鑑賞記024 「さいたま国際芸術祭2020」 ~メインサイト・地下~
メインサイトの地下空間。こちらに梅田哲也さんのインスタレーション作品群があるということで11/14の訪問時に行こうとしたら、同行していた娘が強烈に拒否反応を示しまして、ぜ~~~~~ったいこの階段は降りない!!と頑なに拒否するもので「明日で終わってしまうのに…」と思いつつ鑑賞を諦めたのですが…
やっぱ見たいやん!!!←
ということで翌日(とどのつまり最終日)の夕方に滑り込んできました!!
梅田哲也「0階」
梅田哲也さんは、その場にもともとあるものを素材としたインスタレーションを制作されるアーティストさん。旧大宮区役所に残されたもの・・・
って覗き込んだその瞬間から目に飛び込むむき出しのアレコレ、扉から伸びる光、もうワクワクしないわけがないw
かつて食堂だった場所は…
光が舞うステージになっていた。
棚に整然と並べられているものは…
道路工事に伴って採取されたアスファルトのコアー資料だった。
更に横を眺めたら、地図と一緒に立っている、あれは…!
道端でみたことありませんか?矢印が書かれてるタイルみたいなブロック。境界標っていうんですけど、未使用のピカピカ新品くんがこんなところに…!
・・・というわけで、途中からなんかアート鑑賞というよりは土木展に来てるような感覚に陥り、一人興奮しながらあちこち探索が始まりましたw
ひょいっと覗き込んだら、なんかこっち見てるのがいる。
めっちゃイケメンな測量機さんじゃないですかやだー❤
図面とか沢山貼ってあって、もう食い入るように見てました///
また別の部屋を覗き込むと・・・
大宮市の航空写真から地番を起こした地図と思われる。航空写真と白地図重ねた作品かーとか思ってたんだけど、どうやら航空写真から地番図起こしてたものっぽいですね?よくわかってないけど←おいw
パノラマ撮影したものも貼っておきます。
作品は目の前だけじゃなくて。
見上げたら露出しているダクトやら配管やらがまた素晴らしくて、上ばっかり見てた気もしなくもありません。
区役所が移転して残されたものたち。不要とされたものたちは、私にとってはお宝の山でした。
土木界隈には土木の日というものがありまして、それがなんと11月18日なんですね。土木の日イベントとしての展示会って言っても通ってしまいそうな作品群に、ひとり興奮しっぱなしでした。
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