【ホロライブ特集】夢を諦められないあなたへ
お世話になっております。かまたけと申します。私のnoteでは主にホロライブに関する楽曲・MVへの個人的な解釈や感想を中心に投稿しています。今回は「夢を諦められないあなたへ」ということで私が背中を押してもらったホロライブの楽曲5選を紹介しようと思います!かなり絞ったので、「この楽曲が入ってないのはおかしいだろ!」と思う方もいらっしゃると思いますが、あくまで私の主観ですので予めご了承ください。
最近は割と自由に自分の感じたことを記事にするということをしていますが、少し前までは私も成績トップを狙ったり、就職活動に専念したり、周りの人に認められようと努力してた人間でした。その際に心に響いた歌詞があって何度も支えられた楽曲を紹介していきます。それではよろしくお願いいたします。
ホロライブと駆け抜けろ
僕だけの栄光路を証明したいんだよな
1曲目は角巻わため(以下わため)さんの『My song』です!私自身がわための大ファンということもありますが、ホロライブリスナーの中でも『My song』に救われた方はたくさんいるのではないでしょうか。この楽曲の好きな歌詞は?と聞かれたら「全部!」と答えるぐらいには本当に夢や目標を追いかける人に刺さる楽曲になっています。「なぜ刺さるのか」というのは歌詞もありますが、わためが歌うからこそというのもあると思います。
配信ではホロライブの面接に3回落ちた話や日本武道館で歌う目標を掲げている話が印象的でした。目標を達成することは決して簡単なことではないことを知っている角巻わためだからこそ『My song』という楽曲は光る。「一生懸命なんか 全部 無駄だったんだ ああ もう 嫌になった 逃げたくないって聞こえた これは僕の声」は向上心があってどんな時も諦めてこなかった人たちにとっては大変共感できる歌詞なのではないでしょうか。
めちゃくちゃ努力しても誰も振り向いてくれなかったり、認めてもらえなかったり、「ここにいるよ」って証明したいのにその機会が全く訪れなかったり。そんな時「全部無駄だったんだ」と言ってしまいたくなります。けれど、数日経つと「諦めた」と言いつつ本心は「まだ走りたい」と思ってしまう。そしてまた目標に向けて走り出す。わためもきっとこの過程を痛いほど経験してきたと思います。夢を諦めきれない、何度でも挑戦したいと思う「あなた」にオススメの楽曲です。
道に迷った時がチャンスだ
2曲目はときのそら(以下そらちゃん)さんの『ゆっくり走れば風は吹く』です!この楽曲はhololive 5th fes. Capture the Moment Stage2でもそらちゃんが披露していた楽曲になります。私もStage2の現地入りで初めて知りましたが、不器用なりに前に進もうとする人間であればあるほど刺さる楽曲だと感じました。この楽曲も同じく横浜アリーナのステージに立つことを目標とするそらちゃんだからこそ光る楽曲になっています。
「出来ないことばっかり見えて くるくるいつも遠回り だけど昨日よりは道が見える なら大丈夫」は何かに挑戦する人たちにとても刺さるフレーズではないでしょうか。何かを始めたばかりの時って出来ないことが多すぎて「自分ダメだな…」って自分を責めてしまうことも中にはあると思います。特に不器用な人にとっては…。だけど毎日努力しているうちに「昨日の自分よりも今日の自分の方が着実に成長できている」と思える瞬間があるなら「きっと大丈夫だよ」というメッセージを感じます。仮に今思えなくても「いつか思えたらそれで大丈夫」という意味でも取れると思います。
「焦らなくても良い、着実にゆっくり走ればいつか風が吹くから」。7年間も活動してきたそらちゃんが言うならきっと間違いありません。なかなか結果がでない、決して天才ではない、だけど着実に努力を重ねている「あなた」にオススメの1曲です。そして、こちらの楽曲ですが、hololive 5th fes. Capture the Moment Stage2のチラ見せでも1:07:43から視聴できますのでぜひ1度聴いてみてください!
努力とは最後まで諦めないこと
3曲目は天音かなた(以下かなたそ)さんの『特者生存ワンダラダー!!』です!この楽曲にはかなたその代表曲ということもありますが、実は1atアルバム『Unknown DIVA』についてのインタビュー(下にリンク貼っています。)で知りました。そのインタビューの中でかなたそは少し耳の病気を患っていた時期があり、音楽を丸々1年聴かなかったり、歌わない時期があったりと主軸の音楽に関われないことがあったと言っていました。あまりうまく歌えなくなってもファンから「その歌声好きだよ」というひと言があり、「また頑張りたいな」と思ったようです。
そんなかなたその口から「努力とは最後まで諦めないこと」というメッセージが音楽を通して伝えられたなら、みなさんも「俺も、私も頑張ろうかな」と思うのではないでしょうか。他の歌詞も天音かなたの自己紹介のようなフレーズがたくさん散りばめられており、彼女を知るには最高の曲です。
特に「ホントはBaby 自信なんかないよ ホントはBaby 不安ばっかで泣きそうだ」という歌詞はかなたその本音が込められており、人間臭さを感じられて素敵な歌詞です。迷うことも、不安なこともある。だけど挫けないと、挑戦すると決めた前にどんどん突き進む。それが感じられるサビ最後の「うおりゃー!」という歌詞は勢いがあって大好きです。まだ立ち上がっていたいと思うそこの「あなた」にオススメの楽曲です。
「絶対諦めない!!!」
4曲目は博衣こより(以下こよちゃん)さんの『Tear-Gazer』です!この楽曲について実は本当に最近知った楽曲でした。その理由はホロライブリスナーにとっては記憶に新しいかもしれませんX(旧Twitter)のトレンドに「博衣こよりのメン限」があげられていました。その内容をのぞいて見ると多くのファンがこよちゃんの『Tear-Gazer』について触れていました。メン限の内容について私は分かっていませんが、こよちゃんの活動を応援するようにファンの皆さんがこの楽曲に触れていて、助手くん(博衣こよりのファンクラブ名)たちの暖かさを感じました。私も気になって楽曲を聴いてみたら「歌詞が誰かの背中を押すフレーズになっていて素敵だな」という感想を持つことができました。何よりこよちゃんの活動そのものを表しているとも言えるのかなと思いました。
「どうしてぼくだけ うまくいかないのかな ひとりよがりだとわかってる」という歌詞は挑戦者の誰もが感じたことのある気持ちではないでしょうか。上手くいかないことが続くと人に思いやりを持ちたくてもその余裕がなくて「何で自分だけ…」なんて自分の気持ちに嫌気がさしてしまいます。でも、こよちゃんはそんな「あなた」を置いていきません。「ガンバってること知ってるよ 涙の理由も知ってるよ」や「ぼくだちは諦めないからさ」という歌詞は博衣こよりと共に歩むことが感じられる歌詞になっています。きっとこよちゃんもひたむきに配信と向き合っているからこそ「頑張っている人間の気持ち」が分かるんだと思います。
「まだやれる、絶対に諦めたくない」と泥だらけになりながらもがむしゃらに走り続けたい「あなた」にオススメの楽曲です。きっとこよちゃんもあなたの心に寄り添ってくれます。
逃げるな限界の壁超えて
5曲目の楽曲はhololive summer2023のメインテーマになります『青春アーカイブ』です!最後は全体曲を選んでみました。この楽曲、MVも本当によく出来ていて、フルアニメーションで作られていることが特徴です。そしてホロメンみんながアイドルとしてステージに立つために努力を重ねる姿を見ることができます。そらちゃんが横浜アリーナという目標を掲げ、ダンスレッスンに打ち込む様子やかなたそが一生懸命に歌詞を書く姿が印象的です。
「想像の果てにある高み 勝ち取った景色は尊い 逃げるな限界の壁超えて 僕らはまだ挑戦者」という歌詞は今、何か目標を達成しようとする過程にいる人たちが大変共感できるフレーズになっていると思います。過程の最中はやはり上手くいかないことや悩むことがつきものです。けれど、そんな時「達成した時の景色を想像すれば、限界の壁だって超えられる」というメッセージをここでは感じられます。「期待外れだと誰かが嘆く 痛いと居たいがいつも戦う プライドだけを頼りに抗う 自分を信じたい」という歌詞もめちゃくちゃ魅力的です。痛いと居たいは上手くアイドルを表現しています。周りから認められない心の傷とそれでもここに居たいという気持ちがせめぎ合っているのを感じます。けど、最後は自分を信じることなんですよね。
目標の過程でモチベーションがなくなったり、自信がなくて自分のことを信じることができない「あなた」にオススメしたい1曲です。私もその1人なので、一緒に頑張りましょう!!
おわりに
ホロライブは「あなた」のそばにいる
いかがでしたでしょうか。最初にも書きましたが「この楽曲がないのはおかしいだろ!」という意見があると思いますが、同じ気持ちですので安心してください。背中を後押ししてくれるホロライブの楽曲はまだまだあります。今回はこの5曲ということで、また別の機会で他の楽曲も紹介させていただきます。
私もホロライブを視聴する1リスナーですが、常々思うことは「ホロライブはリスナーのそばにいる」ということです。VTuberという存在はほぼ毎日配信を行っています。毎日配信されているからこそ、リスナーのみなさんにとっても視聴することが、彼女らに会いに行くことが日常になっているのではないでしょうか。面白い配信から、企画やライブの裏話、日常で起きた些細なことまで彼女らはたくさん共有してくれます。その積み重ねが今回のような楽曲を光らせると私は思っています。いつもそばにいる家族のような存在だからこそ、頑張っている気持ちも伝わって、歌詞やタレントの声に深みが増す。その人が歌うから感動できる音楽がある。今回紹介した楽曲にもそんな想いが宿っていると思います。
ということで最後までご覧いただき誠にありがとうございました。今年もあと3か月もありません。悔いのない2024年になるよう、私もホロライブの楽曲を聴きながら、精一杯頑張ろうと思います。それではまた次回!!