鑑賞記026「アートプロジェクト高崎 01～10」

高崎まで所用で出かけまして、出先で友人に何か今やってるのあるー？と尋ねたら「高崎駅前でアートイベントやってるよ、23日まで」と言われて慌てて高崎駅へGO～！

アートプロジェクト高崎、というイベントで、高崎駅前から高崎城址までの800m位かな、その区間の街ナカにアート作品が展示されているのをみてきました。
とりあえず街ナカに馴染みすぎてるというか、最初ふんふん～♪て歩いてたら見事にあちこち見逃していて、付き合ってくれた友人が「これ、見てないでしょ」って指差す先に作品があったりで、いかに自分の視野が狭いかってのを痛感する鑑賞でもありましたｗ

とりあえず今回は前半の作品をご紹介～。

01：鮫島 大輔「Token」

壁面に飾られた巨大な壁画。うん、あの山はあそこかな、奥になんかおるぞ？っていうかこのTokenのてっぺん横顔っぽく見える？ん？んーｗ　と思いながら鑑賞、後でびっくりすることになるアーティストさん。

02：渡辺 香奈「The River」

廊下の柱と天井に描かれた華やかな絵。高島屋さんの前だったので、百貨店の前は華やかねぇ～ってそのまま通り過ぎたぐらい馴染んでいた。（すみません・・・ｗ）

03：フランキー スィーヒ

高崎といえば達磨だが、大変ポップなテイストの達磨に化けていた。これも百貨店の入口にすごく馴染んでいて見落としてた作品のひとつｗ

04：豊田 玉之介

通路のパネルにずらりと並ぶ作品。目がすごく印象に残る。どことなくエジプトの壁画に混ざってそうな、どっかの巨大地上絵になってそうな、それでいて、なんか可愛らしさもある、そんな形の作品がずっと並ぶ。

05：井上 純「上」

こちらもビルの壁面にどーんと描かれている作品。上を向いて愛でる形になる。作品も上むいてるような気がする。この右手の通路に豊田さんの作品が並んでいて、そっちばっかり見てたので完全に背中むいてて気づかなかった作品orz←

06：大竹 夏紀「アクセサリーガール」

以前、ビエントアーツギャラリーで個展されてらした大竹さんの巨大な作品。交差点の対岸から見ないと全部みられないビッグサイズ。コンクリートの無機質な建物が一気に華やいでましたｗ

07：力石 咲「Spangle 高崎/世界/高崎/世界/高崎/世界/高崎/世界/高崎」

タイトルも長いが、作品も長かった。この通りの端から端まで、点々と並ぶ車よけのポールにモフモフのヅラが被されていた。CDが数枚編み込まれていて、世界各地の地名があったり、思い出みたいなコトバが書かれていたり。

07：平岩 葉子「秘密の花園」

花壇の中にわろてる人が潜んでた。結構リアルな作りで、下手したら動くんじゃないかって思うぐらい。
それの存在に気づいたのはちょっと歩き進めた後だった。え、この花壇の中にいるってことは・・・って通った道を振り返ったら、同じ花壇が点々と並んでいるではないかｗｗｗ（もちろん戻って鑑賞し直しましたｗ）

08：キール ハーン「午年」

ちょうど視線の高さにありましたので見落とさなかったよお馬さん！←
ぐわーっと描き殴った感じの中に馬の優しい目とか描きこまれてて見入ってしまう。

08：圓山 和幸「水沼と水の女のはなし より 女は祠で機を織っていた 祠に見知らぬ男がやってきた 男は何も身につけていないようだった 女は男に機を与えた」

山の絵かな？と思いながらまじまじと見ていたら、洞窟の中から外の光が指してくるようにも見え、女性がいるようにも見え、難しい・・・ｗ 色彩の変化はすごく美しくていいなぁとも思ったり。

09：川島 一恵「superorganism」

最近、時間ができたら細密画になりきれてないよくわからない絵を描いてるんだけど、ちゃんと世界観を持って描けるとこうも迫力と美しさを感じられる作品に仕上がるんだなぁと、こちらもまじまじと鑑賞。

09：衣 真一郎「Landscape - Mountains, Lake, Tumulus -」

あ、群馬だーってのをすごく感じられた作品。特に自分の興味を持つ分野がモチーフとして描きこまれていたせいもあるのだが。見ててあれこれ見つけて楽しくなる作品だった。

10：高橋 洋直「crusher」

土木好きとしてはついつい食いついてしまう。カニクレーンっぽい造形に思わず顔がほころぶｗ

10：茂木 康一「レシピ」「窓」

鉄？の作品なんだけど、なんか空気感を感じるというか、なんか柔らかそうな感じがするというか。

アートプロジェクト高崎 ART PROJECT TAKASAKI