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久々の遊戯王マスターデュエル12月編 白き森スプライトの巻

お久しぶりでございます……
北海道はもう冬。
前回書いたのが3月だったので、冬が終わったと書いた次の更新がまた冬。季節が過ぎるのは早いですね。

マスターデュエルへの熱が冷めてしまった、というよりはスト6の熱が上がったまま下がらなかったので、自然とマスターデュエルにかける時間が減っていた、という感じです。

今年の夏にマスターに行って、今は1500帯をうろちょろしています。

おもろすぎる

スト6の裏でちょいちょいとマスターデュエルも義務マスター5まではやってたのですが、10月についにマスター達成ならず。
10月、11月は【霊獣】を使っていました。
強いのは間違いないのだけれど1戦ごとの疲労が過去使ったデッキの比ではなかった!ランクマ回す気にならへん!
展開パターンも丸暗記するには複雑で、ヘトヘトになった12月に新パックが到来。そこにいたのは……

かーわいっ

レベル2じゃん!!!

かわいい~~

使用デッキ

使ったのは白き森スプライト。

《スプライト・エルフ》が禁止のためOCGでは組めないのが白き森スプライト。
しかも俺は【スプライト】がだ~いすき。前にも言ったけど、派生も含めて一番使ってるデッキです。マスターデュエルでだけ組める、一番好きなテーマとかわいいテーマの混ぜもの…こんなん組むしかないじゃんねぇ。

白き森スプライトってどんなデッキなん

【白き森】の展開をしてからスプライトの動きに合流して、6妨害くらい立てて勝つ!

白き森だけで動くと大体こんな感じの盤面に1度なるから

墓地の白き森シンクロをEXデッキに戻してシルヴィを蘇生して、適当なリンク2に変換して

《ギガンティック・スプライト》を出して、スプライトの展開に合流します。

だから最終盤面はこんな感じ。(伏せてあるのは、《白き森のわざわいなり》と《白き森のいいつたえ》と《碑像の天使-アズルーン》)

この盤面の妨害としては

1.《スプライト・キャロット》での魔法罠無効
2.《影法師トップハットヘア》での魔法罠破壊
3.《碑像の天使-アズルーン》での特殊召喚無効
4.《白き森の妖魔ディアベル》から《フォーミュラ・シンクロン》を経由して《フルール・ド・バロネス》での万能無効
5.《白き森のわざわいなり》から《白き森の魔狼シルウィア》を出して、相手全体を裏側守備表示に変更
6.墓地から《IP:マスカレーナ》を蘇生し、《SP:リトルナイト》や《閉ザサレシ世界ノ冥神》をリンク召喚しての除去

ってな具合になります。最後のリンクがだいたい1.5妨害くらいになるから、全部使い切れたら6.5妨害くらいありそう。

スプライト側から白き森に合流できないのかと言われればそんなことはなく、《暗黒の招来神》関連+スプライトなどでレベル制限がかからずに場にモンスターが4枚並べば、《スプライト・スプリンド》を経由することで、《白き森のアステーリャ》を釣り上げることができます。

モンスターゾーンがみっちみちになるし、妨害を相手ターンに作る盤面の都合上妨害を切る手順に融通が効かないことは弱点ですが、妨害が前と後ろに散ってるし無効も除去もあるし、妨害数も多いしで最終盤面は文句なしと言えそう!

白き森側に妨害を撃たれてもスプライトで貫通しやすいし、アステーリャ通常召喚から効果を使わずに《スプライト・ブルー》から《スプライト・レッド》を持ってくると誘発のケアが可能です。

《増殖するG》は展開デッキである以上重いんだけど、白き森のわざわいなりだったり各種スプライトで止まれるから、結構1ドロー以内に1妨害~運が良いと2妨害くらい作れたりもします。

それと、暗黒の招来神ギミックと白き森の組み合わせがすんげ~強い。
アステーリャ+招来神というハンドで、

・招来神→エルフ→《七精の解門》の効果でアステーリャを捨てて招来神蘇生→エルフでアステーリャを釣り上げ→アステーリャの効果のコストで使い終わった解門を捨てる

という流れで白き森展開を始めるのですが、なんとこの動きの無駄のなく美しいことか!
展開の美しさはプラス査定です。プラス1000000点くらいある。過去使ったドラグマ召喚獣やP.U.N.Kに引けを取ってないぞ!

って考えると結構強そうじゃない?なにより回してて非常に楽しい。
これでランクマにイクゾッ

実際どうだったん

久々のがっつりランクマ、きち~w

さすがに最終盤面を完璧に作れたらそうそう負けません。妨害散ってるのもあってちょっとやそっとの捲り札では捲りきらん盤面を作れます。
60GSみたいな手数のおばけに下手打って負けたりはするけどね。

ただねえ。先攻とっても【天盃龍】から3発手札誘発が飛んできたらさすがに盤面作れないし、そもそも白き森展開が通らず(あるいは白き森展開ができず)スプライトだけの妥協盤面だと今のデッキには容易く突破されます。その盤面じゃ天盃龍相手なんてレオパレス21の壁くらいの薄さ。

増Gで止まったときもそりゃキツい。いくら食らっても1妨害2妨害立てれるからって、そんなんじゃ天盃龍は止まらん!

対天盃龍の勝率は、先月まで使ってた霊獣よりもだいぶ低いと思います。
《アークネメシス・エスカトス》を入れてた霊獣だったからマジで勝てた。回すの疲れすぎるから使いたくないけど……

じゃあ後手はどうなのって話なんですけど、後手は当然キツくて。
捲り札入ってないからどうこうというよりは、現状の白き森って召喚権がめっちゃダブるから「実質1手しか手数がないんですが?」みたいな手札が多い。スプライトがないと絶望です。
スプライトも白き森も1枚からなにかできるデッキではないからな~。

あと、天盃龍がいるせいで(これは今回のデッキもそうなんだけど)順当に先攻を取るデッキが先攻に寄った構築になっているので、妨害が普通より厚すぎます。誘発で盤面弱くして、見えてる妨害乗り越えても、そこからの《神の宣告》2枚は突破できませんって!

デッキとしても、白き森自体は現状だと貫通力がそんなにないからスプライトがない時のハンドにどうしても不安が残ります。
指名者を増Gまで取っておけないハンドが多いのなんの。

唯一、天盃龍メタで数が増えてるんだと思う《次元障壁》に対しては無類の強さを発揮してくれました。
普通の白き森だとめちゃくちゃ重いと思うんだけど、シンクロできなくてもスプライトで盤面作ればいいしわざわいなりにアクセスできてたら相手ターンにどっちにしろシンクロして妨害作れます。ウッヒョ~。

一個発見もあって。途中までトップハットヘアを入れてなかったのですが、暗黒の招来神+白き森のいいつたえってハンドが来たときに入れるべきだと気づけたのは良かったです。

手軽に出せる幻想魔族だから
白き森ネームにアクセスできる!

暗黒の招来神から動いていたなら場に七精の解門があるはずなので、《白き森のリゼット》から展開を伸ばしていけます。

白き森スプライトはOCGでは組めないデッキですから、先行研究も進んでおらずこれと言ってリストが定まってもいません。
だから自分であれこれ試行錯誤する時間が長かったんだけど、こういうシナジーや展開に気づけたのは楽しかったな~。

先に出したトップハットヘアをギガンティック・スプライトでどかせられるのも無駄がないし、本当に展開パターンは美しいなって思います。

まとめ

後攻最強デッキの天盃龍に抗うために先攻ワンキルが飛び交ったり、過剰なんじゃない?ってレベルの先攻用カードが積まれていたり……この遊戯王ってゲーム、どんどん難しくなってねえか?

でもねえ、久々にマスター1まで上がろう、って思えたのは白き森スプライトの展開の美しさと楽しさが理由なんでね。使ってよかったなって感想です。

まあそんな感じ。来月もマスター1まで行くかはわからんです。義務マスターはすると思うけど。あと今月のDCもやる気全然ないです。多分勝てへん。てかMR1600になりたい。

みんなもスト6やろう!!!!!!!

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