どんな生活してるんだ。もちろん朝だけ、夕方だけ、深夜だけ、の人もたくさんいる。

朝に「おはよーう」と言いながら入ってきてスポーツ新聞だけ買って帰る自転車のおじさんがすき。同じ朝でも肉まんを買っていくおじさんはいつも急かしてきてたまに腹立つ。
深夜に来る商品のバーコードを全部こちらに向けて置いてくれるお兄さんは一言も喋らないけど優しさに溢れていてすき。一言も喋らないのはマスクをしていない遠慮から来るのか、シャイなのか、分からない。そういえば目もあまり合わない。
たまに来ていた夜のお仕事帰りなのかなという煌びやかなお姉さん、最近見ない。元気かな。爪がデコデコで重そうだけど可愛くていいなあと思っていた。自分では爪を飾ることはしないけど、存分におしゃれをしている様子を見るのはすき。

特定の人に会いたいと期待することはないけど、「あ、また会った」と思う瞬間が定期的にある日々は面白い。コンビニ店員やっていれば当然だし、あちらからすれば「コンビニ店員」でしかないと思うけど、それでいいしそれがコンビニのよさだと思う。別に行っても行かなくても話しても話さなくてもいい。
パジャマで来る人もいるしそんなのは誰も気にしない。どんなお客さんでもお客さん。トイレだけ借りて行っても別にかまわない。会話したい人には付き合うし、さっと帰りたい人にはささっと対応する。

接客は頭というより感覚を働かせるのでたまに記憶が飛んでいるが大抵いつも楽しんでいると思う。それ以外の業務は頭と身体を使うばかりで、特に夜勤は力仕事が多いのでまじで疲れる。

「え、この量の段ボールひとりでさばくの?」と絶望することも多いが先に書いた業者さんは一夜に何度も重い段ボールを上げ下げし台車に乗せトラックと店舗を往復しているのだ、狭い店内を移動させることくらいたやすい。はず。と思って何とか頑張る。

私は夜勤も朝も昼も夕勤も全部やるというマルチプレイヤー(?)だけど、夜勤だけやるスタッフも多い。先日、夜勤のプロみたいな人と一緒にシフト入ったら仕事が早すぎて感動した。愚痴を言いつつも手の動きに無駄はなく何だか美しかった。
思ったことをすぐに口にするタイプ、なのだけど幼いわけではなくて、的確に表現するので聞いていて気持ちがいい。たとえそれが愚痴でも。

今まで愚痴を言う習慣のある人と一緒に働くのいやだと思っていたけど、ダラダラと吐き続ける感じがいやなのであって、「俺こういうことが無理でいやなんです、だから○○先にやって少し楽にして〜」という風に愚痴を言う対象が明確で解決策も常に考えている人だと全く不快ではないと気づいた。
その人にとって愚痴は手段なんだな。私もひとりの時「あ〜この量はむり〜」とか呟いてないで、愚痴のあとはちゃんと頭を働かせようと反省した。

自分と逆のタイプの人と接する機会が最近あまりなかったから、新鮮でよかったな。頭のキレがいい人を羨んでいた時期もあったけど、私は私でやり方をつくるからそれでいいし、とにかく求められることをこなすことが出来ればそれは仕事をやっていることになる。

「誰でもできる仕事」とよく言われるコンビニ店員、確かにそうだなと思いつつ、細部にこだわり始めるとキリがなく、ほんとこういうところに性格が出るなと思う。
このバイト始めてまだ3ヶ月なのか、もう3ヶ月なのか分からないけど、一通りのことは出来るようになったはずだし、少しずつ後輩も入ってきたので、まあこれからもしっかりやっていくかという感じ。


あー夜勤明けで数時間寝て昼からまたバイト行くのきつかった。バイト終わったあとに映画見に行きたかったけど居眠りしそうで今日はやめた。明日か明後日にでも行こう。有楽町か渋谷。何見るかは行ってから決めよう。

眠いはずなのにこんな時間にnote書いてるのは、夕方に爆睡したせいでリズムが変になっているからです。
ゆるいつぶやき程度に更新しようと思って書き始めたら意外と止まらなくて、タイトルを「ゆるつぶやき」から変更した。友人や家族と会って話すことが普段ほとんどないので、誰かにとにかく喋りたい気持ちが出ている気がする。

そろそろ友人に連絡とろうかな。一人しかいないけど。何でこんなに友人少ないんだろう。まあいいか。

こんな話に付き合ってくださりありがとうございます。
そろそろちゃんと眠くなってきたので寝ます。

寝る前にひとつ天に願い事。もう少しだけ春を続かせてください。急に夏すぎる東京。