NOW ROOMメンバー紹介 第6弾:取締役COO柏木祐輔
不動産テック・スタートアップ、NOW ROOMの広報チームです。
このコーナーでは、NOW ROOMの事業をリードするメンバーを紹介しています。
第6回となる今回は、NOW ROOMの”頭脳”を務める取締役COOの柏木祐輔です。ロジカルでデータドリブンな戦略立案をしたかと思えば、タイムリーに自分も凄まじく手を動かす姿に、社内では「柏木さんは4人存在しているんじゃ・・・?」と囁かれるほど。果たして、柏木は寝ているのか?真相に迫ります。
そのほか参照記事も公開中:”短期賃貸事業を推進するNOW ROOM取締役COO柏木が語る、 「私がNOW ROOMにジョインしたワケ」”
【NOW ROOMメンバー紹介 vo.6:取締役COO柏木祐輔】
【NOW ROOM広報】単刀直入に聞きますが、柏木さん、寝ています?
寝ていますよ(笑)!長男がまだ小さいので、子ども中心の時間軸で動いていまして、早寝早起きですね。NOW ROOMはリモートワークができますし、裁量業務制なので、昼間は子どもに離乳食を食べさせたり、夜は一緒にお風呂に入ったり。土日は仕事をすることもありますが(笑)、毎週子どもと公園に行って滑り台を滑ったり、ボールで遊んだりしていますよ。
[広報] パパ、ですね!
はい、思い切りパパです(笑)たしかに私もNOW ROOMの事業づくりが面白すぎて、つい時間を忘れて戦略練ったり、それを投資家の皆さんやメンバーに伝えるための資料を作ったり、夜にミーティング入れたりはします。でも、圧倒的に「事業づくりの手触り感」がありますし、楽しくて仕方がありません。これは私の関西にいる両親、そして妻に言われたのですが、「忙しそうだけど、楽しそうでいい」と。前職でコンサルタントをしていた時、オフィスで深夜過ぎまで仕事をしていて、タクシーで帰宅することも日常茶飯事だったんですね。その当時は、それはそれでやりがいもあり、優秀な先輩や同僚から学ぶこともあり、夢中でした。しかし、コンサルタントなのでご契約いただいている企業様のために最善を尽くすため、長時間投資する働き方に、家族が心配していたのも事実。今は結婚し、子どもが生まれたことで、「息子が成長し大人になっても残るサービスを自分も”この手”でつくりたい」と思いまして、スタートアップの扉をノックしました。スタートアップ、楽しいですよ!正直、当時の自分に「もっと早くこっち(=スタートアップ)に来いよ!」と言いたいくらいです(笑)
[広報] それくらい充実しているんですね!
ありがたいなと思っています。何がありがたいかというと、まずNOW ROOMが提供するサービスを使ってくださっている方が実際にいらっしゃること。そして、我々の想いに共感して短期賃貸プラットフォームの「NOW ROOM」に掲載くださっているホスト様がいること。次に応援してくれる投資家の皆様。最後に一緒に戦える同志たちに恵まれています。
NOW ROOMには正社員のほか、業務委託やインターンで関わってくれる方がたくさんいて、本当に皆さんに自分ごととして責任感を持って漕いで下さるので、この場を借りて私もお礼を伝えたいです。
【広報】熱いですね!チームメンバーも含めて柏木さんはクールな印象を持たれると思いますが、広報としては意外性を探したいところです。すこしパーソナルな部分を伺います。
【広報】出身は?
兵庫県の明石市で生まれ育ちました。大学も関西、新卒の日本総合研究所時代も関西でしたので、実は根っからの関西人です。28歳の時にデロイトトーマツコンサルティングに転職して東京に来ました。「関西弁出ないね!?」とご指摘を受けることもあるのですが、家族や地元の友達とは基本関西弁ですし、関西弁のイントネーションが強い方がミーティング場などにいると、ついつられますよ。実際、NOW ROOMは関西出身者も多いので。
【広報】小さい頃はどんな少年でしたか?
父親が高校の教員をしていまして、その高校の野球部の監督だったんですね。なので物心つく頃から、自然と野球をしていました。また三歳下に妹がいることもあってか、「兄貴肌」だったと思います。
【広報】学生時代はどんな過ごし方を?(意外性を探りたい・・・)
経済学部に進学しまして、大学は楽しかったですね。意外性というと・・・、私は父が教員だったことも寄与しているのか「家庭教師や塾講師をしてそう」とイメージを想起いただくことがあるのですが、1回もしたことがありません。完全に肉体労働派でした(笑)引越しの荷物運びは続けていましたし、在学中居酒屋のホールをしていて、毎晩ビールや枝豆を運んでいました。パチンコ屋さんでボーイもしてました。当時は流行っていたこともありますが、長髪でした。写真はお見せできませんが(笑)
【広報】ロン毛の柏木さんは新鮮ですね!趣味は?
フットサル、ボーリング、そして旅行です。
【広報】好きな本は?
「イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」。自分も大手企業に在職した経験がありますので、体力のある企業ができ得ること、魅力は充分知っています。ただ今はスタートアップのCOOですので、市場のために何を追求すべきか、ヒントをもらえる一冊です。
【広報】好きな映画は?
アクション系が好きですね。「ワイルドスピード」などスカッとします。
【広報】自分の性格を一言で表すと?
事業推進においては、合理的な面があると思います。仕組み化は得意です。コンサルタントとして鍛えていただいたのかな。
【広報】柏木さんはCOOというロールです。NOW ROOM社内における仕組み化のうち、公開できる取り組みを1つ紹介いただけますか。
色々策を打ってはアジャイルに随時最適化を図っているのがNOW ROOMです。1つご紹介するとすると、今年の1Q(NOW ROOMは2021年1月ー3月が1Q)から、OKRを導入し、運用しています。NOW ROOMは2020年5月18日にローンチしました。ローンチしたタイミングはMVPというのもまだまだな状態でスタートしましたが、とりあえず出して検証することが大事だというフェーズ。そこから激動の半年間が続くのですが、リリースした各種機能の不具合対応や機能改善に加えて、基本機能の拡充を並行してい実施していきました。その2つを急スピードでやり遂げたプロダクトチームには頭が上がりません。
マネジメントの変遷は大きく3フェーズありました。
2020年7月中(ローンチ2.5ヶ月後)まではプロダクトチームに限らず他のチームも同様にカオスな状態で常に前だけを向いて猛スピードで走っているような感じでした。その当時のマネジメントは(マネジメントと言って良いかわかりませんが)、アクション量を最重要視していました。答えがわからない中で目的意識は持ちながらもできるだけ先入観は持たずに考えられるものはやりきることに集中していました。その代わりに週に2回程度振り返る機会を作り、効果が出たもの出ないもの、それはなぜかを把握し、再現性の高い施策に落とし込むようなアプローチでした。
その後、少しずつ見えてくるものが増えてきた段階で(2020年8月から)、各チームで1ヶ月単位の目標を作りそれに向けたアクションプランを策定しました(プロダクトチームは以前から開発計画は存在していました)。最初は計画の精度がかなり低かったのですが、徐々に実績を元にした計画が作れるようになってきたので精度が上がってきました。このフェーズで良かったのは、(当たり前のことですが)予実差を見ることでよりPDCAが回りやすい環境を作れたことと、達成癖が徐々に醸成されたことです。目標を立てて、PDCAを回しながら目標を達成して達成感を味わうというプロセスがチーム全体で身についていきました。特にこのフェーズで大躍進を遂げたのがホストサクセスチーム(物件獲得するチーム)です。今では毎月2万室を新規掲載できるチームまで仕組み化・強化でき、サービス開始1年で10万室掲載突破を公開できました。
一般的なOKR導入のメリットは割愛しますが、NOW ROOMがOKRを導入した理由としては、以下の3点でした。
①実績データが蓄積され、注力するポイントを明確にするため
②創業メンバー以外も増えより先を見据えたワクワクした目標を掲げて求心力を上げるため
③ミッションがより定義・分離されてきた中で各チームの情報をオープンにしてチーム間の連携強化を図るため
おかげさまでNOW ROOMを利用するゲストの方々、ホストの方々が増えてきた中で、かなりのデータが蓄積されてきました。その中でNOW ROOMとして何に注力すべきか?何に注力するとよりステークホルダーに価値が提供できるのかが明確になってきました。今までは成果につながるのであればできるだけアクションするという発想でしたが、やらないことを決められるようになってきたのでチーム全体でフォーカスするポイントを明確にしました。
今までは1ヶ月後(最大でも3ヶ月後)程度しか解像度高く見据えることができませんでしたが、1年後以降の解像度が少しだけ上がってきました。そのような中でより先を見据えた目標設定やストレッチな目標を設定することでNOW ROOMとして実現したい姿を共有してよりワクワク感を醸成したいと考えました。
正社員5名程度でローンチしましたが、今では10名と2倍近くになりました。業務委託の方々も含めると25名程度です。また、NOW ROOMはコロナが長期化することもありリモート中心なので、他のチームが何をしているのかがわからないという声が出るようになってきました。そのため、各チームのミッションやフォーカスしているポイントを明確にすることで情報共有を円滑にし、前提のすり合わせ等のコミュニケーションコストを減らしたり、連携を促進したいと考えたんです。
今は全ての経営指標やOKRをスプレッドシートで共有しています。NOW ROOMでは全ての情報がオープンです。経営指標やファネルの各ステップのデータ、掲載部屋数、OKRのアクション目標・実績が全て1つのスプレッドシートでまとまっています。全社員アクセスできるので自分のチームのOKRの進捗や他チームや経営指標の進捗をすぐに確認することができます。
導入してから、効果が出始めています。定量的な効果はプレスリリースで公開させていただくとして(笑)、課題は何か?何にフォーカスすべきか?をデータを元に考える癖が付いてきたことや、他のチーム・他の人が何をやっているかが明確になり、仕事がやりやすいといったフィードバックをもらっています。
とはいえ、まだまだNOW ROOMは成長しなければなりません。自身の目標である「スタートアップでの100億円の事業・組織づくり、住まいの課題を解決して暮らすを自由にする」に向けてさらに気を引き締めて邁進いたします。とにかく、すでにお使いいただいた方にはお礼申し上げます。そしてこれからもっと多くの方にご満足いただき、「must have」な存在となるべく、メンバー一同で取り組みますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!
【広報:今後の展望】今後も不動産テックのスタートアップとして、不動産業界のDX化を推進していくほか、より多くの方にご利用いただけるよう、2021年12月末までに全国50万室の掲載を目指していきます。また、1年以上の家具家電付き賃貸利用者の需要にも応えるため、普通賃貸用の物件の掲載も加速させる予定です。
【株式会社NOW ROOMについて】 https://nowroom.jp/
株式会社NOW ROOMは、「暮らすを自由に」の企業理念のもと、不動産テック・スタートアップとして2019年7月1日にCEOの千葉史生が創業し、2020年5月18日に、ウィークリーマンション・マンスリーマンション・2年以上の家具家電付き賃貸「NOW ROOM」のサービスを開始しました。「NOW ROOM」のサービスは、Webまたはアプリ上でお部屋探しから入居審査、契約手続き、家賃の支払いまで一気通貫で完了します。2021年9月現在、ウィークリー・マンスリーから2年まで、期間を選べる家具家電付き賃貸やホテル、シェアハウスなど全国310,000室を超える多種多様なお部屋から、個人の長期出張などを中心に、法人企業様の社宅・転勤利用など幅広いニーズに対応しており、延べユーザー数は27万人に達しています。
【NOW ROOMの特徴は以下の3つ】
【株式会社NOW ROOMの概要】
会社名: 株式会社NOW ROOM
設 立: 2019年7月1日
所在地: 東京都新宿区西新宿七丁目1番12号 クロスオフィス新宿 506号室
代表者: 千葉 史生
理 念: One World, Live Anywhere
暮らすを自由に
事業内容: NOW ROOMの開発・運営
URL: https://nowroom.jp/company
NOW ROOMサービスサイト:https://nowroom.jp/
この記事に記載されている事業やサービスの内容については、2021年9月22日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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