中之条ビエンナーレ2021鑑賞記[02]
2021.10.15-2021.11.14。群馬県の中之条で開催されるアートイベントを鑑賞してきた記録。
油井 瑞樹「掬する」
展示会場:旧第三小学校 No:83
すくい上げた水面に映る風景──その水はここに来るまでに長い時間を経て来ているのかもしれない。それをすくい上げた瞬間。そこに見えたのは何かな?
日常でもこの動きはあって。そう。朝。寝ぼけ眼で蛇口をひねり、何気に水を掬ってバシャッと顔に浴び……る前に手が止まった。
作品を見たことで、何気ない日常の一コマに、ふと考えるタイミングが生まれた。
窓一面、しずくが散りばめられている作品もあった。訪問日はあいにくの天候だったが、晴れていたら見え方がまた違ったかなぁ。
この手のものってしずくの一つ一つに目が行ってしまうとそれぞれの形や色、光り方とかの違いとか気になりだすと動けなくなってしまうので、個人的にとっても危険な作品である(笑)。
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公式サイトで公開されている動画がとても良いので是非ご鑑賞ください。
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