気分が沈んだ時はヤバいTシャツ屋さんやWANIMAみたいな明るい曲聴いて元気を出そう!…ってならないのでそうゆう時は暗い曲を聴きまくり、より一層ドン底に沈みたい。
ってわけでそんな時に聴きたい曲を選んでみました。
・『ジョーカー』THE BACK HORN
初っ端からこの曲です。最初にこの曲を聴いたときの衝撃は忘れらない。イントロから重い。歌詞がこれだ。
最初から重い。特に自分が1番好きなところが、
『居場所なんて何処にも無い。もう笑うしかないけれど、笑う才能が無いから、顔が醜く歪むだけ。』
笑うことを『醜く歪む』と表現してるのが良い。歌詞を自分に当てはめてしまう。ボーカルの山田将司さんの叫びが刺さる、心臓を貫きそうなほど。
サビの静けさも心が不安になってしまいそう。ギターのアルペジオも。
大サビは悲痛な叫びに聴こえる。
・『ミサイルをぶちかましてぇな』グッドモーニングアメリカ
すごく物騒なタイトルの曲。しかしボーカルの金廣慎吾さんの歌声は優しい。武器や兵器のイメージを思わせるギターのエッジーな音にベースのゴリゴリな音にバスドラのタイトな音。
そして歌詞。
サビの歌詞で泣いてしまった。自分も歪んだ人間だから自分と重ね合わせてしまった。
グッドモーニングアメリカはベースを弾いてる「たなしん」のキャラのイメージが強すぎて明るいバンドと思われがちだが歌詞は暗く重い曲がいくつかある。
ストレスのキャパシティを超えるとこの曲を聴きたくなる。昔はよかったなぁと思うことはたくさんある。でも希望をもって生きていれば昔みたいに世界が良く見えるかもしれない。頑張ろうと思える。
・『insomnia』the HIATUS
ELLEGARDENのボーカル細美武士さんがエルレ活動休止直後に始動したthe HIATUS。ピアノや打ち込みの音が入ってたりとエルレとは曲調が違う。何より歌詞が違いすぎる。細美さん本人もエルレと違ってハイエイタスは暗いと言っていた。
サビが「助けて」の叫びのみ。細美さんの心の叫びなんだろう。ライブだとより感情がこもった歌い方になる。後悔の歌なんだろう。自分もよく後悔ばかりして許してほしいと思ってる。
・『BASIC』SHANK
1分ちょっとのショートチューン。しかしその短い時間に怒りをぶつけている。
最初のギターの残響から怒りの感情が伝わりそう。やはりこの曲もライブでやると庵原将平さんの声は感情がこもり荒くなる。
こんな怒りしかない歌詞は普段ライブの時にふざけてるメンバーからは想像できない。自分の怒りなんて他人には伝わらないもんだ。
・『生活』 syrup16g
3大鬱バンドの1つ、syrup16gの代表曲。
ボーカルの五十嵐隆さんのけだるそうな歌い方がまた良い。『涙ながしてりゃ悲しいか心なんて一生不安さ』『誰が何言ったって気にすんな心なんて一生不安さ』この歌詞はほんとそう思う。不安じゃないときなんてない。ずっと不安。何をしてても不安。
生活をするのに計画は必要なのか?
最後の『そこでなっているのは目覚まし時計』は結局何もできなかったと言うことなのかもしれない。ただ時間が過ぎていくだけ。
・『運命複雑骨折』 THE BACK HORN
バクホンからもう1曲。
不安げなギターの音から始まる曲。
『心から必要だって言ってくれ』『夢見る凡人 迷惑な奴でごめんなさい ぶっちゃけ本当は悩んでる振りがしたいだけ』病んでるアピールしてる人は本当は病んでなくてそうゆうふうに見てほしいだけなのかもしれない。運命なんて複雑骨折みたいなものなのかもね。
・『空ばかり見ていた』 グッドモーニングアメリカ
グドモからもう1曲。ライブではダイバーがたくさん出る代表曲。
俺もよく空ばかり見ることがある。なんでだろうね?空は何もないからかもね。
隔靴掻痒ってあんまり聞かない言葉だな。
なるほど。
サビはどうしようもない心の叫びのように聞こえる。泣きたくなる。
・最後に
沈んだらすぐに浮上できない。なので自分は音楽を聴いて落ち着かせる。時には怒り、時には泣いて、感情を曲とシンクロさせる。それで少しでも気分が楽になる。
みなさんもしんどくなったらムリをせずに生きてほしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。