デイトレードへの向き合い方
・はじめに
まずはじめに、この記事をご覧いただきありがとうございます。
私は現在22歳になり相場歴は3年目になります。
私が相場に出会った時の話を少し紹介したいと思います。
当時私は19歳で高校を留年中でした。その時「将来は美容師になって有名になるんだ」なんて考えていましたがある日、突然美容師にはなりたくないなと思ってしまう時がありました。
理由は単純に給料が低いから好きな事が嫌いになってしまうのではないか?と思い服もそうですがそういった容姿関係は趣味の範囲にして仕事にはしたくないなと思いその道を諦めました。
ついでに高校も中退してしまい自分が選択できる道は外仕事くらいしか思い浮かびませんでした。
外仕事を馬鹿にしてるとかでは無いですが、私には外仕事をできる自信がなくそれだけは避けたかったのを覚えています。では、何をして大金を稼ごう?と考えた時に「投資」が真っ先に頭の中に浮かび、それが私と「為替」の出会いになります。
・期待と現実
知り合いに専業のトレーダーが居たので私はその人にダウ理論だけを教わりトレードを始めました。初めて為替というものを触り1番最初のトレードは+4万円程を1時間くらいで稼げました。
正直すごく簡単にお金が稼げてしまいこの調子で行けば億万長者も夢では無いなと本気で思った事を覚えております。それから何回かトレードをして+200万円くらいを1週間で作れてしまいました。当時19歳だったので+200万円はすごく大金で気分が良かったですが現実を突き付けられる日が突然やってきました。
雇用統計発表の日に私はトレードをしようと思い金を100枚セットし買いボタンをいつも以上に気合を入れて押しました。エントリー後10分程度で含み益が20万円くらいになった時は今日はどこに飲みに行こうかと考えていました。そんな気分はそう長くは続きませんでした。雇用統計発表と同時に金は暴落し、私の含み益は20万円あったのに一瞬で含み損−80万円になっていたのです。その時すぐ損切りすれば良かったのですが損を確定させたく無く私には損切りのボタンが押せませんでした。含み損はどんどん膨らみ最終的には−300万円で強制ロスカットを喰らいました。
私はそれを目の当たりにし何も言葉が出ずただ後悔、怒り、悲しみが込み上げて最終的には笑ってました。
私はそれを体験し、中卒だったので危機感が凄かったです。「このままではいけない」と思いトレードを体が壊れても良いから勉強しようと覚悟を決め、そこからちゃんと勉強を始めました。
・努力と結果
私が最初に勉強した内容は「エリオット波動」です。YouTubeでトレードの勝てるやり方みたいな感じで検索をかけて色々な動画が出てきました。そんな中でも色々発信者の方が言われていたのが「エリオット波動」だったのでそれに絞って勉強をしていました。
エリオット波動の第3波を狙ってトレードを心がけてエントリーをしていました。
結果は負けてばかりで正直これは使えないなと私は思ってしまいエリオット波動の勉強は見切りをつけ辞めました。
その次にチャートパターンでのエントリーを勉強しましたがこれも使えなくはなかったのですが、何故負けたのか反省する際に反省点がわからずこちらも勉強する対象から外しました。
何を、誰を信じて勉強したら良いのか自分でもわからなくなり、FXは勝てないんじゃ無いのかと思ってしまいました。
そんなある日、転機が訪れます。
私はFXに対して諦めの感情を持ちつつも、ここで諦めたら全てが無駄になってしまうという抗いたい気持ちもありYouTubeで色々なトレーダーの動画を拝見しておりました。数えきれない程いる中で一際私の中で腑に落ちた説明をしてくださっているトレーダーのYouTubeに出会いました。
ここでは敢えて名前は伏せさせていただきますが、私がトレードに対する向き合い方が変わったのはそこからでした。
・何を勉強したら良いのか
私はそのYouTubeで色々な知識を頂き今でも使わせて貰ってます。そこで私は何が1番勉強になったかというと「勉強の仕方を勉強する」でした。
これはFXに限らずどんな事でも使える事です。
物事本質を捉えられさえすれば上手く行きます。
例えば数学なんかが良い例ですが、公式さえマーカーで印をつけて覚えさえすればテストの問題を解く事は簡単な作業かと思います。ですが勉強ができない人は公式にマーカーをするも他の覚えなくて良い事まで覚えようとマーカーを付けそこを勉強してしまいます。
FXも一緒で相場の本質を理解して本質部分を勉強する事により勝てるようになるんじゃないかなと今でも思います。
・勉強すべき内容
ここでは詳しくは敢えてお伝えしませんが相場の基本部分を勉強しました。
ヒントは「安くなれば買う」、「高くなれば売る」です。それと、何故レートが動くのかを考えた時に「他者の決済注文(損切り、逃げ)」が入る際にレートは最も動きます。
私はこれを意識したトレードを心がけ勉強をしました。
・トレーダーは研究職
トレーダーは研究職だと私は感じております。
知識を付ければ勝てるなら誰でも勝てます。だがそれだけじゃ勝てないのが現実。勝てる人と負ける人、知識は両者とも変わらない何故差があるのか。これは絶対に研究不足です。
負けてる人で過去検証をちゃんとした事がある人は1人も見た事がありません。逆に勝ってる人で過去検証をした事がない人も見た事がありません。私はこれが勝つ為の答えなんじゃないかな思います。自分の考えを相場に否定され辛い思いをしながらもそれを乗り越えて研究をした人だけが勝つ事を許されているんじゃないかなと思います。なので、正直過去検証した事無いのに勝ちたいと思っている人は相場を舐めすぎです。
まずは過去検証をしましょう。話はそれからです。
・過去検証のやり方
巷ではよく自分の勝ちパターンを作ろうと言われておりますが私は逆に自分の負けパターンを作る事をオススメします。
勝ちパターンを作ってしまうと仮にそれがまぐれで勝ててた場合、変な癖が付いてしまうと思うからです。
負けパターンの研究は自分の負けるパターンがわかるのでリアルタイムの相場でそういった場面を目の当たりにした際、踏み止まり資金を守る事が可能です。
勿論、勝ちパターンは1つくらいあっても良いでしょうが何個も要らないと思います。
私は負けパターンだけをまとめて過去検証をやりました。その結果勝率が徐々にではありますが上がりました。
・本題
やっと本題になりますが私が「デイトレード」に対する考え方をこの場で共有したいと思います。
それは「通貨では無く、人をトレードする」です。それは「・勉強すべき内容」でもヒントとしてお伝えしましたが相場はそれだけでは無いですが他者の損切りなんかで動いてます。
私が意識している事は「今の現在地が安いか高いか」と「ロングしたい場合どこを抜けたらショートが損切りするか、ショートしたい場合どこを抜けたらロングが損切りするか」これをめちゃくちゃ意識してます。正直、日足or4時間足のローソク1本取れれば充分なので例を出すのであればどこを抜けたら東京時間に買ってた人が損切るか?なんかを考えてよく欧州からトレードしてます。
これは人によってトレードのやり方が様々なので一概にこれが正解ってのは無いですが私はデイトレードなのでそういった事を意識して研究して1番自分の中ではしっくり来ていますし、私の中では1番相場の本質に近いトレードが出来ている自信があると自負しております。
私はよく「ダウ理論が大事なんだよ」と伝えていますがあれはあくまでもトレンドを予測する補助に過ぎません。「ダウ理論は相場の公式では無い、非公式」だと思います。相場はダウ理論で動いてる訳ではなく何度も言いますが「高いのか安いのか、損切りするのかしないのか」で動いているんじゃ無いかなと思います。
これが本質部分でそれが意識できればデイトレードのやり方なんてなんでも良いと思います。
どんな手法であろうが勝てるポイントで入っていれば大体入ってるところは皆同じです。
「高勝率エントリーポイント」みたいなタイトルに騙されてはいけません。勝ちたいのなら損切りが入るか入らないかを見極めなければなりません。
他にも言いたい事はあるのですが今回はこのくらいにしておきたいと思います。
また別の記事でデイトレードについて解説したいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。