「狸山病院」終わりに際して
最後までお付き合い頂いた皆様、たまに読みに来て頂いた皆様、ありがとうございました。
これは5年前に書いた物です。
その時のあとがきには「死ぬまでに書こうと思っていた。」とありました。
下の娘の出産の時のエッセイポエムの方が先書いています。「狸山病院」ナイーブな内容が多かったので書かなかったのです。が、狸山病院には本当に感謝しているので書きたかったのです。
何故狸山なのか。院長先生が狸みたいで
yumenotamagoさんのイラストと同じ眼鏡をかけていました。
院長夫人は大柄な狸の奥さんという感じでした。もちろん読者さんに怪しいと思ってもらうためのタイトルです。
短く区切り過ぎて連載が長くなってしまいました。単発で読んでいただいてもいい内容だったのではないでしょうか。
病院がテーマだったから私の感情が削ぎ落とされておりましたが、
実際も、その時、感情に記憶がなく「そういうもんなんだ」と思っていました。
深夜、授乳、おむつ替えで起きて、病棟に一人でも怖くはなかった。
妊娠出産子育てに必死で「そういうもんなんだ。」と思っていました。
記憶では寝返りで感動したことくらい。
そんな中、医院長夫人との話や次々くる看護師さん、事務員さんに救われました。
友達が見舞いに来てくれる方が緊張しました。
狸山病院を非難するお話ではなく、感謝申し上げます。
イラストを使わせていただいたyumetamagoさんありがとうございました。
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ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?