本当にただの日記
こんばんは。
タイトルの通り、今日は本当にただの日記になりそうです。
七夕が過ぎて、つまり小暑が過ぎて大暑に向かっている時期ですが、
まだ梅雨が明けないのでけっこう涼しいですよね。
毎日傘を持ち歩くのはちょっと煩わしいですが、雨のおかげかいつもの喧騒もいくらか小さくなっている気がして、それがありがたいなあと思います。
通学時の人通りの多さ、大学のキャンパスのあの独特の浮足立った雰囲気が、もうだめなんですよ。
私も一応まだ学生のはずなのに…(汗)
サークルなんてもう行く気がしない。
あんな若い人間の集まりに今の自分が入っていけるとはとても思えない。
よく3年間も入り浸っていられたと思う。 過去の自分、すごすぎる。
こんなだから、週5で授業に行ってはいても、大学ではほとんど誰とも話さずに1週間が過ぎます。笑
木曜のゼミくらいは、少しくらい話すけども。
だから、私が誰かとコミュニケーションを取るのはもっぱらバイトで、あとは時々約束して会う友人か、日々の買い物をする八百屋さんやお肉屋さんや、よく行くカフェの店員さんくらいなのですよね。
今日もいつもの八百屋さんとお肉屋さんで買い物をしてきましたが、9か月も住んでいるとすっかり馴染みになるもので、安心して買い物ができるのがうれしいです。 ちょっと雑談するのも楽しくて。
あとは、めったに買わないけれど、近所のお花屋さんのご夫婦も素敵で、お花を買いに行くのと同じくらいお話しするのが楽しみだったりします。
書いていてつくづく思う、いい町に引っ越してきたんだなあ…
今日はめずらしく図書館には行かないで、授業が終わったあとは個人の本屋さんに寄ってきました。
小さくてかわいらしい佇まいで、選書もとっても素敵。 文具や雑貨も置いていて、ディスプレイもまたセンスが良い。
ちょっとしたカフェスペースもあってコーヒーもいただける、もう私の好きが集まったお店なのです。
店主さんの雰囲気がまた良くて、いつもかぶっているハンチングがよく似合っていらっしゃって、話すトーンも落ち着くのです。 今日も少しお話しさせていただいて、ゆったりした気持ちになれました。
それで今日は、その本屋さんで西村佳哲さんの『自分をいかして生きる』を買ってきたのです。
前に買って繰り返し読んでいた『自分の仕事をつくる』の続編で、働くことと生きることを二分しない、まさに"生きるように働く"ことについて書かれた本です。
↑この本を読んだのがきっかけで、西村佳哲さんを知りました。
『自分をいかして生きる』を読んだ次は、3作目の『かかわり方のまなび方』も読みたいなと思っています。
ついこの間まで小説ばかり読んでいて、今日も休み時間はずっとヘルマン・ヘッセの『春の嵐』(『GERTRUD』)を読んでいたのですが、
ふと、こうした実学的な、生き方についての本も読みたくなるのですよね。
ほかにも、ドミニック・ローホーさんの本とか、
↑シャルル・ヴァグネルさんという方のこんな本も読んでいます。
別にミニマリストを目指しているわけではないのですが、簡素、という言葉には惹かれるものがあって、繰り返し読みました。
人生を複雑にしているのは、もっぱら自分自身なのだなあ…と感じます。
いろいろなことが差し迫っていて、いつも様々なタスクが自分を取り囲んでいるように感じることがあるけど、それは仕方のないことのように思うけど、よく考えたら、落ち着いて避けることができたり、実は必要のないものだったりする。
と、学生の私が言ったところで何の説得力もないのでしょうが、学生の私でも本当に「忙殺される」という経験がありまして、かなり参った時期がありました。
夏休みが60日くらいあるのに、丸一日休めた日がたった一日しかなかった、とかね。(その日はむろん寝て終わりましたが。)
今は馬鹿なことしてたなあ…と思いますが、その時はもう毎日が必死で、考える余裕なんてなかったですね。 おそろしい。
あんな時期を過ごしたからこそ、今こうしていろんなことを取捨選択して、自分の時間を持つことができたのだと思います。
もしずっとあれが続いたら…と思うと本当にこわい。 でも、現にそういう風に生きている人が日本にも世界にもたくさんいるなと思う。
それが本当に悲しい…というか、どうにかならないのか、といつも思うところで。 どうにかならないんでしょうかね。
どうしたらいいか分からないから、まず自分が自分の生き方・仕事をちゃんと考えようと思うのです。
それは自分が楽しいとか、そういうことだけでなくて、ちゃんと自分の本当の思いにかなったものか、それを通して人も自分もちゃんと幸せになれるものか、誠実に積み重ねていくことに誇りを持てるものか、少しずつでも良いインパクトを周囲に与えていくことができるものか、その努力をしようと思えるものであるか、とか、そういうことを考えます。
言葉にすると何だかピンとこないなあ…
でも今はこれくらいしか言語化できません。
何をして生きるか、と問うた時に、あふれ出すものが自分の中にあることに幸せを感じます。
まだなーんにも形になっていないけれど、きっと土台を作っている時期なんだと思います。 植物でいうなら、ひたすら水やりをしているような時期。
いつ芽が出るかまったく分からないけれど、とにかく水やりだけは続ける。 そうして残りの学生生活を過ごしたいなと思います。
たとえ卒業する時に何も見えていなくても、まあ大丈夫、いつか何か掴めるものがあるだろうと思っています。
あれ、ただの日記のつもりが、ちょっと真面目な未来の話に…
でも面倒だからタイトルはそのままでいいか。
いつも二転三転してすみません。
読んでくださった方、ありがとうございます。
今日はこれからカレー作って食べて、寝ます!
おわり。