のわ119 山下道ラジオからアトム計画へ
僕が掲げてるアトム計画では、人が行っている仕事はやがて全て機械に取って代わられるけど、唯一アートだけは残る。単に人が皆んなアーティストになるというだけじゃなくて、その時にはアートも今僕たちが思っているものではなくなるだろうし、仕事というものの捉え方も大きく変わるでしょう。そのような社会のあり方全体が大きく変わったものになります。
世の中が大きく変わるかもしれないというと、ちょっと怖い気持ちになったり、ずっと先のことだと思うかもしれません。でも実際にはもうすでにいろんなことが変わりはじめていて、僕が始めなくてもアトム計画は動き出しているんです。
話は少し変わりますが、戦争についてです。充足してる状態では戦争は起きないと僕は考えています。多くの場合は経済的に混乱していたり先が見通せない時にその原因が他国にあるとして勃発しているのではないでしょうか。戦争で国土は荒廃します。それは経済的な混乱がリセットされることとセットです。運が良ければリセットが功を奏して、奇跡の発展を遂げる場合もあります。しかしそんなことのために戦争をしていいのか。21世紀にもなっていつまでこんなことをしているのか。ただ悲しいです。
アトム計画は新たな暮らしを作り出すことを目指しています。それは戦争のない暮らしです。つまり経済的な混乱のない社会の実現が鍵です。個人から国に至るまで経済に困らない世の中を作ることが目的です。それは簡単ではありません。邪魔をする人もたくさんいるでしょう。戦争で儲けている人がいますからね。
戦争という壊すことでリセットすることの対極にある、アートという作ることでリセットしながら循環していく社会をつくること。必ず実現できるはずです。
前回投稿した山下道ラジオから、僕はこんなことを学びながら聴いています。(新見永治)