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のわ122 なぜかラグビー

ラグビーが好きになったのは同志社が大学選手権の三連覇をした当時だから、もう40年くらい前になる。
ずっとアメリカが大好きだったので、スポーツもアメリカンフットボールに熱中していた。当時はピッツバーグ・スティーラーズの黄金期ですね。
でもなぜか突然ラグビーが好きになった。まずは体育会的な体質が見られなかったこと。当時はとても珍しかった。特に同志社のラグビー部はそれが顕著で、その自由な雰囲気にとても惹かれた。世界に向けて開かれいる感じがした。
ラグビーは度々ルールが変更される。プロ化がかなり遅れたが、そうなってからは他のスポーツに負けないよう、より楽しくスピーディーであることが求められ、大きな変更が何度もあった。大袈裟だが僕は見始めた40年前と今では別のスポーツと言ってもいいかも知れない。そんな中でレフリーの役割も大きく変わってきた。
2010年頃、当時日本は民主党政権となり世の中は変化を求めていた。人の繋がりも従来とは違う関係が模索されていて、コミュニケーションやコミュニティーという言葉が急速に脚光を浴びるようになった時期だった。そんな流れは2011年の東北の震災でさらに加速された。ちょうどパルルが一人に頼るのではなく、100人で運営することを目指そうとしていた頃だ。
長年ラグビーを見てきていて、レフリーに興味を持ったのはちょうどそのような時だった。僕のいる範囲ではスポーツのレフリーとか審判は何か違反が起きた時に笛を吹き、罰則を課す。ラグビーも同様なのだけど、笛を吹く前に変則を起こしそうなプレーヤーにそうしないように声をかけ続ける。邪魔をしていたら「退け!」と叫んだり、モタモタしている時には「ボールを動かせ」と声をかけたり、とにかくずっと喋っている。笛を吹いて試合と止めるよりも、反則が起きずに続けることが一番に大切としているからだ。これはすごいファシリテーターだなと思った。のわのことを考える上でもいつも参考になってます。

で今日7月13日はパルルのごはん会でラグビーを見ます。日本対ジョージアの試合なのだけれど、僕が解説役となっているので、何日も前から勉強している。その成果が果たして出るのか!ごはん会皆さん来てください!(新見)