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狸山病院〈21〉

色々調べ計算したが、全くどちらともわからなかった。
既婚者の銀行員か独身の工場で働く男か。最後に判断を先生がしなければならかった。
独身の工場で働く男の方が優しくて幸せになると思い判断した。工場の男に。

そして、その男は彼女の前で言った。
「肌の黒い赤ちゃんが生まれても、私はの子だ。」

ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?