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センスで食っていきたいなら「フローとストック」を区別しよう

センスで生きていきたい。
日々のつまらない仕事を投げ出して、自分のクリエイティビティを惜しみなく発揮して、食べていきたい。

ブログや動画などの「思考発信系」で食べていきたい場合、「とにかく書け」「とにかく撮れ」というのはもっともだけど、あえて別の視点を。

それは、フローとストックを分けて考えるということ。

日々の気づきや学びを発信している人なんて、星の数ほどいる昨今。
そのなかで、本当に読んで/見てもらうためには、パッと見でわかる説得力が必要。

では、説得力とは何か。
それは社会的な信用であり、わかりやすいところでは、どれだけ本業で実力・実績があるかが大きい。

クリエイティビティは最初はあくまでもフロー。それで食っていきたいなら、まずはそれを下支えするストック(=本業)が必要。説得力という意味でも、もちろん金銭的な意味でも。(センスを徹底的に磨いて、そっちの実力一本でのし上がっていくぜ、というならそれはそれでいい。)

東京事変がかっこいいのは、一人ひとりがピンでも食っていけるほどの実力があるから。それが集まって、あんなクオリティの高い楽曲を作り続けてたんだから、そりゃかっこいい。(彼らは本業と事変が同一直線上にあるので、フローとストックの話からはちょっとずれてるけど。)

つまり、説得力のあるものを作りたければ、なんでもいいから実力者であれ、ということ。

だから、毎日毎日、重たい頭を無理やり起こして、職場に向かい、昼間はタスクに忙殺され、夜はくたくたになって明日への不安で泣いている、そんな毎日も、センスで食っていくための立派なステップになっている。まず仕事をがんばること、そこで地道に実力を身につけることは、とても大切なことだ。だから、自信をもって、がんばっていい。(ブラック企業での勤務を推奨するものではないけど。)

なんなら、伸ばしたいセンスと本業との間に、ギャップがあればあるほど、経歴にバラエティが出ていいと思う。

そして、本業でちょっと余裕ができたなら、すこしずつでもセンスを発信する場を作ろう。noteでも、twitterでも、instaでも、pixivでも。

以上、自戒を込めて。

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ゆさ
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