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のわ102 これパルのころ、についてもう少し書きます

こんにちは、新見です。のわ101でこれパルのことをほんの少し書きました。

これパルの活動は数年間で終わってしまいましたが、僕にとっては本当に大きな出来事で転換点でした。当時はその動きに自分が対応できなくなり収束を宣言せざるを得なかったことは、その当時関わってくれていた多くの人たちには本当に申し訳なく思っています。そしてその皆さんたちにとっては、これパルがどんな存在だったのだろうかと思いを巡らせています。
僕は運営の方法が多くは自分に起因する理由でうまくいかないと感じていましたが、もう一つその活動がパルルの内側にとどまっていることが気になっていました。パルルの中だけが「まち」だったと言えるかもしれません。
ほんとうに「まち」であるならば、もっと人の出入りも自由で、パルルという場所もどんどん広がったり統合したり(場合によっては縮まったり)ダイナミックに動いていくべきだったと思います。当時はとてもそんなことを考える余裕がありませんでした。
その後の何年かを経て、今ようやく目指していた場に近づいてきたかなと思います。パルルに加えて2階に「はたらく場」と5階に「くらす場」ができて相互につながった動きが生まれようとしています。また0円ショップはお花の販売など、ささやかですが、以前とは違ったアプローチで外とのつながりを広げつつあります。
これパルで種まきをした成果がようやく実になって結びつこうとしているのを日々感じています。
かつてこれパルの「住民」だった人たちにも喜んで来てもらえるような場所にできるよう、さらに歩みを続けていきます。ぜひ見守ってもらえたら嬉しいです。

新見永治