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鑑賞記032「いちはらアート×ミックス2020+」<上>

千葉県市原市で開催されるアートイベント「いちはらアート×ミックス2020+」に行ってきた。2020年に実施予定だったが、昨今の情勢の影響(意訳)で、会期がずれこみ今となった。……ので、スケジュールがバッティングしまくっててなかなか行けず、2日間だけの鑑賞となってしまった。

いちはらアート×ミックスは、市原市内のざっくりと勘定すると9つのエリアで作品が展示されている。……ので、車で走り回ることになるw

牛久エリア

鑑賞パスポート

まずは上総牛久駅にあるインフォメーションセンターへ行って、鑑賞パスポートを購入。これがなくては巡れない。パスポートの販売は、上総牛久か五井のインフォメーションセンターで行っているので、電車で来る人は五井で買うと良いと思う。
そして、牛久エリアの作品鑑賞。

柳健太郎「KINETIC PLAY」
マー・リャン「移動写真館」

里見エリア

喜動房倶楽部さんの豚汁♪

里見エリアに行く時には、必ず里見駅に寄る。週末は喜動房倶楽部さんの活動があることが多いので。小湊鐵道の里山トロッコ乗ってくるお客さん向けに地域の特産品やら飲食物やら提供されている。ここのドラム缶窯で焼いた焼き芋が美味しいのでそれ狙って行ったんだが、タイミング合わずw 豚汁あるよー♪ってんで、具だくさんの豚汁頂いた。これがめちゃ美味い。オススメですw

旧里見小学校

モグラのラジオやってた開発先生が今回もモグラハウス出展されてました。何年ぶりー!?とか言いながらモグラさんと記念撮影w 体育館では高橋啓祐さんのインスタレーション。布をスクリーンにして映像重ねるの、近年流行ってるのかな、結構遭遇するようになってきた感じがする。
里見食堂でカツカレー頂いて満腹、満足♪

開発好明「モグラハウス」
高橋啓祐「Artists’ Breath」
里見食堂でカツカレー♪

白鳥エリア

旧白鳥保育所

高山夏希「conjunctionー名詞から接続詞へー」
五所純子「FOOD COURT」
前田エマ「エマらじお in いちはら」

月出エリア

月出工舎

どの会場も見逃せないんだけど、月出は毎度必ず寄る会場だ。今回も印象深い作品が集まっていた。
かつて校庭だった場所には大きなテントが張られ、竈が組まれている。そこで焼いた焼き芋と銀杏をゲットした♪

岡博美「その内に持つ色」
鍛治 瑞子「The Traces of the Environment and Textures - TSUKIDE」
田中奈緒子「彼方の家」
田中奈緒子「彼方の家」

養老渓谷エリア

アートミックスの鑑賞時間は10時~16時だ。月出の鑑賞終わったところで16時を迎えようとしていたので、養老渓谷エリアの鑑賞は諦め……なくても観られる場所があるので足を伸ばす。

石神

春に菜の花畑になって、黄色の絨毯の上を小湊鐵道が走っていくのが人気なスポット。到着したら、運良く通過タイミングだった♪
線路脇にひとつ作品がある。こちらが暗くなるとライトアップされる。

石神を通る小湊鐵道
ターニャ・バダニナ「空への階段」

高滝エリア

もう日も落ちて鑑賞時間も過ぎて……るけどまだ観られる場所がある。

市原湖畔美術館

高滝ダムのダム湖である高滝湖畔には美術館がある。こちらもパスポート持っていると入館できる。ここが平日は17時までなんだが、休前日(金・土)は19時、休日(日・祝)は18時まで延長してくれているので、ロスタイム鑑賞のスポットとしてオススメしておくw

KOSUGE1-16「Heigh-Ho」

戸谷成雄 森―湖:再生と記憶

美術館訪問時、企画展として、チェーンソーによる彫刻作品をてがける戸谷成雄さんの展示が鑑賞できた。

戸谷成雄「視線体-散」

関連展示「湖の記憶」

「暴れ川」と呼ばれ度重なる氾濫で人々を苦しめた養老川の本格的改修と工業化・人口増に伴う水源開発を目的に建設された高滝ダムとともに1990年に誕生したのが高滝湖。ダム建設に伴い110戸の家が湖底に沈んだ。
多目的ホールでは、ダムが出来る以前の地域の写真を募集、資料を展開。ダム好きさんは是非チェックいただきたい。

上総村上駅

いちはらアートミックスのキービジュアルとして目にした方も多かったであろう、駅で待ってる宇宙飛行士。あれは上総村上駅に居る。ここも19時位まで照明つけてくれているので、ロスタイム鑑賞にオススメ。

レオニート・チシコフ「7つの月を探す旅 第二の駅《村上氏の最後の飛行 あるいは月行きの列車を待ちながら》」

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余談:こどもと行くならカメラを持たせてみて

この日の鑑賞には、娘を同行させていた。リタイアさせていたスマホを起こして、好きに撮っていいよー、とカメラとして娘に持たせていた。
後で見返すと、親子の思い出としてだけではなく、こどもの視点の面白さで二度美味しいので、オススメしたい。

親がこんなふう(↑)に記録していた作品も、娘が撮るとこう(↓)である。

なんで斜めに撮ったのかとか問い詰めてはならない。本人が意図的にしたのか偶然なのか、そんなことはどうでもいい。自分とは違う視点との遭遇を楽しむのだ。(笑)

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イベント詳細については、公式サイトにてご確認ください。


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