狸山病院〈7〉
陣痛も徐々に間隔が狭くなり、17時なる頃、医院長婦人が「ちょっと早いけど、栄養士さんがもう帰っちゃったから、私がすいとん作ってきたわ。」
起き上がれるかと思ったが意外と起き上がれた。陣痛の私には食べやすくとても美味しかった。
奥さんは山梨の出身なので、ほうとうを作ってくれたと話し、
この病院に嫁ぎ看護師と助産師の資格を取ったそうです。
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ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?