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ホワイトモカが美味しい喫茶店は基本アタリ [海外大学院留学体験記#3]

#3です。よろしくお願いします。
出不精でしたが最近は安いカフェを巡って楽しく文献を読む毎日です。最近のイチオシはここ。マグカップがおしゃれで最高。お家から3分だからといっていきすぎないようにしないと…。月1のご褒美といったところ。
僕はじゃがバターとペペロンチーノの往復、たまにカップ麺で十分行けるタイプなので、出費がコーヒーとパスタと芋しかない。いいことですね。
なんと1学期の講義が来週で終了です。まじ?思っていた2倍早い。ということで、中間の課題も返ってきたのでクイックに振り返りです。


1. きつい?

きつくない!むしろ、めっちゃ楽しい…。学びが毎日ある。
こっちに来て仲良くしているマブのサイトウさん(ともさん)も超ラクそうにしていた。
とはいえ、海外から来ているフラットメイトは毎日時間割の文句を言っているし、クラスメイトも中間のスコアを見て焦っている人が多い。
一応、曲がりなりにも学部も100%英語で卒業しているので、講義中の理解
に遅れがないことが大きな差かなと思ったり。リスニング・マターズ。

2. ようわからん評価基準

イギリスの評価基準はちょっとトリッキーで、弊学の場合こうなっています。

Postgraduateの評価基準。天才が来ることを前提にでも評価してるんか?

A3-Cが基本で、時々A2。A1は過去見ても1,2名、という話でした。
いわゆるDistinction(成績優)は70以上。Merit(良)は60以上。
色んな人の支えあってここに来ているので、見える形で功績を残せるだけ残したく、渡英を決めたときから一貫してDistinctionでの卒業を目指しています。
とはいえ渡英前から「卒業できれば十分功績。プレッシャーで自分の首絞めてもしゃあない」と言い聞かせていたし、どれくらい勝負になるかわかりませんでした。
僕の受けているコースは基本全て2種のアセスメントがあって、
- 中間提出のエッセイ: 25-30%
- 最終提出のエッセイ: 70-75%
が基本。
今回初めて定量的に自分の評価がされて、次はもう最終なわけですね。
ちょっと心配していたのはそういう理由。
結果は72点と69点−DistinctionとMerit。全然いいじゃん!
本丸は最終提出のエッセイなので、うかれるのはよくないけれど、既に書き始めてチューターに見てもらっているので大丈夫だと思いたい…。

3. 課題の量と種類

今学期は3つの講義を受けていました。
各講義の構成と典型的な課題は以下の通り。
火: 1/1時間のレクチャー/セミナー
⇨ 2-3件のReading + 講義前にReadingへのReflection/QuestionをDiscussion Forumに投稿する(よくあるMoodle/Canvasみたいのに上げる)
水: 2時間のレクチャー
⇨ 2-3件のReading
木: 1/2時間のレクチャー/セミナー
⇨ 2-3件のReading + 各学生学期内に1回プレゼン(関連Reading3-4件)
という感じ。
各種Readingの中で面白かったもの、深すぎて書き留めないと覚えられなかったものはマークダウンで別途サマリを書いています。

137-19=118件 講義関連で読んでるっぽい。
ちなみに文献管理はPaperpile(学部のときはMendeley)。
最初の方に重要な基礎文献を読むので、
必然的に最初のほうに読んだ文献ばかりサマリが残る。
こちらはObsidian
NotebookLM + 手で修正して、辻褄の合うサマリを作る。
自分の考えてることは元のPDFに書き込むので、
こっちは要点まとめって感じ

これだけビジュアルで見ると忙しいなってなるかもですが、実際必要なのは1コース6時間くらいのもん。
十分な時間を確保できていたので、全く苦ではありませんでした。
特に僕の場合は金土日月の4日連チャンで休みなので、この間に一気にアクセルを踏んで進捗を埋められたのはあまりにも僥倖。

4. 心のゆとりを失わないために

メリハリが大事
やる気は出すものではなくてやってから出るもの、という金言に従ってこちらでは生活しています。だからこそ、時間に余裕のあるときは常にハイギアで生きるほうがよい。ガス欠になったときに一気に休めるバッファーを残しておかないと、燃費の悪い時間の使い方をしてあっという間に月日が尽きるかと。正直イギリス中旅してるクラスメイトたちが成績悪いのはこれだと思うよ…。

ファカルティは教えるのが仕事なのを忘れるな
専門家からのサポートほど、学業において助かるものはないです。
僕らに講義している彼らは、講義だけではなくて僕らをAcademic Successに導くのも仕事です(しらんけど)。どんどんオフィスアワーにいき、どんどんメールを送りましょう。簡潔なメールを心がけるのも大事。
修士課程だと進捗を報告する義務は基本ないと思います。
相手も人間なので、他がそういったことをしていない間に、努力をしている姿と真摯な姿勢を常々見せておくのはプラスに働きます。
普段からアイデアや構成、興味のある研究分野について話していれば、彼らもそれについて折々教えてくれるでしょうし、好印象だと思います。他にも色んな副産物があると思います。

5.まとめ

正直、大してきつくないのにここまでの体験ができていいのか?2学期にとんでもない地獄が待っているのでは?と既に疑心暗鬼ですが、それくらいの緊張感のほうが良いのだろうと楽観しています。来週講義が終わり次第一時帰国して日本のSTS学会に参加する予定で、そこで知見の補完ができればと思っています。既に超ワクワク(単純にラーメン死ぬほど食えるのが楽しみというのもあるが)。

地味に前回「次は学んでいることの話を」と言ったのにすっぽかしていることに気づいた方どれくらいいるのかな。申し訳ありません。
実は、修士課程とは別にSelf-developmentとして成績表に残せるAwardみたいなのがあって、それの為にSTS用語辞典みたいなのを作ろうと思っており(学術的なページというよりは、一般に理解してもらうための記事です)、そっちで取り上げたいなと思って取っておくことにしました。
これらは学期休み中に取り掛かり始める予定なので、こちらもお楽しみに。

いつもブログは寝れない日に眠くなるまでの時間で書いているので駄筆中の駄筆であることをここで今一度明記しておきます。毎回朝起きて読み直すととんでもない構成で嫌でも目が覚めるんですよね。
まあ大丈夫、こんなやつでもそこそこいい成績なんだから。
大事なのはエネルギーと気の抜き方ってわけです。
次は何書こうかなー。本日もお付き合いありがとうございました。


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愚者
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