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射幸性という言葉に出会った日

射幸性という言葉をはじめて知った。

努力によらず、偶然によって利益などを得ることができる要素。またはその度合い。ギャンブル性などと言う場合が多い。
(実用日本語表現辞典)

パチンコ、パチスロ界隈ではおなじみの言葉らしい。
今まで出会っていそうで、奇跡的に出会わずにここまで来た言葉だった。

言葉にこそ今日はじめて出会ったわけだけど、
その概念自体は、少なからず僕の中にも根づいている性質だと思う。
おもちゃ屋の中と外を何度も往復して、一心不乱に遊戯王のパックを開け続けたあの日が懐かしい。おかげでアスワンの亡霊めっちゃ持ってた。

射幸性といえば、ソシャゲのガチャである。
僕はまったくやってないけど、どうなんだろう。あのビジネス。
数年前にはなかった破産の仕方が、爆誕した。
パチンコなどなどのギャンブルより、遥かに手の届きやすいところに。

僕はゲームが好きだし、「ゲーム脳」という言葉を発端に急速に広まった、ゲームを悪とする風潮にはちょっとした怒りすら覚えていて、その秘めたる叛逆心がために卒論のテーマをサウンドノベルにしたくらいなんだけど、だからこそガチャの存在をどう評価したらいいのか、未だに戸惑っている。

ともかく、今日は射幸性という言葉に出会った日だった。

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ゆさ
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