上五島教会巡り(15)大曾教会
2021.11.20-23。五島列島の野崎島・中通島・若松島・奈留島のカトリック教会を旅してきた記録。
青方教会から青方港沿いを西に。
最初、教会の下の海沿いに到着した。長い階段を登っていくのだな、と思ったものの、地図をみると教会正面まで続く道があったので、行けるんだーって解釈してその道へ。運良く先客が居なかったのですれ違いとか発生しなかったから良かったものの大変細い道だったので、車で行けないことはないけど、運転に自信のない人は素直に下から階段で行かれることをお勧めしておく。
1879年に木造教会を建立し、1916年に現在のレンガ造りの教会堂となった。設計・施工は鉄川与助。2色のレンガを使い分けたり、凸凹を生かした装飾がされているのが特徴。
教会の正面では、教会の守護者であるイエス様が手を広げて我々を迎えてくださる。
個人的には、入口の装飾がとても印象に残った。
内部は重層のリブヴォールト様式の天井で非常に高く開放的な印象がある。
大曾教会は、鉄川与助が手掛ける重厚なタイプの教会では結構後の方の教会であるので、内部構造にしても、外部の装飾にしても、過去の経験を生かして、更に拡張された感じがした。
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【大曾教会(おおそきょうかい)】
教会の保護者:イエスの聖心
創建:1916年
拝観料・入場料:無料(献金箱にご寄付をお願いします。)
内覧時間:9:00~17:00
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