
配信後記:堰堤どうしよう #18
2/13に、第18回の配信を行いました。本来水曜日に配信なんですが、別件で外出予定ができてしまい、戻り時間の保証がなかったので一日ずらして実施となりました。
曜日が変わると他の定期配信があったりで、今回はそんなに人もこねーだろうとたかをくくってましたが、たくさん来ていただいてありがとうございましたm(_ _)m
更に不幸なことに明け方に発熱してしまいw。平熱35度台の私が9度叩き出したんで、体温計の数字見て「こりゃ駄目だ\(^o^)/」となり、お仕事もお休みに。丸一日気合い入れて寝たら熱は下がりましたが、ちょっと咳が残ってしまい、お聞き苦しかったところもあったかもしれません。来週までにはしっかり治しておきます(キリッ
下久保ダムについて
というわけで、今回はいつも以上に頭の回転が駄目だろうと思ったので、これまで講演会などでよく話している推しダムの紹介を小一時間することにしましたw

今回のは2021年にネットイベントで講演した際のスライドから。
下久保ダムの役割について

うちの推しダムは、利根川水系9ダムの一つで、利根川上流群の中でも下流側にある下久保ダムです。群馬県と埼玉県の県境を流れる神流川に作られたダムで、上毛かるたでは「り」の札、「理想の電化に電源群馬」で建設中の様子が絵札になっています。

下久保ダムは多目的ダムです。たくさんやることがあるので、そちらをご紹介。ちょっと難しい話などもありましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
その中でちょっと知っててほしいなーって思うのが、コレ

ダムからの補給状況を示すグラフなんですが、青く塗られているところがダムから補給した部分になります。河川の水量が足りない時や水需要が高まっている時に補給をするのですが、一年の内、200日を超える勢いで実は補給してたりします。
下久保ダムの特徴について
そして、ダム自体の紹介もちょろっと。

下久保ダムのゲート群は、大変わかりやすく配置されていて、ダムのゲートについて説明する時に示すのにとても都合が良かったりします。
一番上のクレストと呼ばれるところが、非常用洪水吐。やっべぇ量の水が来た時の最後の砦となるゲートです。
その下にあるオリフィスと呼ばれるところが、常用洪水吐。大体はここのゲートで洪水の処理は賄えてます。
一番下にあるのがコンジット。ここは、河川の水量を安定させるために、河川の状況に合わせて水を補給したりする、細かい対応をしているところになります。
そして、下久保ダムの特徴といえばコレ。直角に折れ曲がるボディです。

他のダムではなかなか見ることのできない、直角なカド。町田はここがお気に入りで、ダムが好きというよりダムのカドが好きなんだろ?と言われる程度にカドカド言ってる時期もありましたw

この直角のカドが生まれた経緯などをお話しました。もともとはもっと小さなダムの予定だったんですよねー。水需要に応える為に対応した結果、この形が生まれたのでした。
私がカドだカドだと騒ぐようになってから、管理所の人との交流の中で「もっとカド推して行ったほうが良いって!w」とか言って焚き付けた結果、管理所内にある紹介ブースでも「カドのあるダム」と紹介してもらえるようになりました♪←
逆調整池の役割をもつ神水ダム
大規模なダムだと、目的や運用によって、放流量に波があったりするので、そこを安定化させるために「逆調整池」と呼ばれるダムがあったりします。


小さいダム、とはいえ、こちらもなかなか立派なダムなので、下久保ダムとセットで見てもらえると嬉しいなーなんて思っています。
ってな感じで、今回は町田の推しダム、下久保ダムのご紹介でしたー。
お付き合いくださり、ありがとうございましたっ。
来週は何の話しよっかなー。また、ご都合が合いましたら、遊びに来ていただけると幸いです。
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