#架空小説書き出し まとめ2
最近Twitterでハマっているハッシュタグがあります。
#架空小説書き出し というものです！
その名の通り架空の小説の書き出しを投稿するタグなのですが、今回は、また5つ架空小説の書き出しが溜まったのでまとめようと思います。
ピピ･･･
液晶には38.4の文字。
ぬるくなったスポーツドリンクで、薬を2錠飲んだ。
布団を蹴飛ばして脱力して、散らかった部屋を眺める。
「桃缶、たべたいな」
1人で熱を乗り切るのって結構つらいですよね。
そんなきもちを込めて書きました。
私が病気の時は「すりりんご」を祖母が用意してくれて、よく食べていました。食欲がなくても不思議とたべられたんだよなぁ。
紅茶にミルクを注ぐ瞬間が好きだ。白と茶色にだんだんと境目がなくなり、やがて中間になる。
私たちの関係はミルクティーのようにはいかなかった。2人はまだらで、偏っていた。
たまに、混ざらないミルクティーってありませんか。じつは脂肪分が多いミルクを混ぜるとまだらになってしまうそう。そんな関係を書きました。
その瞬間、電車の行き先案内が切り替わるように、彼の進路が決まった。そして私は、その電車に乗り込んだのだ。
手元に残った切符を数えて、過去を振り返る。人生の軌跡を電車に例えた作品です。あなたには忘れられないような運命的な出会いってありますか。
今まで僕はほんとうの「好き」をないがしろにしてきてしまった。
だからこそ、「好き」を全身にまとった彼女から目が離せない。講義室の5列目の1番左。そこが彼女の特等席。
今日こそは、と僕は思い切って声をかける。彼女の金魚のイヤリングが揺れた。
これは、友人から私をイメージしたシナリオのタイトルを考えてもらって、そこからさらに書き出しを考えた作品です。『ふわふわとゆらゆら』ってめっちゃかわいいタイトル考えてくれてありがとう。タイトルにふさわしいかわいいラブコメが書きたくて、がんばりました。
「チークはね、可愛くなるためのおまじないなの」
そう言って得意げに話す君の後ろで、その最後のおまじないを見届ける。こちらを振り返った彼女は、より一層愛らしかった。
男の人ってすっぴんの方が好きがちだけど、「化粧してる君もかわいいよ」って作品。好きな人の魔法にかけられて、愛しさがこみあげる。そんなシーンを書きました。
如何だったでしょうか。
#架空小説書き出し 面白いのでみなさんもぜひ覗いてみてほしいです！