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のわっこ社会見学〜特別展 空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン〜

こんにちは、とうやです。
今回は名古屋市美術館のフォロン展に行ってきました!
アートには興味・関心がなかった僕ですが、よいという話を聞いたので行ってみることに。
これからもいくつか美術館まわる予定です。


フォロン展で一番印象的だったのは、矢印の絵たちでした。

「フォロンの作品にたびたび登場する矢印。旅先では実に頼りになる道案内の矢印ですが、フォロンが描く矢印は、あちこちへと飛び出し、旅人を迷宮に迷い込ませてしまいます。矢印に翻弄される街や人間を描くことは、フォロンにとって自立したアーティストとして進んでいこうとする強い意志表明でもありました。矢印に惑わされながらも、なんとか矢印を見極め、旅人ひとりひとりで選び取ること、そこから、空想の旅の第一歩が始まるのです。」
美術館ナビ、第1章 あっち・こっち・どっち?より

僕自身も生きてきて、色んな矢印に翻弄されながら生きてきてるなぁと。
人生において矢印は、親からの教育、他人からの目線、社会的に何が正しいと思うか、など色々あります。
「そんな矢印にそって生きたくない!」と思う自分もいるけれど、じゃあどうするの?となった時に思いつかず、結局何かの矢印に流されて生きているような。
でも、何かの矢印にそって生きてみるのも悪くないかな、と思う自分もいたり・・・とかいうことを考えながら空想の旅にふけっておりました。
「……別に迷ったていいだろ 道は1本だけじゃないんだ」
漫画、エンバンメイズより

フォロン自身も親からの勧めで建築の世界に入ったけれども、興味が持てずアートの世界に飛び込んだそうです。
皆迷いながら生きてるのだなぁと。逆に1本の道を信じ続けて生きている芯のある人はすごいなぁと・・・書き出すとキリないですね。


ただ絵を見るにあたって、その絵の背景を学んで楽しむのも大事ですが、意味が分からなくても絵を見て第6感が刺激される経験をしてみたいです。
9月にのわでやった名古屋芸大の実験アニメーション「RIPPLE」を見た時も映像だけだと難しかったけど、出品者トークがあったからちょっと楽しめました。
音楽だと歌詞を理解してなくても楽しめたりするのだけどなぁ。絵はまだまだですねー


今日はこんなところです。のわっこ社会見学はまだまだ続きます。多分。
それではさよなら~

金曜日お留守番担当のとうやです。
「憧(あこが)れに也(な)る」と書いて憧也(とうや)と読みます。
以前は薬剤師さんをやっていました。現在カレーパン作る仕事してます。
体動かすのが好きで、休日はサッカーや野球をやっています。