上五島教会巡り(02)曽根教会
2021.11.20-23。五島列島の野崎島・中通島・若松島・奈留島のカトリック教会を旅してきた記録。
野崎島に向かう為に、有川から津和崎へ向かう。途中にあるホテル内のベーカリーでパンが買えるという情報があったので立ち寄ってみたら、昨今の情勢の影響(意訳)でベーカリーは休業中だった。そんなこともあろうかと簡単な食料は調達済みであったが、食いっぱぐれと背中合わせの旅の洗礼を受けた。
計画ではまず北端の津和崎まで行ってしまい、野崎島に行った後、有川へ戻りつつ教会を巡るつもりだったが、ホテル近くに教会があったので先に立ち寄ることにした。ので、曽根教会がこの旅での初訪問地となった。
道沿いに数台分の駐車スペースがあったので、そちらに車を置かせていただいて、見学開始。
元は少し離れた場所に木造の聖堂を1899年に建築。鉄川与助が20歳頃に建築に関わったとされる。
現在の聖堂は1966年に新築されたものである。十字架のある塔や、建物側面にあるお花のモチーフが可愛い。
内部の見学は叶わず。なんだけど、教会側面に並ぶ窓からそっと覗かせてもらった。朝の光が教会の窓から差し込んでいて、とても美しかった。
東に五島灘、西に東シナ海と、日の出も夕陽も愛でられる眺めの良い場所だ。無原罪の聖母像が迎えてくれる。
ルルド
教会脇にはルルドがあった。
曽根教会のルルド。五島の教会にはルルドがたくさんあるという。この後、幾度も遭遇することになる。
赤ダキ断崖
有川から曽根教会に向かう途中に白草公園パーキングがあった。見晴らしがいいので車停めて景色を愛でてたら右手に真っ赤な崖が見えた。あ、これパンフレットで見た写真のやつだ。ここだったのかw とか思いながら鑑賞。
五島列島の形成を語る上で重要な火山噴火口が残っている貴重な場所……らしいが、どこが火口か下調べしてなかったのでよくわからなかったw
崖の地層は上下2層に分かれていて、素人でもハッキリ分かれてることを確認できる。下部は玄武岩などの凝灰岩、上部は赤色の岩滓(がんさい)層で、火山弾を多量に含んでいる。
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【曽根教会(そねきょうかい)】
教会の保護者:無原罪の聖母
創建:1881年(改修:1967年)
拝観料・入場料:無料(献金箱にご寄付をお願いします。)
内覧時間:9:00~17:00
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