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伏見稲荷 ⇨ 清水寺

「月様、雨が……」
「春雨じゃ、濡れてまいろう」
そんな五月の吉日
東山一周トレイルの起点 伏見稲荷から清水寺へのルート
言わずと知れた千本鳥居をくぐる 

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コロナ以降
退屈な日常と戦い続ける下駄履き生活者である我々は山を目指す
世界はまるで開き直ったかの如くその装いを変えてしまったのだ

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伏見稲荷 四辻 より 泉涌寺 方面をめざす

泉涌寺 (せんにゅうじ)は、京都市東山区泉涌寺山内町(やまのうちちょう)にある真言宗泉涌寺派総本山の寺院。山号は東山(とうざん)または泉山(せんざん)。本尊は釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来の三世仏。
平安時代の草創と伝わるが、実質的な開山は鎌倉時代の月輪大師俊芿(がちりんだいししゅんじょう)である。
東山三十六峰の一峰である月輪山の山麓に広がる寺域内には、鎌倉時代の後堀河天皇、四条天皇、江戸時代の後水尾天皇以降幕末の孝明天皇に至る歴代天皇・皇族の陵墓があり、皇室の菩提寺として御寺(みてら)と呼ばれている。

「天皇さんはいつ帰ってきはるんやろか?」

御所から東京の皇居へ出張に行って
なかなか帰ってこない皇室のみなさま
京都が本当のお家なのに いつ帰ってくるんやろか?
と ご年配の方々が言うていたという ”京都ネタ” の1つである 
京都ネタの数々については 井上章一 先生 をお勧めする
井上章一 [京都ぎらい]  

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トレイルルートが住宅街に入り 京都女子大学  方面 へ
住宅街にて お蕎麦屋さんを発見 蕎麦懐石らしい
右側の建物が大正ロマンな様相を呈している
山の裾野沿いに住宅街があり レトロな住宅が目を楽しませてくれた 

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京都女子大の北側に
新日吉神宮 (イマヒエ ジングウ)というのがあり
通称:”ひよしじんじゃ” もしくは ”ひよっさん” 

この ”ひよっさん” に 5年ほどまえから献灯させていただいている
にもかかわらず参拝したことがなく 初参拝である

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ありました 五条モール 六軒 梅湯
五條楽園   初期若手組

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昼休憩
我々の世界に時計もカレンダーも無用だ
コロナにより荒廃したこの世界
このサバイバルを生き抜きぬくためにはアルコールがあれば・・・

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清水寺に着地

この町に いや この世界に 我々だけを残して
あの懐かしい人々は突然その姿を消してしまったのだ

かくも静かな かくもあっけない終末を一体誰が予想し得たであろう
しかし残された我々にとって終末はあらたなる始まりに過ぎない

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終末 /// 山の家

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下山後のビールは
目眩にも似た感動を禁じ得ない

約9キロ 4時間
引用 [めがね 独白 "押井守" ]
2020/05/27 wed

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